こんにちは! 株式会社Razest広報担当の山﨑です。
今回は、代表の木村仁に突撃インタビューを実施! 日々、どんなことを考えながらゲームづくりに取り組んでいるの? どんな人と一緒に働きたい? などなど、当社をより知っていただけるようなお話をたっぷりと聞いてきました!
突然アイデアが舞い降りてすごい作品ができるわけではない
山﨑 今日は、応募を検討してくださる方に向けてRazestという会社について、そして求める人材についてお話していただきたいと思います。
木村 よろしくお願いします!
山﨑 まずは、社長のゲームづくりに対する思いについて聞いていきたいと思います!
木村 最初にお話しておきたいのは「ゲームが好き」と「ゲームをつくる」は明確に違うということ。たとえば「食」が好きといっても「食べるのが好きな人」と「料理が好きな人」は違いますよね。
料理って、いろんな素材の組み合わせで決まるじゃないですか。料理人は食材や食べ方を試してみて、時には食わず嫌いせず珍味も食べてみる。そうやって研究していたら、絶妙な組み合わせを発見することもありますよね。たらこスパゲッティ発明した人とか超天才ちゃう!? 思いますし……
山﨑 たらこスパゲッティ好きなんですね(笑)
木村 僕はゲームもそうだと思っていて。突然、アイデアが舞い降りてすごい作品ができるわけではないんですよ。ゲームクリエイターも、さまざまな素材を組み合わせて「うまい!」といわれる作品を作っているんです。
山﨑 つまり、いろんな作品を知るのが大切ということですか?
木村 そう。僕も、たとえば乙女ゲームをやったりします。「うまいなあ」「悔しいなあ」って勉強になるし「僕だったらここをこうするな」って考える。乙女ゲームのすごいところって「あの時、そういえば……」って去年の伏線を回収しはじめたりとか、内容が深いんですよ。女性を喜ばせるストーリー、かっこいいキャラクター、ドキドキさせるセリフ。男性向けのいわゆるギャルゲーとは、労力をかけている部分が違うんだなとわかります。
山﨑 すごい分析されてますね……!
木村 自分の作品に生かされるかどうかはさておき、乙女ゲームやギャルゲーという素材も、ゲームクリエイターとして持っておく必要があるんです。ある時「この組み合わせ完璧やん!」って、たらこスパ並みの作品ができるかもしれないでしょ。
大切にしてほしいのは、ゲームが好きだった「あの頃」の気持ち
山﨑 Razestが掲げる「プレイヤーでいよう」という企業理念にはどんな思いが込められているんですか?
木村 大前提としてプロとしての土台を培ったうえで「子どものころ、ゲームが大好きだった気持ちを忘れずにいよう」、つまり初心に帰ろうと言っているんですね。
「仕事が忙しくてゲームを楽しむ時間や余裕がなくなった」とクリエイターが話しているのをよく聞きます。僕たちは予算やスケジュールといった大人の事情の中でゲームをつくっていて「自分が本当に作りたい作品とは乖離しているんじゃないか」という悩みをみんな持っている。ホラーゲーム好きな人が一生懸命、子ども向けのゲームをつくっていたりするんです。
山﨑 たしかに、ゲームが仕事になると、純粋に好きだった気持ちを忘れてしまうのも想像できます。
木村 でも、世の中には下着メーカーで働く男性だっているし、介護用品をつくる若者もいる。相手を思いやって、自分に全く関係のないものをつくっている人ってたくさんいますよね。だから基本的にはゲームクリエイターもそうあるべきです。
でも、どこかに自分の子ども心を残しておこうと。それが、子ども心を爆発させるユーザーさんに喜ばれる作品づくりにも生かせるはずですから。
ゲーム嫌いの人もOK。それぞれの力を発揮してほしい
山﨑 「こんな方に入社してほしい!」という具体的な人物像はありますか?
木村 まずはさっき話したように、大人の事情に翻弄されてゲームづくりに不自由を感じているクリエイターの方ですね。Razestは親会社や大株主がいるわけじゃないから、大企業に比べればしがらみなく、自分が本当に作りたい、遊びたいと思うゲームを作れる環境があります。ゲームを好きだったころの気持ちを思い出して、思いっきり冒険してほしいですね。
あるいは「ゲームなんてしません」という、ゲームを好きじゃない人にも来ていただきたいです。
山﨑 え! いいんですか!?
木村 ゲームを知らない人のほうがかえって、ユーザーさんへの想像力を働かせて、サービス精神旺盛に面白い作品をつくる場合もあるんですよ。もちろん、そういう人には、別の分野としてマーケティングの知識だったり、営業力だったり「売れるものをつくる感覚」を持っていてほしいんですが。
山﨑 なるほど。違う視点や新しい知識を求めているんですね。
木村 Razestは今、会社の改革期に入っていて、新しい化学反応を求めているんです。業界全体のゲームづくりがテンプレ化しつつある中、Razestはなんとか工夫して100%オリジナルのゲームをつくり続けています。新しい作品を生み出す苦労も、喜びも感じながら力を発揮していただける環境でもあるんじゃないかなと思いますので、興味のある方はご応募ください!
山﨑 社長の話を聞いて、私自身も勉強になりました。ありがとうございました!
木村の熱いお話、いかがでしたか?
当社に興味を持ってくださった方はぜひ一度、Razestへ遊びに来てくださいね!