1月29日に豊島区庁舎 としまセンタースクエアで開催されました「隈研吾氏とまちづくりを考えるシンポジウム」にいて、弊社代表栗原がコーディネーターを務めました。
このシンポジウムは、現在計画・工事が進められている、豊島区旧庁舎跡地のプロジェクトを中心として、今後の池袋の街づくりを話し合うというもの。
前半建築家の隈研吾氏より基調講演があり、後半は池袋のまちづくりに関わる方々を加えてパネルディスカッションが行われました。
基調講演においても、パネルディスカッションにおいても繰り返されたキーワードは、「機能複合」と「多様性」池袋の「ごちゃごちゃした感じ」は、今まではマイナスと捉えられていたのですが、そうではなく21世紀型の街にとっては大きなメリットになるというもの。
J.ジェイコブスが唱えた生き生きとした街の姿に近く、おおきなポテンシャルを秘めているのが池袋というお話でした。乗換拠点であり、商業もビジネスもエンターテイメントもある。また大学もあり、住居も近い。そのように、機能複合、多様性を持つのが池袋。
登壇者の方々に対して、栗原の方からも「街をメディアとして活用していくためには」「イベントを主催する側の立場から捉えたときの、池袋のセールスポイントは」などのお話を伺い、議論を深めました。
全国的にも話題を集めた新庁舎が完成し、さらに跡地プロジェクトにより大きく街にインパクトが期待されている池袋。この街から目が離せません。
(内原)