こんにちは、P'sの堀内です!
私たちエンジニアの間では、よく「サーバー死んでね?」や「ネットワーク反応ある?」といった会話はよくチャットでもリアルでも飛び交いますよね。そんな時に、とりあえず、思い浮かんで実行するのは「ping」コマンドだと思います。
しかし、実は“SNMP”という心強い味方もいるんです。でも、このふたつ、つい同じものだと思われがち。そこで今回は“ping と SNMP の違い”を、ざっくりご紹介します!
目次
それぞれ違いと概要について
🏓 ping:まずは“生死確認”の定番!
🔍 SNMP:深掘り“見える化”のプロ
● つまり、ping は「とりあえず話しかけ」、SNMP は「詳細に会話する」イメージ。
こんなあなたを待っています!
それぞれ違いと概要について
🏓 ping:まずは“生死確認”の定番!
- 仕組み:ICMP(Internet Control Message Protocol)を使い、相手に「元気?」と問いかけ、応答が返ってくるかをチェック
- 得られる情報:
- 応答が返ってくるか(到達性)
- 返事が来るまでの往復時間(RTT:Round Trip Time)
- メリット:
- 設定不要で手軽
- 応答が遅い/届かないだけで問題の切り分けができる
- デメリット:
- 応答が返る/返らないだけで、CPU使用率やメモリ残量などはわからない
- そもそもICMPを遮断していると機能しない
🔍 SNMP:深掘り“見える化”のプロ
- 仕組み:UDPを使い、サーバーやネットワーク機器の各種統計情報を取得
- 得られる情報:
- CPU/メモリ使用率
- インターフェースごとのトラフィック量
- 温度や電源状態など、あらゆる“OID”(オブジェクト識別子)
- メリット:
- 単なる“生死”以上の詳細データが取れる
- しきい値を超えたら自動アラート、グラフ化もお手のもの
- デメリット:
- 初期設定がやや複雑(コミュニティ名や認証設定など)
- 大量データを扱うと監視サーバーに負荷がかかることも
● つまり、ping は「とりあえず話しかけ」、SNMP は「詳細に会話する」イメージ。
普段の業務では、まず pingで大まかな死活をチェックし、細かい障害原因やパフォーマンス問題は SNMP で追いかける――そんな2段構えの運用がベターです。
こんなあなたを待っています!
- ネットワークやサーバーの「なんで?」を突き詰めるのが好き
- とりあえずping だけじゃ物足りない
- チームでワイワイ知見を交換しながら、一歩先の監視システムを作りたい
まずはカジュアルにお話しましょう!
社内ではSlackにインフラ、Web系関係なくコマンドやトレンド技術に関することを発信するチャンネルがあります!
開発者も運用者もお互い、技術を高めあっていきましょう!!
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