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「新しいことへの挑戦と、その価値を追求していく」 元インターンインタビュー

プロフィール

山本 真也
株式会社HEALTHREE 代表取締役社長

プレイライフ(現バヅクリ)でのインターン、サイバーエージェントの子会社でのインターンを経て、新卒でサイバーエージェントに入社。入社後半年で独立し、現在はヘルスケアアプリを運営する会社の代表を務める。

インターン時代について

プレイライフ(現バヅクリ)との出会い

もともと関西の大学に通っていて、日本を訪れた外国人向けのイベントを企画・運営していました。その活動を通じて、「どこに行ったら良いか教えて欲しい」という声をよく聞いていました。

さまざまな観光・おでかけメディアが存在していますが、スポット単位の単発的な情報提供に留まっていて、「その後どこに行って、どこでご飯を食べたら良いか?」など、その先につながる導線まで紹介しているメディアはありませんでした。

そんな中、モデルコース型のメディアを探していた時にプレイライフを見つけ、人づてに代表の佐藤太一さんを紹介していただきました。お話をする中で会社の未来像が面白すぎて、自然とここで働きたいという気持ちになっていきました。

インターン時代の印象的なエピソードはありますか?

最も印象に残っているのは、代表の太一さんの頭のキレの良さです。例えば、分厚い本を渡されて「15分で要約しろ」と言われたことがありました。その時に教わったのは、前から順に読むのではなく、まず目的を考え、目次から必要な箇所を見つけ出すという読み方でした。

単に読むだけでなく、常に目的を持って考えることの大切さを教わりました。移動中に「お前は何も考えてない!」と怒られたこともあり(笑)…今でも強く心に残っています。

インターンでの主な業務と得られた学びを教えてください。

記事のライティング業務が中心でしたが、私は将来起業したいという思いがあったので、記事を書く以外の時間も積極的に代表の近くにいるようにしていました。スタートアップならではの経営者と身近に働ける環境は、私にとって非常に貴重な経験となりました。

特に大きな学びは、ゴールから逆算して目標に対して何をすべきかを考えるという思考方法です。例えばライティングであれば、誰に届けたいのか、どう書いたら良いのかを常に考える。この考え方は今でも自分の仕事のベースになっています。

苦労した点はありましたか?

PVが伸びないことには苦労しました。色々と試行錯誤しても、なかなか成果が出ない時期もありました。

ただ、会社の特徴として、基本的には仕事をまるっと任せてもらえる一方で、困った時には相談に乗ってくれるという適切な距離感が自分にとっては心地よかったです。



現在について

大学卒業後のキャリアについて教えてください。

新卒でサイバーエージェントに入社しました。実は入社前、サイバーエージェントの子会社でインターンをしていて、そこで経営陣により近い位置で働ける環境に魅力を感じていました。

その後、本社に入社し広告代理事業部に配属されたのですが、小規模組織で事業を作っていく方が自分に向いているという思いから、入社からわずか半年後に退職を決意しました。そこから起業の道を歩み始めました。

最初は広告・マーケティングの会社を立ち上げ、約5年間運営していました。その後、2022年にWeb3の技術が出てきた際、「これは世の中を変える可能性がある」と考え、マーケティング会社を売却。新たな挑戦として、Web3関連の事業を立ち上げました。既存の広告代理店業界ではトップ企業に勝つのは難しいですが、新しい領域であれば可能性があると考えたからです。

そんな中で、健康習慣の継続という社会課題に着目し、Web3の技術を活用したヘルスケアサービスを開発することになりました。

事業・サービス内容を具体的に教えてください。

HEALTHREE(ヘルスリー)」というヘルスケアアプリを開発・運営しています。ダイエットを始めても三日坊主で終わってしまったり、運動を頑張ろうと思っても続かなかったり...みなさんにもそのような経験ありますよね?
特に生活習慣病の人が増えている中で、病気になる前の段階でケアができれば一番いいんですが、「頑張って健康的な生活を!」と意識改革を促すだけでは難しいと考えました。

そこで発想を変えて、「楽しければ自然と続けられるのでは?」というアプローチを取ることにしました。具体的には、ゲーミフィケーションとインセンティブを組み合わせたアプリを作りました。歩いた距離に応じてポイントが貯まり、そのポイントはそのまま換金できます。
また、アプリ内にはゲーム要素も組み込まれていて、アイテムに能力値があったり、レベルアップしたりする仕組みになっています。

現在の仕事のやりがいを教えてください。

できるかどうか分からないことに挑戦して、その反応が数字として返ってくるのが面白いですね。例えば新しい機能をリリースした時のユーザー数の変化や、売上の推移など、世の中からの反応がダイレクトに返ってくるのが、この仕事のやりがいだと感じています。
最近では大手企業とのコラボレーションも実現し、一歩ずつ前に進んでいます。

また、メンバーや投資家のみなさまの協力があってこそ挑戦できているという環境にも感謝しています。


バヅクリ代表の佐藤太一とのツーショット

最後に、就活生へのメッセージをお願いします。

今のうちに、自分で考えて決断する経験をしておくといいと思います。うまくいけば自信になるし、失敗しても必ず次に活きてきます。
与えられた仕事を言われた通りにこなすだけ、というのはどこでもできることです。でも、自分で考えて挑戦させてもらえる環境、任せてもらえる環境に身を置く方が、圧倒的に成長できると思います。

あと、みんな迷ったら「とりあえず大手を目指そう」と考えがちですよね。だからこそインターンって本当にいい機会だと思っていて。
「ベンチャーに行きたいけど、よく分からないし怖い…」という声もよく耳にしますが、実際にベンチャーでの仕事を体験してみて、納得して進路を決められるっていうのは大きいと思うんです。ベンチャーを知った上で大手に行くのか、よく分からないまま選ぶのかでは、全然違いますよね。

自分の意思で動ける環境で経験を積むと、その後の人生にも絶対影響してくるはずなので。


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