医療・介護従事者向けの情報サイトや、ライフスタイル系Webメディアなどの編集・ライティングを担当している関香里。 “求めていた発見や挑戦がPlayceにはあった”と語る彼女に、ライターを志したきっかけや将来の展望について聞いてみました。
<プロフィール>
関 香里
2017年入社
趣味 ピアノを弾くこと
好物 餃子
将来を変えた、一つの広告コピー
私は昔から文章が好きで、本や記事を読んだり、素敵だなと感じた言葉をノートにまとめたりしていました。物語も大好きで、アニメやドラマなどもよく観ていたのですが、なかでも日本語の美しさに感銘を受けたのが、高校生の時に友人から勧められて観たアニメです。 エンディング曲の歌詞に、“偶然の出会い”という意味の「邂逅(かいこう)」という単語が出てきたのですが、その単語一つがストーリーのすべてを表現していて。言葉ってなんてすごいのだろう、日本語は美しいなと思いました。そして、それをきっかけに、言葉に携わる仕事に興味を持つようになりました。 言葉を使う職業はたくさんありますが、なかでもライターを目指したいと思うようになったのは、学生時代。コピーライターの尾形真理子さんが手掛けた「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。」というルミネの広告コピーに出会ったときです。 そのコピーを目にした瞬間、試着室の情景や、試着室で着替える女の子の表情、気持ちが一気に思い浮かびました。短い文章一つで、さまざまなことを伝え、感じさせることができる。言葉の持つ力や、広告コピーの面白さを知った経験は、その後の自分の将来にとても大きく影響したように思います。
美しい言葉を学ぶために転職を決意
大学卒業後、娯楽専門会報誌を発行する会社に就職し、念願がかなってライターとして働き始めました。仕事を覚えていくなかで、次第に文章を書くテクニックや印刷工程などの専門知識を基本からしっかり学びたいと感じるようになったのですが、当時の会社には編集やライターの経験が豊富な人がいなかったんです。そこで、次第に転職を考えるようになりました。
そんなときに出会ったのがPlayceです。「わかりやすく美しいことばで読み手に届けるよう意識しています」という会社案内がとても深く印象に残ったことを今でも覚えています。自分もこの会社で美しい言葉を学びたい! と思い、編集・ライター職の採用試験に応募。ダメもとで受けたので、内定をもらえたときはびっくりしました。 こうして、ライターになれる! 学べる! という思いだけで入社したので、編集の仕事を少しずつ知っていくにつれて、業務量の多さに驚いています。ライターとして働いていたときは文章を書いて終わりでしたが、編集は企画出しや進行管理、アポ取り、デザイナーさんとのやりとり、ファクトチェックなど、いくつもの工程を踏み、多くの人と関わりながらコンテンツを作っていくのが仕事。その一つひとつが前の職場では経験し得ないことで、まさに私自身が求めていたものでした。仕事はまだまだ分からないことばかりですが、文章の書き方や構成の立て方、作業の必要性など、順を追って上長が丁寧に説明してくれるので、理解しやすく、毎日がとても充実しています。
プロとしての覚悟を持って努力し続けること
良い企画や原稿を書けるようになるために学ぶべきことは山ほどありますが、最近取り組んでいることの一つに、赤字の振り返りがあります。上長から、原稿チェックで入った赤字を振り返ることの大切さを教えられてから、自分の文章を読み返し、赤字を参考に文章を手直ししたことで、どのように原稿が変わったのか振り返る時間を設けるようにしました。そうすることで、慌ただしく赤字を参考に手直しするだけだったときよりも指摘されたことを次のライティングにしっかりと活かせるようになりました。 書く仕事はだれにでもできること。それでもライターや編集という専門職があるのは、プロならではのテクニックや引き出しを持っているかどうかだと思います。日本語や文章が好きだからという気持ちはもちろん大切ですが、きちんとした日本語を書く、きれいにまとめる、という覚悟こそ重要なのだと、この会社に入ってから学びました。 いつか私も、おもしろくて何度も読み返したくなるような文章や、心にとどまるような文章を書けるようになりたいです。そのためにも、しっかりとプロとしての覚悟を持ち、良い文章を書けるようになるための努力を続けていきたいです。
【月に一度、会社説明会を開催しています】
現在Playceでは編集、ライティングの実務経験のある方を募集しています。興味を持った方は、月に1度会社説明会を開催していますので、ぜひご参加くださいませ。 説明会への参加については、個別にメッセージをお送りしますので、「話を聞きに行きたい」からエントリーをお願いいたします。