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社内コミュニケーションが複雑化して課題になるのは、事業も社員数も急拡大するスタートアップの常。今朝、久しぶりにプレイド内のSlack利用ポリシー(のようなもの)が社内で共有されたのですが、それが結構シンプルで良いなと思ったので公開します。
(「のようなもの」と書いたのは、これが絶対ではないから。ルールは極力減らし、常に変わる・変えていくがプレイドの前提です。)
1.個別、privateチャンネルはなるべく作らないようにしよう!
透明性は常に大事!人事以外でprivateとDMはなるべく使わずにpublicで他の人にも見てもらえる状況にしよう!
2. 同じ人が関係しているのならチャンネル増やさず、既存のチャンネルを使おう!
中身に関することでチャンネルを分けると人を増やしたり減らしたりが面倒だし、頭も無駄に使うことになるので一つにしよう。内容が交差してても同じチャンネルにガンガン投稿しちゃおう
3.reopenすればいいので動かないチャンネルはガンガン閉じよう!
4.よほどの緊急性が無い限り基本は非同期の返信を期待しよう
Slackを使ってる人からすると「シンプルだね、そうそう」という感じでしょうか。
また、ポリシーの補足としてこんな前提が社内では共有されています。
また、出来うる限り透明性を気にしよう。多少個別に送った方が摩擦が少ないな、と感じることであっても勇気を出してpublicに情報を流そう。正しいことを言うのに躊躇はいらないので、そういう時に他人の感情は気にしないように心がけよう(逆に自分の感情は自分でコントロールしよう)。練らずに・
適当に・思った時に
書き込んでおくっていうのが大事。
全員知っていることで最終的な摩擦は常に少なくなるし、物事は常に前進しやすくなるものだということを意識しよう。
私は今回これを読み直して、ついつい緊急性のない事案もリアルタイムの返信を期待してる or 期待されていると思い、すぐ返信しようとする自分に気がつきました。
相手と自分の生産性を考えるのなら、非同期の返信を基本とするのは大事なことだと思います 。
加えてCTOの柴山も上記の補足をしていますが、組織が大きくなるにつれ、PublicとPrivateでのコミュニケーションの流通量は逆転し、その差が開く一方になるのが普通だと思います。そこに、非効率性や情報共有における課題が生まれます。
だから入社したら早いうちから、個人がPublicでの発言に慣れることや、新しく入った人が後から情報を追えることを前提に、フロー型の情報流通場所(今はSlackやWorkplace)とストック型の情報流通場所(esaやGithubなど)をうまく使い分けていく必要があります。
このあたりはプレイドでもいろんなツールを試し、トライ&エラーを積み重ねながら、組織と個人が学習している最中です。
ということで、Slackを使った社内コミュニケーションについて今回書いてみました。
この2〜3年で日本にも急速に広まったSlackですが、最近は「Slack辞めます」って企業の話も耳にしたりします。実際、私の隣に座ってるエンジニアもSlack辞めようってよく言います。笑
改めて今回感じたのは、Slackを含む全てのツールやコミュニケーションは、自分たちの生産性を高められるかをしっかり考え続けることが大事ということ。
さらにプレイドでは、ルールはなるべく作らずに、各自が良いと思ったことをガンガン進めるべしという独自の文化があるので、今朝のSlackポリシー共有とその後の議論も最後には「みんなで徹底しましょう!」ではなく、こんなコメントで閉められています。
「まぁそのやり方が合わないなと思うなら自由にやってもらっても構わないw」
ちょっと、力が抜けるようなコメント。ですが、個人を尊重することがプレイドのカルチャーなのです。
ユニークさを保ちながらスケールするチャレンジが、社内コミュニケーションのあり方にも現れると感じた今朝のやりとりでした。