みなさん、こんにちは。4月から株式会社ピアラでお世話になります中川佳実(なかがわよしみ)と申します。学生生活も残り少なくなり、社会人になることに若干の焦りを感じている今日この頃です。
世間は平昌オリンピックで盛り上がっていましたね。私は毎回、開会式の選手入場で感動して号泣しています(笑)選手たちの晴々しい姿はすごくカッコイイですよね。オリンピックといえば、2年後に東京オリンピック・パラリンピックがありますが、今からとても楽しみにしています!!
ここで少し自己紹介をさせていただきます。
私は大学院で英文学を専攻し、イギリス現代女性作家やジェンダーについて研究しています。最近やっと修士論文を書き上げました。もう一生やりたくないです(笑)
趣味は、海外旅行、プロ野球観戦(毎年キャンプにも行きます)、ネットで物件を見ることです。
☆なんでなんでウーマンとは・・・
タイトルにありますように、私は色々なことに「なんで?」と疑問を持つように意識しています。なぜかと言うと、物事を多面的に見ることや物の本質を見る訓練をしたいからです。
きっかけは留学をしていた時のルームメイトでした。彼女は私の発言に対してwhy why whyとなんでも聞いてきて、私が答えに詰まると「なんで自分が言ったことなのにわからないの?」とかなり攻められました(笑)
よく考えてみると私はなんでも「へぇーそうなんだー」とスルーしてしまう傾向が強かったように思います。ですので、意識して訓練する必要があると考えました。
自分の意見に「なんで」と聞かれて答えられないと説得力もないですし、それは社会人になったら致命的であると思います。
また何かを学んだり、考えたり、見たり、聞いたりした時にも「なんでそうなのかな」と考えてみることは自らその知識を膨らませることに繋がります。
私はあらゆることにしっかりと疑問を持つことを大切にしていますし、これからもしていきます。
就活はまさにこれが試されるときでもありました。「私は何をしたいのか」「なぜそれがしたいのか」などと自分に「なんで」をぶつけ続けていました。こんなにも自分を客観的に見て分析するという機会は今までになかったように思います。自分と正面から向き合うのは難しかったですが、絶対に必要なことであり、学生のうちに機会が持てて良かったです。
一つのことを多面的に見るようになれば、あらゆる角度からアプローチができますし、周りとの差別化や自分の強みに繋がると思います。(私は自ら新しいことを生み出せるタイプではないので…)
疑問を持つことは興味を持つことにも繋がっている気がします。以前本で「変わったもの、新しいものに興味を持たなくなったら、人間は9割方終わっている」と読みました。確かに興味は生きる活力にも繋がっていると言えます。そしてこれは、日々の生活や仕事にも通じることであると思います。
私は社会人としてのスタートラインに、「しっかりと自分で物事の理由を考える」という意識を持って立ちたいです。
☆最近気になっていること・・・
そんな「なんで」訓練中(笑)の私はここ最近日本でのLGBTQへの理解や取り組みが急速に広がっているということが気になっています。例えば2018年1月期のドラマでは、LGBTQを扱っているドラマが4本あります。
調べて見ると、背景には東京オリンピックがありました。
IOCが作成したオリンピック憲章を読んでみると、そこには「性的指向による差別の禁止」と記載されていました。最近は企業のCM、商品、名刺、バッチなど様々なところで、
(資料)首相官邸ホームページより転載
このエンブレムを見ることも多くなってきました。
企業は、オリンピックに関わる為の条件の一つとして提示されているLGBTQ問題にしっかりと取り組んでいるということを示す必要があるらしいです。私はジェンダーの研究をしていたので、参加する為のツールとしLGBTQ問題は利用されてしまっているのはないかと少し穿った見方をしてしまいました。
動機はどうであれ、日本が今まで積極的に取り組んで来なかった問題を影響力のある企業が取り組むことはいいことであると思います。
オリンピックがおわった後にどうなるのかに注目し、しかっりと考えていきたいです。
このように今起こっている現象に対して疑問を持つことで、今までただスポーツの祭典として見ていたオリンピックの違った一面を見た気がしています。
以上私の最近気になっていることでした。
残りの学生生活をしっかりと問題意識を持って過ごしていきたいと思います。
4月から宜しくお願いします!
文章を書くのは得意ではないですが、今回チャレンジさせていただいて、とても楽しかったです。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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