週報のイメージ
皆さんは週報に対してどんなイメージを持っていますか?
・書くのが大変
・なんでわざわざ文字に起こして報告しなければいけないのか
・強制されている感が嫌だ
・仕事の内容ばかりでつまらない
このようにネガティブなイメージを持つ方がほとんどと思います。
しかし、弊社の週報は他社のものとは一味違います。
この記事では、そんな弊社の週報について紹介していきます。
エンタメ週報
弊社の週報はエンターテイメントに寄っています。
一体どういうことでしょうか。
各項目は
- 業務内容
- 先週のドヤ
- 先週の学び
- 先週の壁
- 他人の週報で気になったこと
- 健康だったか
- 結果を出したか
- 挑戦したか
- 感謝したか
という9つの項目がテンプレートで指定されています。
1~5は文章で記述し、6~9はABCDのランクを選択します。
各項目、「特に何文字以上書く」とか、「こういう内容を書くべし」のような縛りはありません。
今週のドヤなんて、謎な項目もあってフリーダムですね。
ドヤはドヤ顔のドヤで、自分が頑張ったことをアピールします。
仕事のことはもちろん、プライベートでこんな技術を使って何かできた、という投稿もありますし、中にはゲームでこんなことができた、なんて、エンジニア業に全く関係ない自慢まであったりします。
私は週末何キロ走っただとか、筋トレをした、というようなことを大体毎週書いています。
他の学びや壁についても、特に仕事の話題である必要は無く、プライベートの話から家族の話、家電やガジェットに至るまで、様々な話題が飛び交っています。
つまり、弊社の週報は、社員それぞれが自分の情報を社内に開示しているのです。
週報への反応
そんな天真爛漫な週報に対して、他の社員はコメントで反応することができます。
弊社の週報はSlackに投稿されるため、週報の投稿に対して返信をぶら下げることができるのです。
コメントや、それに対するコメント返しをすることで社員同士のコミュニケーションが生まれ、この自粛の情勢でも交流を深めることができる、というメリットがあります。
社員の交流はそのまま会社の文化形成に繋がる為、組織の雰囲気を良くしたり、技術の知見を循環させる役割も果たしています。
表彰は週報から
弊社にはベストアーキテクトという、技術に秀でた社員を毎月表彰する制度があります。
このベストアーキテクトの選定基準になっているのが週報です。
週報に技術についての情報をたくさん書くと選定される仕組みになっています。
技術以外でもなんでも話題にできる週報ですが、真面目に技術の話をしても嬉しいことがあるので、より一層書くモチベーションが上がりますね。
まとめ
このように、弊社の週報は割と自由であり、かつ色々な効果を含んだ制度になっています。
情報の発信や交流は、個人にとっても組織にとっても重要です。
今一度、週報のような定期的な連絡手段のあり方を見直してみるのはいかがでしょうか?
そして、このような制度で活性化した組織で働くのは楽しそうだと思いませんか?