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受賞者インタビューvol.3┃過去最高の機能利用数に貢献した、開発チームの取り組み。

「テクノロジーをすべての人が使える世界に」をビジョンに掲げるペライチは、ホームページ制作ツールだけでなく、予約機能や決済機能などを含めたトータルサポートサービスを提供することで、個人事業主や中小企業を始めとするユーザー様のビジネス成長を支援しています。
今回はこの決済機能のパワーアップに向けた取り組みを通じてMVT(全社最優秀チーム賞)を受賞した決済チームの、エンジニア2人に話を聞きました。

前田 智光(まえだ・ともみつ)/開発部決済チーム エンジニアリングマネージャー
ペライチ入社前は、役者や芸能関係の仕事をしながら、知人エンジニアのサービス開発をプログラミング未経験ながら手伝っていた。その後、正社員として働ける環境を探していた中でペライチに出会い、2018年11月に入社。入社後はエンジニアとして各種機能の開発経験を積んだのち、スクラムマスターとしてプロジェクトを牽引する立場に。現在はエンジニアリングマネージャーとして、決済機能の開発を先導するのみならず、メンバーマネジメントも担っている。

福原 直也(ふくはら・なおや)/開発部決済チーム
高専卒業後、新卒でITベンチャーに入社。オンラインゲームやSaaSサービスの課金機能開発に携わった経験を通じて、決済周りの知見を身につける。スモールビジネス支援を行うペライチの事業内容に共感して、2022年1月にペライチのバックエンドエンジニアとして入社。前職で培った知見・経験を活かしながら、今ではフロントエンドの領域にまで活躍の場を広げ、入社1年目ながら所属チームのMVT(全社最優秀チーム賞)受賞に大きく貢献した。

-ペライチは2022年4月に「ペライチ決済」のSKU機能をリリースしました。どういった機能なのでしょうか。

前田:「ペライチ決済」は、ペライチ上でだれでも簡単にネットショップの開設や商品の販売、オンライン決済ができる機能で、幅広いユーザー様に利用いただいています。これまでのペライチは、サイズやカラー違いの商品を販売したい場合、1つずつ別の商品として設定する必要がありました。
今回SKU機能をリリースしたことで、同一商品で色やサイズ、セット販売などのバリエーションを柔軟に設定できるようになりました。従来よりも自由度高く商品の販売・管理ができるようになったことで、ユーザー様の決済機能の利用数も過去最高まで増えて、売り上げ拡大に貢献することができました。

ーこの成果を評価されてのMVT受賞でしたね。改めておめでとうございます!

前田:限られた開発リソースの中で、SKU機能だけでなく中小規模の開発案件やUXの見直しを地道に重ねてきたことが実を結んだ結果です。特に福原さんは入社して間もなく、さらにバックエンドエンジニアとして入社したにも関わらず、フロントエンド周りまで担ってくれました。自発的にプロトタイプを作ってくれたり、技術的に難解な課題に対しても積極的に他チームのエンジニアから情報収集して早期に突破してくれるなど、幅広く活躍していただき、本当に助かりました!

福原:難しいイシューは他のチームのフロントエンドエンジニアのサポートも得ながら解決していきました。決済チームだけでなく、開発部全体が「ALLペライチ」の精神で手を差し伸べてくれたからこその結果です。あとは、前田さんのオンボーディングも良かったですね。入社したてで、ペライチのソースコードへの理解が浅い中でも結果を出すことができたのは、私が即戦力になれるようしっかり道筋立てて早期の立ち上がりを支えてくれたから。それだけでもすごく安心感を覚えながら日々の業務に向き合えましたし、難しいイシューにも臆せず挑戦できました。

ー今のお2人の言葉からも、すごく良いチームワークが発揮されていたことが伝わってきました。チームマネジメントをする上で意識していることはありますか?

前田:日頃から「マネジメント」を強く意識することはあまりないですね。チームの目標を達成するためにやらなければならないことを明確にして、しっかり役割分担して進めることを重要視しています。その上で、いま誰が何をしているのか、それは何のためにやっているのかをチーム内に伝えて、互いが共通の理解のもと進んでいけるように心がけています。

福原:前田さんは「マネジメント」を意識していなかったと言っていますが、メンバーの私から見ると、前田さんのマネジメントがしっかり刺さっていたと思います。スケジュールを意識して優先順位を付けながら、時に必要に応じてリスクテイクする。間近で見ていて、「これがプロジェクトマネジメントか!」と勉強になることが多かったです。

前田:マネージャーとしては、感謝とごめんなさいをちゃんと伝えることは大切にしていますね。互いに尊敬し合い、出来ていないことがあれば立場を超えて指摘し合える関係を築きたいんです。

福原:確かに、何を言っても否定されたり、怒られることはないと思える安心感・信頼感があります。だからこそ、入社間もない私でも出来ていない部分や改善点を指摘することができますし、逆に私が指摘を受けることもあります。なぁなぁの関係性じゃないからこそ、エンジニアとして成長できる環境なんだと思います。

前田:SKU機能の開発はペライチの中でも規模が大きく、難易度が高い開発案件でした。プレッシャーがかかるミッションにチームで挑むには、信頼関係は欠かせないですからね。

ー実際の開発にはPdMなど、他チームも関わります。どのように進めているのですか?

前田:PdMと開発部のマネージャー陣、UIデザイナーが一堂に会するミーティングを、週に1回実施しています。各チームの状況などを共有し合い、それを踏まえてペライチ全体のロードマップを決めていきます。ユーザー様の課題解決に向けて会社として何を優先すべきか、全体最適の視点を持ってディスカッションを重ねる中で、決済チームが抱えている案件の優先順位も決まっていきます。

-案件が決まったあとは何から手を付けるのですか?

前田:必要な調査をチームメンバーと協力しながら進めた上で、全体の設計や期日、リソースを調整します。調査にあたっては、PdM主導で実施しているユーザーインタビューに同席させてもらうこともありますね。リアルな声に触れることで解像度が高まっていくので、自ずと決済チームとして取り組むべき課題やその解決法が見えてきます。

福原:ユーザーインタビューの他にも、ペライチ小学校(※)は結構見ていますね。リリースしたての新機能に対してもすぐにフィードバックをくれます。こうした愛あるサポーターの方々が支えてくれている点も、ペライチの強みだと思います。

※「ペライチ小学校」とは
ペライチが運営するコミュニティ「ペライチサポーター」のメンバーでもあるユーザー様が自主的に運用している、Youtubeチャンネル(https://www.youtube.com/@peraichi-shogakko)。ペライチのアップデート情報や、お役立ち情報、ペライチと相性の良いサービス、マーケティングのお話などについて、ユーザー様目線で発信いただいています。

-社員とユーザー様、一緒になって作り上げているんですね!素敵です。さいごに、この記事を読んでいる人にメッセージをお願いします。

前田:信頼関係を大切にしているのは決済チームだけではありません。経営陣もマネージャー陣も、いかに心理的安全性が高い職場環境を作って行くかは、とても大事にしています。すべての土台になりますからね。
「何を言っても大丈夫」「困ったときはお互い様」「新しい考えも大歓迎!」という考えが根付いている環境だからこそ、難しいことにも挑戦しよう!と思えます。こうした環境に惹かれる方であれば、ペライチは自信を持ってオススメできますね。会社としても技術力を高めるための取り組みや制度を増やしているところなので、エンジニアとして活躍しながら成長していける会社ですよ。

福原:ペライチのビジョンはターゲットもやることも明確です。壮大だけど、曖昧じゃない。これは、私がペライチに入社を決めた理由でもあります。入社1年経っても、入社前に感じていた魅力は間違っていなかったと思えます。ユーザー様にしっかり向き合ってサービス開発をしていきたいと思う方と、ぜひ一緒に働きたいですね。

-ありがとうございました!ペライチでは現在、様々なエンジニアポジションを募集しています。興味を持った方はまずはぜひ、気軽にお話してみませんか?

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