他業種からマーケティング職へ、その転身の秘話に迫る
今回は広告運用チームで活躍する伊藤 和歌子さんにインタビューをしました。転職して2年弱ですが、海外コスメブランドの広告運用などを担当する伊藤さん。他業種からマーケティング業界を選んだ理由や、活躍の秘話について聞きました。
他業種からの転職で悩まれている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
─ はじめに、伊藤さんのお仕事の内容について、簡単に教えてもらえますか?
私はいま、広告運用者として働いています。「運用型広告」と呼ばれるweb広告を活用し、お客様のサービス・商品の目的を実現することが広告運用者のお仕事です。
「運用型広告」というのはGoogleやSNS広告をイメージしてもらえると良いのですが、その裏側にはたくさんの機能が用意されています。それぞれがとても複雑ですし、新しい機能もどんどん追加されるので、上手に使いこなすのはとても大変です。でも、だからこそお客様は私たちを頼ってくれますし、とてもやりがいを感じられる仕事だと思います。
マーケティングの魅力に触れた、前職の経験とは⁉
─ ちょっと難しそうですね…。でも、どうして他業種から挑戦したのですか?
前職は空港での地上職と化粧品業界の営業職。たしかに全く異なる業界ですね。でも、私がマーケティング業界に興味をもったきっかけは前職での経験でした。
当時、化粧品業界の営業だった私の仕事は、担当コスメを売ってもらえるようにパートナーの美容院をサポートすることでした。実際に商品をオススメしてくれる美容師のもとに足を運びながら、商品の良さやキャンペーン情報を一生懸命アピールしていました。信頼関係ができてくると、美容師さんの方から「この商品はどう紹介したら良いの?」と声をかけてもらえることもあり、そんな時が一番のやりがいでした。
一方で、正直少し限界を感じていたのも事実です。一度売ってもらえるようになれば、あとは美容師さんの腕次第。私ができることは少なかったですし、他の新ブランドが発売された時など、売上が下がることを分かりながら何もできずにいることもありました。
担当コスメのブランドマネージャーの方と美容院へ一緒に行ったのは、そんな時でした。店内装飾やPOP、イベントなど、次々と企画を提案する姿はとてもキラキラして見えました。美容師さんが商品について話す機会が増えるように、芸能人とのコラボ企画のことをお伝えしているのも印象的でした。
商品が売れるためには、もちろん商品自体の魅力が大切です。しかし、それを一方的に伝えるだけではなく、様々な企画のおかげで商品の魅力がより共感してもらえていることを実感し、衝撃を受けました。
─ 貴重な経験ですね! それがきっかけでマーケティングの仕事を選ばれたのですね。
はい。その後も営業を続けていましたが、漠然と「マーケティング分野で仕事がしたい」と考えることが増えました。そんな時に知人から広告代理店の求人の紹介を受けたのですが、それがプラウドエンジンとの出会いでした。
選考の中でオフィス見学をさせてもらったのですが、若い人達が多く、社員みんなが楽しそうに働いているのが印象的でした。当時働いていた職場が先輩・目上の方が多かったこともあり、雰囲気・環境の違いに惹かれて転職を本気で考えるようになりました。また、広告運用という職種があることを知ったのもその時でした。ちょうど営業以外のスキルも身に付けたいと考えていたところでしたし、何より、自分自身で考えて、裁量をもって業務を行うことにやりがいを感じました。
未経験からの急成長を支えた秘訣は「実践×〇〇」
─ 前職と全く違う業界、業務に不安はありませんでしたか?
すごい不安でした。特に、Web・広告業界に対する知識不足は明らかだったので、関連の本を入社までに必死に読みました。「マンガで分かる●●」みたいな本も多かったですけどね(笑) でも、読んだ本の中身もなかなか理解できず、web業界自体が初めてだったこともあり入社後のイメージが全く湧かないまま、入社日を迎えることになりました。
─ 働き始めてどうでしたか?苦労することも多かったのではないですか?
広告運用チームのメンターがマンツーマンで指導してくれたおかげで、2か月くらいで基本的な業務はできるようになりました。我ながら順調にステップアップできているなと感じていたのですが、大変だったのはそれからです。新型コロナウイルスへの対策で自宅で業務対応するようになり、メンターと話す機会が減ってしまう中で、よく分からないまま業務依頼は増えるし、初めて触る広告メディアの設定を自分で調べながら対応しないといけないしで。一人自宅でてんやわんやしていました。
そんな中で変わるきっかけになったのが、初めて自身で案件を担当したことでした。任せてもらった案件で成果を上げたい一心で、リモートながら他メンバーにどんどん質問をしましたし、何より自身で色々と調べました。この業界では、新しい広告メディアや配信方法がどんどん出てきます。マニュアルにないことが起こるのも、日常茶飯事です。そんな時は、自分で調べるしかありません。分からないことがあるのは当たり前なので、手を止める前に自分で調べるということを、当時の体験で学びました。
また、「入社前に勉強して良かったな」と感じたのもこの頃です。当時は理解できなかったことが、業務での実践を通じて、「そういうことだったのか!!」と理解できることが増えました。この成功体験から、今も本を読むことは大切にしています。
普段は実務のことばかりに集中してしまいますが、関連する本を読むことで業務で得た経験や知識を整理することができます。特に今は、マーケティングの大枠に関する本を読むことで、仕事で実践しているのはこういうことだったのかと再確認しています。今後はこうして学んできたことをアウトプットして、共有することにも力を入れていきたいと思っています。
未経験でも大丈夫、チャレンジ意欲があれば一緒に働きましょう!!
─ 最後になりますが、伊藤さんはどんな方と働きたいですか?
自分がそれで成長できたからというのもあるのですが、「新しいことに好奇心を持ってチャレンジしたい」という意欲がある方と一緒に働きたいです。そんな人であれば、変化が多く移り変わりの早いweb広告業界はきっと面白いと感じられるでしょう。私たちの仕事は、同じことの繰り返しではないからこそ難しいこともありますが、そんな時は周囲と相談しながら進めることで何とかなるものです。そうしたモチベーションがある人であれば、未経験の方でも大丈夫です。
プラウドエンジンの広告運用チームはまだまだ少人数ですが、和気あいあいとした雰囲気で、どんな方でもすぐに馴染みやすいチームです。未経験でも構いません。「新しいことにチャレンジしたい」という方からのご応募をお待ちしております。
興味のある方は、ぜひ下のリンクからお気軽にご応募ください!