今回ご紹介するのは、海外CS事業部でP2C(パーソン・トゥ・コンシューマー)事業を担う後藤さんです。
日本のメーカーと海外のクリエイターをつなぎ、「自分のブランドを持ちたい!」というクリエイターの想いをかたちにしていく役割を担っています。
現在はフィンランドからリモートで活躍中!多国籍な環境の中でも、彼女が大切にしているのは“粘り強く、完璧を求めすぎないこと”。
「SNSに国境はない。でも、マーケティングには文化の壁がある」
そんな言葉に表れる後藤さんの視点と姿勢を、ぜひ覗いてみてください。
——今、どんな仕事をされているんですか?
後藤:
グローバルチームで、P2Cプロジェクトを担当しています。P2Cは「自分の商品やブランドを持ちたい」という海外のクリエイターと、日本のメーカーさんをつなぐ仕事です。私はその間に立って、企画から商品開発、メーカー調整、販売、ローンチ後の売上、在庫管理までをサポートしています。
——オリナス入社前は、どんなお仕事を?
後藤:
新卒では自動車部品のメーカーに入社して、ルート営業を1年半ほど担当していました。
でも正直、かなり男性社会で…。営業先もほぼ男性、社内の意思決定層も男性が多くて、「この環境で自分が長く働いていけるのかな?」と、日々感じていました。
——そこからオリナスへの転職を考えたきっかけは?
後藤:
学生時代に留学した経験もあって、「いつか海外で働きたい」という想いがずっとあったんです。
でも当時の職場では、そういうチャンスもキャリアパスも全く見えなくて。「だったら、自分から動くしかないな」と思って転職活動を始めました。
そんな中で見つけたのがオリナスです。女性がたくさん活躍していて、しかもグローバル領域にも積極的。
「ここなら、自分らしく働けるかもしれない」と思って入社を決めました。
——英語はもともと得意だったんですか?
後藤:
そんなに“堪能”ってわけではないです(笑)。でも、小さい頃からディズニーチャンネルを観るのが大好きで、気がつけば自然と海外のカルチャーに親しんでいた、という感じです。
学生時代にはフィンランドにも留学していて、そのときに「この国でまた暮らしたい」と強く思うようになりました。
だから今、業務委託という形でフィンランドからリモートで働いている今の生活は、ある意味で夢が叶った状態なんです。
——フィンランドでの生活はどうですか?
後藤:
すごく好きです。首都の中心部でも東京のように忙しくなく、自然もたくさん、人との距離感も心地いい。
海外からでも働ける環境があるのはとてもありがたいです。
モノづくりの最前線へ。ゼロから立ち上げる“P2C”の挑戦
——現在はどんな案件を担当しているんですか?
後藤:
アパレル、コスメ、文具など、複数のP2Cプロジェクトを並行して担当しています。“商品開発”の領域はほぼ初めての取り組みでした。
今まではSNS運用やBGM提供など、いわば「広告・支援」の立場がメインでしたが、P2Cは企画から物流、法律的な調整、製造管理、EC販売まで…まさに“自分たちでブランドを立ち上げる”仕事です。
——かなりハードルが高そうですね!
後藤:
特に今回は国内販売ではなく海外向けの商品なので本当にそうで(笑)最初は「商品って、どうやって作るの?」からのスタートでした。
「製造ラインってどのくらい必要?」「最低ロットっていくつ?」とか、メーカーさんによっても違うのでひとつひとつが未知で。
社内にも前例がないので都度メーカーさんに聞いたり、他社の事例を調べたり、ひたすら自分で動いて学んでいく感じです。
——この一連の流れは、お一人で担当していますか。
後藤:
基本的には一人で案件全体を見ていますが、もちろんチームのサポートをお願いすることもあります。
昔は「100%準備が整ってから動きたい」タイプだったんですが、オリナスに入社して「まず動いてみる」「必要なところは助けてもらう」というスタンスに変わってきました。
——その変化は大きいですね。
後藤:
はい。完璧を求めすぎると、スピードも柔軟性も失ってしまうと気づいて。
走り始める前から完璧な状態を待っていてもそんな日は来ないと常に意識しています。
自分を整える時間も、挑戦する意志も。粘り強さが未来をつくる
——オフの日はどう過ごしていますか?
後藤:
意識的に“外に出る時間”をつくるようにしています。
長期休暇には海外や自然のある場所に旅行に行ったり、普段でも仕事が終わった後に散歩に出たり。私は放っておくと、家でずーっとPCの前に座ってしまうタイプなので(笑)、あえて身体を動かす時間をとるようにしています。
あと、最近は“自重トレーニング”にハマっています!いわゆるマットピラティスのような、自分自身の体重を負荷にして行うトレーニングで、特別な道具もいらないし、地味だけどコツコツ続けています。
ちょっとしたストレッチや体幹トレーニングでも、日々の集中力や姿勢に影響するので、私にとっては大事なリフレッシュ方法になっています。
——最後に、オリナスに向いている人はどんな人だと思いますか?
後藤:
“粘り強い人”ですね。
オリナスは自由度が高くて、「やりたいです!」と声を上げれば、どんどんチャレンジできる会社です。
でも同時に、”成果”や“自分で考えて動く力”も求められます。「言われたことだけやる」ではなく、自分なりの工夫や責任が必要です。
だからこそ、「もっと成長したい」「今よりステップアップしたい」と思っている人にとっては、すごく良い環境だと思います。
迷っている方がいたら、ぜひ一歩踏み出してみてください!
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