optcafe!MVP賞特集
オプトは讃える文化を大切にしています。半期毎に行われる全社表彰の様子とMVPの声をご紹介します。
https://www.opt.ne.jp/creative/mvpcontent/index.html
※本記事は、2017年9月8日に「opt cafe!」にて公開した記事の転載となります。
「今回の受賞は大阪支社のみんなで取ったものだと思います。代表して私がMVPとして選ばれたけど、1人で取った賞ではないと思います。」
インタビューの冒頭、受賞の感想を聞くとそんな風に答えた2017年上期全社MVPの野口真那さん。野口さんは大阪支社から二人目のMVP受賞者となりました。
野口:まず、初期配属が大阪支社ということが想定外でした。京都の大学を卒業して、これから東京で新社会人だ!と意気込み、引っ越しまで済ませたのに配属は大阪だと言われて…。
当時の西日本本部には新卒入社の先輩がいなかったので、中途入社の皆さんに囲まれてちょっとお荷物なんじゃないかな〜と思う時期も長かったですね。今でこそ大きな案件も増えて、東京のメンバーと一緒に仕事をすることも増えましたが、入社して3年間は東京と一緒に仕事をすることもなく、メディアプランの作成も入稿もレポートも先輩の見よう見まね、全部ひとりでやっていました。大きな成功体験もなければ、逆に挫折もあまりないような数年を過ごしたと思います。
2013年の夏頃から組織体系が変更になり、東京の営業部門と一緒になったあたりから少しずつ仕事に対する姿勢も変わっていきました。リリースや先行事例がメールでどんどん共有されてきて、流通している情報量の圧倒的な違いを感じました。今まで、本当に目の前の案件に追われているばかりだったなと反省しました。
その後、「Quarry(クオリー)」(ナレッジマネジメントツール)がリリースされてからは、とにかくコツコツ資料を読み込むということを自分に課して続けました。多様な情報をインプットし、お客様やメンバーからも信頼を得ることができるようになり、少しずつ自分のやり方を見つけはじめたのがこの時期だったと思います。
野口:4年目に、チームマネージャー登用の打診がありました。その頃は退職者が多く出ていた時期で、組織そのものが揺らいでいたと思います。ただ、そんな状況でも新卒は配属されてくる。私が新卒時代に苦労したからこそ、次の世代に同じ思いをさせたくないと思いました。大阪支社の女性社員として私は最年長。後輩にとって少しでも頼りになる存在でいられたらと思い、チームマネージャーとして組織に貢献していきたいとお受けしました。
マネージャーを務めるようになってから、モチベーションの源泉が大きく変わりました。今まではお客様の存在が大きなモチベーションでしたが、そこにメンバーの存在も加わりました。自分が担当しているお客様に喜んでもらうことと同じくらいか、もしくはそれ以上に、メンバーがお客様に評価されることが嬉しいと思っています。
まだまだ課題だなと思うのは、とにかく口下手なところ。昔から先頭に立って場を盛り上げるよりも、サポート役としてコツコツ細かい作業をすることのほうが得意。さらに、チームのメンバーも私より社会人経験の豊富な方が多いので、“言葉で伝えるよりも行動”を意識しています。プレイングマネージャーとして誰よりも成果を出して背中を見せていけるよう心がけています。
野口:これから先の目標は、私が九州出身なので、いつか九州支社ができるくらいに九州のお客様を増やしていきたいな〜という個人的な思いはあります(笑)。が、まずはここ大阪をベースに西日本事業部を大きくしていきたいと思っています。数字面で貢献するだけではなく、西日本でもしっかり教育制度を整えて、新卒入社の社員がもっと配属されるようになれば良いなと思いますし、オプトが大切にするVISIONやISMは引き継ぎながらも大阪独自の組織風土なども醸成していきたいですね。
また、マーケティングのデジタルシフトにともなって、ダイレクトマーケティングだけではなくブランディングの案件もどんどん増えています。領域が広がっていくからこそ、東京のプロダクトチームとの連携も必要になるので、距離を超えてコラボレーションするための工夫もしていかないと、と感じています。西日本の企業支援をさらに拡大して、東京から大阪支社にどんどん出張に来てもらえるよう営業として頑張っていきます!
―「オプトさんの野口さんだけは離さないようにしなさい。必ず助けになるから」
これは野口さんが担当するお客様が、社内で話してくださった言葉だそうです。
―「彼女のスキルは“学習し続ける意欲”、これに尽きる。」
とは上司の言葉。
沢山、たくさん、勉強する人。野口真那。
これから彼女をはじめとする西日本事業部がどこまで大きく変わっていくのか、同じ船に乗った仲間としてとても楽しみです。
★これまでのMVP受賞者を下記ページにて一覧でまとめております。こちらも是非ご覧ください。