こんにちは!オニオン新聞社・採用担当です。
本日は弊社の事業開発本部・渡邊真美へのインタビュー!
地域密着型の事業に携わりたい方、ブランディングや空間づくりに興味がある方など、参考になるお話をお届けできるかと思います。
ぜひ最後まで読んでみてください!
――――――――渡邊真美のこれまでのキャリア――――――――
2020年3月 千葉工業大学/創造工学部/デザイン科学科を卒業。
2020年4月 内装会社に入社。大手飲食チェーン店の内装工事の施工管理に従事。
2021年4月 ブランディング会社に入社。市街地再開発のコンセプト開発に従事。
2022年7月 オニオン新聞社に入社。
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オニオン新聞社での現在の業務内容は?
事業開発本部にて、ディレクター職に就いてます。新規の店舗開発やリニューアルの際に、企画に対して内容を詰めた提案を行い、全体的なディレクションを行うのが私の仕事です。具体的に、ロゴやLP/撮影/空間デザイン/広告物や販促物のディレクションからSNSなどの運用まで。デザイナーさんとは特に密に連携を図り、あらゆる職種の方と関わる機会が多いです。プロジェクトによってはかなり自由度が高いものもあったりして、裁量があり、とてもやりがいのあるお仕事です。
いろんなプロジェクトがあるとのことですが、特に印象に残っているものはありますか?
一つ挙げるとするなら「プリンセスいちごパーラー」のブランド立ち上げです。企画が走り出した当初はブランドのメインターゲットとしているロリータに関して全くの無知だったこともあり正直どうしていいか分からなかったのですが、協働いただいている原宿POPさんに色々と学ばさせていただきました。
例えば何か一つビジュアルを作るというだけでも、様々なフィードバックを頂くんですね。「ここのピンクはもっと薄く/淡く」とか。沢山あるピンクの種類の中から「原宿/ロリータはこのピンクが人気です!」と教えていただいて。ピンク一つ取ってもそこまで細かい使い分けがあるわけで、単純に「原宿/ロリータ界隈ではこんなものが愛されるんだ!」という気づきだけでなく、こうやって何かに特化してターゲットを絞ったブランドの強さというか、凄みを感じる機会となりました。このこだわりがあるからこそ、コアなファンを付けていくことが出来るんだなと。自分もブランド立ち上げに携わる人間として「強いブランドを作る」ことは課題でもあるので、そういう意味ですごく印象的なPJだったなと思います。
渡邊さんは元々インテリアデザイナー志望だったんですよね?
そうです!大学でも内装デザインについて学んでいて。3年生の時には研究室の教授のつながりで地域のお茶屋さんのリノベにも関わったり。空間づくりに対する興味は昔からずっとありました。そのお茶屋さんは昔ながらの古き良き店舗をお持ちだったのですが、若いお客さんもしっかり取り込む必要性を感じられていて。その要望に沿ってアップデートを行いながら、元からある魅力も残していく作業でした。図面や3Dパースで思い描いていた空間が目の前で完成していく達成感はその時初めて感じて、より将来への思いも強くなりましたし、その後施工管理の現場に立ち会う時にもこの経験は活きていたと感じています。
お話にも出ましたが、大学卒業後は内装会社に就職されたとのこと。そこでのお話を聞かせてください!
前段の大学での経験もあって内装空間をデザインする仕事に就きたいという思いが強くなり、まずはやはり現場を知る必要があるということで、新卒で入社した会社の施工管理職にて実務経験を積みました。主に大手飲食チェーンの内装工事の施工管理に携わりました。夏は暑いし冬は寒いしめちゃくちゃきつい環境でしたが、目の前で完成に近づいていく様を見れるのは大きな達成感に繋がっていましたね。
その後は、衰退していく市街地を再開発する際のブランディングを行う会社に転職し、より物事の上流からプロジェクトに関与するようになりました。ここでは地域に根差した仕事ができるという点に強く意義を感じていた一方、再開発には葛藤もつきものでした。老朽化などの社会背景から再開発が行われるのは仕方がないことですが、その土地を調べれば調べるほど沢山の魅力的な歴史が溢れてきて。それが少なからず失われてしまう事に心苦しさを感じていました。「そのまちらしさってここだよね」という部分は譲らずに貫きつつブランディングを行うことが、やりがいでもあり同時に難しさでもありました。 この課題は実は、オニオン新聞社でも感じています。例えば「盛よし復活プロジェクト」です。 松本本店復活の際にはSNSやクラウドファンディングを通して、本当に沢山のお客様から激励のお言葉をいただきました。 盛よしは地域の方々にこれほどまでに愛されているお店なんだなぁと。復活に関われたことを大変嬉しく思いました。 東京(府中)に2号店を出す際、盛よしの核を残しつつ、東京という新しい土地で展開していく必要がありました。お客様からのフィードバックも参考にしながら、でも譲れない“盛よしらしさ”はしっかりと残しつつという絶妙なバランス感覚は、今現在もまさに必要とされている課題だと感じました。
やりがいと責任を感じながら充実したお仕事をされていたんですね。そんな中なぜオニオンに転職を決意されたのですか?
激務が重なって体調を崩して倒れてしまって...。昔からちょっとやりすぎちゃうところがあって(笑)。高校の時も全国を目指すバスケ部にいたのですが、ハードな練習や食トレなどかなりストイックにやってましたね。やるとなると妥協できないというかこだわりが強いというか。もう少し働き方を見直しながら、自分のやりたい「地域空間を作る」ことを仕事にしたいと考えていた時、オニオン新聞社と出会いました。リモートワークが出来るのはとても魅力的でした。
これからオニオン新聞社で実現したいことは?
今は店舗のディレクションを行う立場ですが、いずれはゼロイチの部分から携われたらと。そのためにもスキルアップしていきたいです。「なぜこの場所でやるのか」「なんのためにやるのか」など、より上流の部分までしっかりと深掘りして固めて、地域の人から愛され続ける強いブランドを作って行きたいと思っています。
この記事を読んでくれた方に伝えたいことはありますか?
オニオン新聞社の魅力として一つ言えるのは、未経験チャレンジャーウェルカムの精神じゃないかと。私にしても、未経験でディレクター職に就けたのは間違いなくこの会社だったからこそ。年齢や職歴に縛られずやってみたいという強い意志のある方なら、とても合っている職場だと思います。
あとはやりたいことがしっかりあって、その人なりのこだわりを持って仕事が出来る方もとても相性が良いと思いますね。自分の意見があればきちんとディスカッション出来る環境が弊社にはあるので、指示待ちというよりは前のめりに仕事を出来る方が自ずと充実感を持てている気がします。そんな新しい仲間が入って来てくれることを楽しみにしています!