ショート動画で課題解決を目指すビジネスプロデューサーのやりがいとは | EMPLOYEE INTERVIEW
佐々木 貴大Business Produce Dept. マネージャー / ビジネスプロデューサー地方テレビ局にてタイム・スポットの広告営業を担当。2021年7月にONE MEDIA に入社。現...
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アース製薬様の『恋するモンダミン』が「TikTok for Business Japan Awards 2024 Creative Category 」、Best TikTok Creator Collaboration 部門賞を受賞しました。本記事では、本プロモーションを手掛けたONE MEDIA のチームに、企画のコアアイディア誕生秘話や参加型イベントに挑戦した裏話について話を聞いています。
(左から)プランナー・近藤 望美 / ビジネスプロデューサー・佐々木 貴大 / プロデューサー・門口 真子 / プロデューサー・久保 愛
-では皆さん、簡単に自己紹介をお願いします!
佐々木:
ビジネスプロデューサーの佐々木です!ビジネスサイドであるBusiness Produce Dept. チームのマネージャーとして顧客サービスの窓口を担当しています。今年で社会人4年目になります。
門口:
ONE MEDIA の新卒2期生として入社したプロデューサーの門口です。私は…社会人5年目だ!
久保:
プロデューサーの久保です。私は制作サイドのStudio Dept. でマネージャーとして、全チームの制作進行を統括しています。
近藤:
プランナーの近藤です。久保さんと同じく制作サイドのStudio Dept. でマネージャーとして、案件のプランニング部分をみています。私は今年でONE MEDIA 6年目になります!
-ONE MEDIA 歴が長い4名!数々の歴史を見てきた…というか数々の修羅場を潜り抜けてきた“最強メンバー” だと勝手に思っています(笑)早速ですが今回TikTok の広告賞を受賞した『恋するモンダミン』の企画アイディアはどのように生まれたんですか?
近藤:
まず“ブランドの資産は何なのか” “若年層が興味を持つショート動画はどういうジャンルか” という部分を軸にチームで話し合いを重ねました。その中でテレビCM でお馴染みのサウンドロゴ・キャッチコピー「お口、クチュ、クチュ。モンダミン」を見つけたんです。
全世代で一番耳馴染みがあって頭に残るよねという話になって、TikTok の音源として活用してみようというコアアイディアが生まれましたね!
佐々木:
「お口、クチュ、クチュ。モンダミン」って読んだら頭の中でもメロディーが脳内再生される説。みたいな(笑)その話からどんどんアイディアが膨らんでいった、という感じです!
-ちなみに企画のアイディア出しはプランナーである近藤さんだけでなく、ビジネスプロデューサー・プロデューサーなどチームみんなで行うんですか?
久保:
プランナーにまるっとお任せ、ということはないですね!企画会議もやります。
ただ企画会議も、アイディア100本ノックをやるというより、ラフに話し合いながら企画のコアアイディアを見つけて、それをプランナーである近藤さんが企画に落とし込むことが多いですね。
-本プロモーションでは、TikTok だけではなく、OOH 広告やSpotify までチャレンジしていましたね。
佐々木:
提案当初はTikTok プロモーションだったのですが、チームとして「この楽曲をTikTok だけで留めるのはもったいないよね」という話になったんです。そこから「渋谷のOOH広告(*1)でミュージックビデオを流してみよう」とか「カラオケでも楽曲を配信しよう」とか、徐々に立体的な座組になりました。
*1 OOH(Out Of Home )広告とは、中吊り広告や駅構内広告などの交通広告、各種看板屋大型ビジョンなどの屋外広告、チラシなど、家庭以外の場所で展開するメディアの総称。
久保:
ただ、当時はTikTok やSNS を飛び出して、オフライン広告を実施したプロモーションがONE MEDIA としてあまりなかったんです。なので、楽曲をどのような出面に露出できるかという部分を夜な夜なチームで集まってホワイトボードにばーっと書き出したりと色々ブレストをしました。
近藤:
今までTikTok で完結するプロモーションの提案が多かったのですが、この『恋するモンダミン』プロモーション以降、色々な掲出先が増えて企画内容の幅が格段に広がりましたよね!
-確かに、最近ローンチしたプロモーションを見ても規模が大きくなってきているのを感じます!今回の『恋するモンダミン』はSpotify やカラオケでも配信されましたが、何か発見はありましたか?
近藤:
TikTok と音楽ストリーミングサービス(Spotify など)はとても相性が良い、ということですね!TikTok 用に制作したコラボ楽曲を音楽ストリーミングサービス上で、コラボしたアーティストさんが他の楽曲同様にリリースしてくれたんです。この広告コンテンツの拡がり方には驚きました。
同時に複数のプラットフォームを横断して、視聴者が楽曲コンテンツと接触する機会を重ねていくことで商材の印象付けがされていくんだな…というのも発見でした。
門口:
同じコンテンツを異なるスクリーン上で、それぞれ最適化したクリエイティブで展開しました。でも、音という共通項は変えずに、それぞれで拡散されることでリーチが広がっていくのが今回学びでしたね。
久保:
実はSpotify で配信された楽曲ってTikTok の音源そのままじゃなかったんです。Spotify のディレクターさんが『恋するモンダミン リミックスバージョン』を作ってくれて。それが今までにない経験だったのと、やはり媒体に合う楽曲の型があるんだな…というのも新しい発見でしたよね。
佐々木:
あと、今回はOOH も実施しました!OOH は渋谷スクランブル交差点にある、とにかく目立つ赤いフレームの街頭ビジョンでした。僕、当日に現地に行って様子を伺っていたんですが…映像だけでなく楽曲も流れるので、「なんかモンダミンの曲が流れてる!」と信号待ちの人達がざわついていて嬉しかったです(笑)
-『恋するモンダミン』を特設カラオケボックスで歌唱できる体験型イベントも渋谷で開催しましたよね!イベント実施に至った背景が知りたいです!
門口:
『恋するモンダミン』のTikTok ショート動画を起点に、若年層が参加できて尚且つ、拡散しやすいパターンてなんだろう?って考えたときに「音楽として良い楽曲が配信できたし、Spotify やカラオケでも配信されたし、みんなが歌えるカラオケイベントもやりたい!」と思ったのがきっかけです!
久保:
門口さんがイベントプランナー的な立ち位置になって、アイディア出しから実施までどんどん進めていってくれて…あれ?門口さんってイベントの企画とか運用は初めてだったよね?
門口:
企画立案から運用まで自分がオーナーになって進めるのはこのイベントが初めてでした!以前、ワンメディアでオンラインライブのプロモーションを実施した事があったんですが、その際はアシスタントというか…補佐的なポジションで動いていたので、ほぼ未経験といえる状態でしたね。
-成長しているぅ(泣)ではイベントを実施するうえで重きをおいて考えた部分を教えてください!
門口:
楽曲がメインになるプロモーションなので、どのようにTikTok 上で拡散させるかという部分は常に重きにおいていました。TikTok 上でユーザーに投稿してもらうというシンプルなものだとイベントとしての一体感が見えにくいので、イベントのTikTok 公式アカウントを作りました。来場者が実際にカラオケで歌っているコンテンツ・告知動画などを投稿して“盛り上がっている感” を出すのが肝だなと!
https://x.com/sakiyogoro/status/1738531175256539195
久保:
“盛り上がっている感” や拡散の仕掛けでいうと、イベント当日は一般の方だけでなく、TikTok 上で「#◯◯歌ってみた」を得意とするクリエイターさんも複数招待しました。結果、各クリエイターさんのファンの方々も多く集まり、渋谷がモンダミン一色になったと言っても過言ではないぐらい盛り上がったイベントでしたね!
https://x.com/onemediajp/status/1738536330018402361
-イベント会場の装飾が印象的というか、結構作り込んでましたが、企画から実施までどのくらいの期間があったんでしょう?
門口:
3週間です!
-え!
久保:
みんなそれぞれの役割をこなしつつ、他メンバーを全面サポートしてなんとか乗り越えましたよね!イベントまでの3週間、なんかみんな異常なまでにハイテンションだった(笑)
門口:
ほんとバッタバタでみんな焦りならがもイベントが結構楽しみではあって…
久保:
文化祭的なね!
近藤:
私すごく記憶残ってるのは、このメンバーでイベントに向けたミーティングしている時に「この中の誰かが風邪ひいたら終わるよね」ってふざけて言ったら、その翌日に私がインフルエンザになって(笑)幸い、私以外のメンバーには感染しなかったので良かったんですが、焦り倒したのを鮮明に覚えてます…
佐々木:
イベント制作会社の方含め、みんなが本当に切羽詰まってましたよね。でも協力してくれたイベント制作会社の方が「今までで1番楽しいイベントでした!」って最後に言ってくれて、嬉しかったなぁ(笑)
-新しいチャレンジ続きの本プロモーションだったと思うんですが、社内でミーティングの様子をみている限り、とても楽しそうにチームで進行していた印象がありました!今回の経験を踏まえてこのチームで今後挑戦したいことはありますか?
佐々木:
引き続きショート動画を軸に新しいチャレンジをどんどんしていきたいですね!ONE MEDIA にご相談いただくクライアント様は「今までと違ったコミュニケーションがしたい、まだチャレンジしたことがないことに踏み込んでみたい」という方々が多いです。アイディア次第でどんなことにもチャレンジできる環境があるからだと思うので、これからもチーム一丸となってその期待値を超えていきたいなと思います!
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