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認定特定非営利活動法人 文化学習協同ネットワークのこれまで

 1974年に東京三鷹市で子ども達の学習支援を行うことから始まります。当時社会を賑わせた加熱する「受験競争」や「落ちこぼし」の問題に対し「分かるまで教えます」「知る喜びと学ぶ意欲」を合言葉に詰め込み教育に疑問を感じる親たちと共に地域の協同の学び場「文化学習センター」を設立しました。

  90年代に入ると協同ネットに不登校問題の相談が寄せられます。「実はうちの子学校に行けてないんです」協同ネットの教室に通う母親数人からの相談でした。働く親の為にも、そして何より学校に行けない(行かない)子どもたちの学習権を保障する為にも日中の子どもたちの居場所が求められました。そしてできたのがフリースペース「コスモ」です。コスモではドリルやテキストにはもうアレルギーを示してしまう子どもたちとフィールドワークやグループワークなど新しい学びの活動を模索しました。

  2000年代になると働かない(働けない)若者たちの問題が社会的に浮上してきます。2003年の「若者自立・挑戦プラン」を受け、政府も「若者自立塾」という施策に乗り出すようになります。私たちも2004年から準備を初め、当時は不登校や引きこもり経験があるということでコンビニのアルバイトも敬遠されてしまう子ども・若者たちのために2005年コミュニティーベーカリー「風のすみか」を立ち上げました。風のすみかは同年始まった「ニローネ風のすみか農場」(神奈川県相模原市緑区)から原材料の供給を受け、今も若者たちと共に三鷹の店舗を始め近隣の保育園他、地域に安全・安心の無農薬・天然酵母のパンをお届けしております。

 1999年日本でNPO法が施行された年の11月、私たちの団体も特定非営利活動法人として認証され、2013年には認定特定非営利活動法人として東京都の認定を受け現在に至っております。

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