株式会社日経BPコンサルティング（東京都港区）は、2022年3月25日に発行予定の「ブランド・ジャパン2022」で調査対象となる1,500ブランド（一般生活者編1,000ブランド、ビジネス・パーソン編500ブランド）を発表した（表1～3）。

「ブランド・ジャパン」は日本最大規模のブランド価値評価プロジェクト。2001年に始まり、今回で22回目を迎える（https://consult.nikkeibp.co.jp/branding/brand-japan/ ）。一般生活者の視点から、企業ならびに製品・サービスの合計1,000ブランドへの評価を尋ねる一般生活者編と、ビジネス・パーソンの視点から、500の企業ブランドへの評価を尋ねるビジネス・パーソン編で構成される。

一般生活者編1,000ブランド、ビジネス・パーソン編500ブランドの調査対象の選出にあたっては、事前調査として毎年9月に行う「ブランド想起調査」(後述)を参考にする。この調査結果をもとに総合的に勘案して決定する一般生活者編1,000、ビジネス・パーソン編500のノミネートリストは、まさに“生活者の頭の中に刻まれた旬のブランド”。これらについて、2021年11月～12月にかけて改めて調査した結果を、「ブランド・ジャパン2022」として発行する。

「KINTO」「NEWSPICKS」「モデルナ」のほか、ニューノーマルの生活様式を代表するブランドのノミネートが相次ぐ

一般生活者編1,000ブランドのうち、今回、新たにノミネートされたブランド（再ノミネートも含む）は85ブランドだった（表4）。

その傾向を見ると、ニューノーマルの生活様式を支えたり、再構築に貢献したりする分野が目立った。例えば、サブスクリプション、ITメディア、ゲーム、ワクチン・衛生用品、ウェルビーイング、住宅選び、DIY、巣ごもり家電、食・スイーツなどの関連ブランドである。

【サブスクリプション】　KINTO、パラビ
【ITメディア】　NEWSPICKS、グノシー
【ゲーム】　ソニー・インタラクティブエンタテインメント、ドスパラ（ゲーミングPC）
【ワクチン・衛生用品】　モデルナ、コンクール、オーラツー
【ウェルビーイング】　セントラルスポーツ、エアウィーヴ、協和キリン、ビオフェルミン製薬
【住宅選び】　東京建物、旭化成ホームズ、ライフルホームズ、アパマンショップ
【DIY】　コメリ、マキタ
【巣ごもり家電】　アンカー、オーディオテクニカ、OPPO、エイサー
【食・スイーツ】　はま寿司、大阪王将、シャトレーゼ

また、ビジネス・パーソン編では、BtoB企業の「小野薬品工業」「SIEMENS」「Cisco」「Sysmex」「sky」「DMG森精機」「三井E&Sホールディングス」「三井化学」などがノミネートされた。

詳細のデータはこちらから・・・
https://consult.nikkeibp.co.jp/info/news/2021/1214bjn/

ブランド・ジャパン2022について
https://consult.nikkeibp.co.jp/branding/brand-japan/