ニューステクノロジー社員の入社後の挑戦や成長をテーマにした本シリーズ。#3は映像制作の事業部「HOLONIX」でアシスタントを務める村田野乃にインタビュー。ニューステクノロジーでのインターン経験がある彼女は、「未経験でも映像制作の仕事がしたい」と強い思いを抱き新卒社員として入社した。彼女を突き動かす原動力は何なのか。映像制作・広告に携わる職を志した理由や入社してからの日々を振り返るとともに、ニューステクノロジーの魅力に迫っていく。
インタビュー最後には、5つのポイント【柔軟性/決断力/挑戦心/コミュニケーション能力/企画力】について、入社前後で比較した自身の成長“GROWTH”をグラフにて紹介。
映像アシスタント 村田野乃 プロフィール
2019年8月より2ヶ月間、ニューステクノロジーにてインターンを経験。TVCM・WEBCM・SNS動画・MVなどクライアントの目的に合わせた幅広いクリエイティブの提案をしている映像制作事業部「HOLONIX」の業務に携わる。その後、2021年4月に新卒でニューステクノロジーに入社し、正式に「HOLONIX」に配属。現在は、アシスタントとして活躍中。
インタビュー全体概要
- Section1. きっかけはたった30秒のCMとの出会い
- Section2. 挑戦できる環境と心強いメンバーの存在が決め手
- Section3. 憧れていた世界で仕事をする楽しさとやりがい
- Section4. ディレクターという夢に向かって努力する日々
- Section5. 人の心を豊かにする動画を作りたい
- Section6. ルールに固執しない。「型にはめない」文化
- Section7. 入社前後のポテンシャルレーダーチャート
きっかけはたった30秒のCMとの出会い
ー映像制作や広告に携わる仕事に興味を持ったきっかけは何ですか?
幼い頃からバレエやピアノなどを習っていたこともあり「表現すること」が好きでした。将来は、自分で何かを表現できるような仕事に就きたいなと、漠然と考えていました。
なかでも映像に興味を持ったのは、高校生の時に出会ったCMがきっかけです。
ある日、長尺のドキュメンタリー番組を観ていたのですが、その企画や内容にあまり興味をそそられなくて…。観るのをやめようかなと思っていたら、とあるCMが流れてきたんです。一瞬で目を奪われて、気がついたら涙が溢れていました。すごく感動したんですよね。
私は、長尺のテレビ番組ではなく、たった30秒のCMで心を動かされた。衝撃を受けましたね。そこから、動画広告に興味を持ち始めました。
高校を卒業してからは映像制作の学校には進学しなかったのですが、動画広告に携わりたい気持ちは変わらず持っていました。動画制作という仕事の中で、いろいろなアイディアを生み出していくために、自分がまだ見ぬ世界を知りたいと思いました。
グローバルな大学に進学をしてドイツに半年間留学したり、定期的に海外に足を運んだりと、学生時代はインスパイアされるような体験を求めてひたすら行動していましたね。
挑戦できる環境と心強いメンバーの存在が決め手
挑戦する環境があることや頼もしい上司やチームメンバーがいると感じたのが入社の志望理由です。
私は学生時代、HOLONIXでのインターン経験があります。インターン期間では、Wantedlyで使用する写真の撮影や編集などを任せてもらったり、動画制作の企画出しに参加したり、社内外のさまざまな会議に参加させてもらえました。
インターンという短い期間の中でも、本当に親身になっていろいろと教えてくださったんです。すごくありがたかったですし、挑戦できる日々が楽しかったです。
そして、挑戦することに対してしっかり指導してくれる上司やチームメンバーがいる。映像制作という専門知識が必要とされる仕事へ、未経験でチャレンジしようと思っていた中で、とても心強く感じましたね。この経験から、ニューステクノロジーへの入社を決めました。
憧れていた世界で仕事をする楽しさとやりがい
ー未経験で映像制作の仕事に挑戦するのは大変ではないですか?
2021年の6月からHOLONIXに本配属となったのですが、最初の3週間はちょうど複数の案件が同時に進行していてとても忙しい時期でした。
何も分からない中で目まぐるしく過ぎていく日々だったのですが、憧れていた世界で仕事ができているのがとにかく楽しくて…!
実際に撮影の現場に入ると「こういう映像ってこうやって撮影してるんだ」「こういう見え方だけど、本当はこういう状態なんだ」など、驚くことが多く刺激的でした。
映像制作の過程を知っていく中で、事前準備が大切だと分かったのも学びでした。
たくさん準備をしてついに撮影に入ったときや撮影したものが形になったとき、動画が世に出て良い反響があったときは、とてもやりがいを感じます。
配属されたばかりの頃は目の前の仕事をこなしているだけだったのですが、最近は「もう一歩先を読んで準備しておこう」と、主体的に考えて上司やチームメンバーに提案するように意識しています。
一生懸命準備をして実際に現場に入った時に、出演者の方やディレクターが楽しそうに撮影しているのを見ると純粋に嬉しくて、映像制作って楽しいなと感じますね。
ディレクターという夢に向かって努力する日々
ー「挑戦する環境があることや頼もしい上司やチームメンバーがいると感じた」という理由で入社を志望したとのことですが、実際に入社してみてギャップはありましたか?
撮影の事前準備や資料作り、現場でのディレクター補佐などアシスタントとしての業務のほかにも、企画出しに参加したり、クライアントに提案する企画の1つに私のアイディアを入れてもらったりと、インターン時代以上にいろいろなことに挑戦できるのでギャップはありませんでした。
実際に動画を作る機会を設けてもらえるのも嬉しいです。まだまだクライアントがいるような案件で動画を制作することはできていませんが、社内の動画制作やコンテンツの企画などを良い機会と捉え立案と合わせて、日々のアシスタント業務を積み重ねることが、ディレクターという夢に近づく一歩だと思っています。仕事をしながら学びを得られる日々はとても充実していますね。
動画の制作や企画の立案時には、上司やチームメンバーに分からないことを聞きに行ったり、実際に完成した動画や企画に対してフィードバックをもらったりしています。
チームメンバーの中には、映像作品で賞を受賞していたり、美大を卒業していたり、私と同じように未経験から映像の世界に挑戦した方がいたりと、多様なバックグラウンドを持つメンバーがそろっているので、さまざまな意見を聞くことができて学びが深まります。
人の心を豊かにする動画を作りたい
ーニューステクノロジーで働くうえで、今後の目標はありますか?
名前を聞いたら作品が浮かぶようなディレクターになりたいです。
「庵野秀明さん」と聞いたら「エヴァンゲリオン」シリーズが頭に浮かぶような、そういうイメージです。
そのためにも、企画出しをする時には動画を観る人の心が豊かになるかどうかを意識しています。
たとえば、新商品の動画広告だったら、価格や商品の特徴など情報をまとめただけのものではなく、ストーリー性のある内容にできないか考えたり。
もちろん、クライアントの商品やサービスの魅力を伝えることは大前提です。
加えて、日常生活の中でふと観た動画に心を動かされる。かつて私が体験したこの感覚を、多くの人にも感じてもらいたい。そして、観ている人の感情を揺さぶるような動画を作りたいと思っています。
ルールに固執しない。「型にはめない」文化
ーニューステクノロジーで働く一番の魅力は何ですか?
「型にはめる」という文化がない点に魅力を感じています。
社内で自分なりの意見を伝えると「それいいね」「やってみよう」と取り入れてくれるんです。決まったルールややり方に固執せず、新しいアイディアや意見が尊重される。
この姿勢に私も共感していますし、向上心を持って仕事ができています。
映像制作においても、「型にはめる」という文化がないので、いろいろなことに挑戦してみたいと考えています。
たとえば、自分の好きなアーティストにアプローチをしてMVを作る、この企業のこういう広告が作りたいと思ったときに、自分からアタックするなど。
自分のやりたいことに挑戦できる可能性が常にあるので、毎日わくわくしています。
ー最後に好きなバリューを教えてください。
私の好きなバリューは『自分の中の「夢中」のポイントをたくさん見つける』と『体験ファースト。聞いてみる・見てみる・触れてみる』です。
映像制作という仕事では、積極的にインプットをしたりインスパイアされるような体験をすることが大切だと思っていて。
私は大分県出身なので東京でしかできないことをしようと決めて、「2021年の1年間で23区を制覇する!」という目標を立てました。目的を作って23区全てを訪れるというものなのですが、最近は主にいろいろな区の美術館に足を運んでいます。ニューステクノロジーでは、こういった個人の挑戦にも耳を傾けてくれ、サポートしてくれる環境があるので、素直に有り難いです。
社内はもちろん社外で得られる機会も活かしながら、自分の成長につながるさまざまな挑戦をしていきたいです。
入社前後のポテンシャルレーダーチャート
現在映像制作事業部では、映像プロデューサーを募集中です。
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