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【エンジニアの仕事紹介】エンジニア社員に聞いてみた~構築・運用~

こんにちは!
NVS(ネットビジョンシステムズ) の広報部です。

今回は、インフラエンジニアの仕事について、エンジニア社員Hさんに紹介していただきます!

ITエンジニアと言っても、様々な職種があります。
自分の性格や、やりたいことに合った職種を選びましょう。
※ほかのエンジニア職については、こちらで紹介しています!


ネットワークの構築・新規運用業務

はじめましてHです。

私が担当しているプロジェクトは「構築」や「運用」の段階にあたる業務になり、 スマートフォンと交換局の間を繋ぐ「電波の橋渡し役」となる作業 をしております。主に帯域を広げ、通信を開通させる作業になります。


AさんがBさんに電話をかける場合、

①Aさんのスマートフォン電波が、Aさんのいる場所から一番近い基地局に繋がる
②スマートフォン電波が信号に変わる
③変わった信号が基地局から交換局へ光ケーブルを通じて繋がる
④信号がスマートフォン電波に変わる
⑤Bさんの最寄りの基地局へ繋がる
⑥Bさんのスマートフォンへ電波が届く

以上のような手順によって、
私たちは通話をしたりすることが可能になります。


案件によって作業内容は異なると思いますが、私が経験した業務をまとめると以下になります。

■作業(一部)
・設定投入(既存の機器にVLANなどを新しい設定をします)
・監視接続(ネットワークの監視がリモートから出来るように設定します)
・パス開通(道を繋げます)
・現地調査(ネットワーク機器の置いてある場所へ実際に行き調査します)
・ネットワーク機器新設(新ネットワーク機器の設定をします)

作業は、確認者1名、作業者1名の2人一組での作業をします。
確認者…工事図面や手順書を確認し、作業者に指示を出す役割。手順書を参照しダブルチェックを行う。作業責任者のような立場。
作業者…実際に作業画面(Teratermなど)を扱い、装置に設定を投入するなどの役割。危険作業も存在する為、確認者と相互チェックの上慎重に操作する必要がある。

1人で黙々とパソコンを見つめて作業を進めるのではなく、多くの業務では2~4名程度で一緒に作業を進めています。案件に参画したばかりの頃は、経験豊富な先輩社員と一緒にペアになり、教わりながら作業を進めて覚えていきました。「仕事はチームワーク」という言葉もあるように、 ネットワークエンジニアの業務は協力して取り組むことが不可欠です。


1日の流れを教えて下さい。

1日の流れは以下を参考にしてください。

1.作業スケジュールを確認し担当作業の準備に入る
2.確認者・作業者による認識合わせ及びメールチェック
3.通話にて現地作業員(実際にケーブルを挿したりする作業員)と認識合わせを実施
4.確認者の指示のもと作業員による端末操作
5.作業終了時、事後作業
6.翌日の作業スケジュールを確認し、資料作成及び認識合わせ

また、扱う上位装置によって難易度・危険度が変化する場合もあります。
機器の仕組みや構成をしっかり理解しておかなければなりません。

作業のレベルや当日の進捗状況によって、残業がある日もあれば定時退社の日もあります。
作業が無い日は、資料作成や作業分担などが主な業務内容になります。

多くの案件でExcelを使う機会があるのでExcelは触れておいて損はないと思います!


どのように対応するの?

まず、お客様先からどのような依頼があるかというと

・現用機から新しく別の装置と取り替えたい
・現用機はそのまま使うが、新たな別の設定も入れてほしい
・ネットワーク機器を入れ替えたので、ちゃんと使うことが出来るのかテストをしておきたい
・(装置の機能によっては)回線がもし切れてしまうことがあっても、そのまま機能し続けることが出来るのか試しておきたい

等があります。

ご依頼内容によっては、上記の複数の依頼を一度に行うこともあります。

作業前の準備として
1.グループ内にて認識合わせ、作業の注意点を確認する
2.作業に使用する資料内容を確認し、グループ内で内容に相違が無いか確認する
3.メールやチャットツール、携帯を使用して現地作業員の準備が出来たかどうかの確認する
4.認識が合わずに、設定誤投入や現用回線切断といったことが無いよう現地作業員と認識合わせの徹底を行う

ここまで問題が無ければ、いよいよ手順書に沿って慎重に操作を進めていきます。

もちろん案件によって手順は違う為、作業の方法は様々です。
どのような案件でも、上記のような認識合わせは必ず行わなくてはなりません。


どんなやりがい・魅力があるの?

まず何より、数多くの装置を扱う機会があるため深い知識を身に着けることが出来ます。
業務を通して、VLAN、L2スイッチ、DNSなどの専門知識を深めることもでき、CCNAやCCNPなどの資格で得た知識が活きている実感をもって働くことができたのは非常に魅力的でした。

仕事のやりがいを感じる時は、復旧や疎通の確認が出来た時です。 様々な部門の方と連携して危険作業を行うこともあるため常に緊張感のある仕事にはなりますが、作業の遅延や事故なく進めることができた時には、やりがいを感じることができます。

作業の品質を保つために、作業前のポイントの読み合わせは欠かさず行なっておりました。
その他、働く上で気を付けていたことも一部紹介させていただきます。

・先走って操作ミスをすることがないように、指差し確認やダブルチェックを取り入れた
・チャットでやり取りをすることが多い環境だったので、質問や報告をする時は意図が伝わりやすいように箇条書きにする等伝え方を意識した
・落ち着いて冷静な判断が求められる仕事なので、忙しい時こそ深呼吸をして落ち着かせてから行動をした など

良い緊張感の中で業務を行うので、どのような作業に対しても緊張感をもって丁寧に進めていく姿勢が自然と身につきます。
現場で培った経験や仕事に対する向き合い方は、どの現場でも役に立つものだと私は考えています。様々な現場で働くことができ多様な技術や経験をすることができるのは、SESならではだと思います。様々な経験をして成長していきたいという方には、SESという働き方がおすすめです。

いかがでしたでしょうか。簡単ではありましたが既存構築・運用業務についての紹介でした。


最後までありがとうございました!

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現在、IT業界は人材不足の課題を抱えています。
第4インフラのネットワークを支えるネットワークエンジニアを育て輩出し続けることが
NVSのビジョンです!

NVSには業界未経験で入社し、エンジニアとして活躍する社員が多く在籍しております。
研修の講師もエンジニアなので、技術面のサポートにも力を入れております。

未経験からでも学習欲があれば活躍できるのがネットワークエンジニアだと思っています。
NVSで一緒にネットワークエンジニアとして成長しませんか?

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今後もNVSのことや、業界のことを色々発信していく予定ですので、
引き続きよろしくお願いいたします。

この記事を読んでくださった 皆様に
NVSやネットワークエンジニアへの興味をもっていただければ、幸いです。

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