こんにちは!
NVS(ネットビジョンシステムズ) の坂田です。
私事ですが、先日LPIC level1を取得いたしました。
今後、業務でLinuxを多く使用するため、改めて勉強してみました。
ということで、今回はLPICとLinuCの違いと、
LPICの勉強方法について、ご紹介させていただきます。
まず、私のことについてです。
NVSでエンジニアとして従事しているため、Linuxも使用したことがあります。
しかし、「ps」「pwd」「vi」「㏅」など基本的なコマンドのみでしたので、ほとんど未経験に近いです。
CCNAとCCNPを取得しているので、ネットワーク分野の用語や知識はございますが、
1年半前からは開発業務に異動したため、少々のブランクがある状態です。
では、試験のお話に移りましょう!
LPICとLinuCの違い
こちらについては、多くのネット記事がでていますので、
当記事では簡単にご説明させていただきます。
➀運営元
LPIC:カナダのLPIに直結しているLPI日本支部(非営利団体)が運営しています。
LinuC:NPO法人であるLPI-Japanが運営しています。
②市場
LPIC:国際市場
LinuC:日本市場
※しかし、試験範囲や内容に大きな差は無いです。
③試験内容
こちらについては、大きな差はありませんが、
最近では試験範囲に少々の差がでているようです。
しかし、今後その差も埋まっていくと思われますので、
試験範囲は事前に確認しておきましょう。
また、試験については、どちらも日本で受験可能ですが、
LPICは海外の組織が運営していることもあり、
翻訳が直訳に近く、問題文や選択肢に少々惑わされることがあります。
※CCNAやCCNPのようなイメージです。
勉強方法
私が勉強に使用したものは、参考書・問題集・Ping-tの3つです。
➀参考書を1回読む
1回読むことで、はじめて見る用語の存在を知ることができ、問題に取り組みやすくなります。
解説を読んだ際に理解もしやすくなるという利点もあります。
1回読む際の注意点は「理解しようとしないこと」です。
特に未経験から取得を考えている方については、
理解しようとすると混乱して、挫折やモチベーション低下に繋がります。
まずは「へ~そんな用語があるんだ~、そうなんだ~」くらいに留めましょう。
「もっと知りたい!」「ちょっと気になるかも」と感じた部分については、
理解するまで読み込んだり調べたりしても良いと思います!
自分のモチベーションと相談して、参考書を読み進めましょう。
私が今回使用したものは、あずき本と呼ばれている「Linux教科書 LPICレベル1」です。
参考書は自分のレベルに合わせたものが一番であり、私は1冊しか使用したことがないので、
「これが良い!これを買いましょう!」という紹介は伏せさせていただきます。
②Ping-tの選択問題を解き、全問ヒットにする
Ping-tには、各問題に、ヒット・コンボというステータスがあります。
ヒットは、その問題に1回正解した状態、
コンボは、その問題に2回連続で正解した状態です。
参考書を読んだ後は、Ping-tの問題を全てヒットにします。
ちっとも分からない!という問題については、参考書で調べながら問題を解きました。
間違えた問題については解説も読んでいました。
③Ping-tのコマ問を解く
コマ問とは、コマンドを実際に打ち込む問題です。
問題に対し、正解となるコマンドを入力するため、
しっかりとつづりやオプションを覚える必要があります。
私は、暗記が苦手でしたので、コマ問については、
全問正解ではなく7、8割正解を目指しました。
※環境が用意できる方は、Linux環境を用意し、実際にコマンドを打つことを推奨します。
④Ping-tの選択問題を解き、全問コンボにする
今度は、2回連続を目指し、問題を片っ端から解いていきます。
こちらについても、解説をしっかりと読みました。
⑤Ping-tのコマ問を解きつつ、問題集の問題を解く
ここで使用した問題集は白本と呼ばれる「Linux教科書 LPICレベル1 スピードマスター問題集」です。
Ping-tとの違いですが、大きな違いはありませんが、
同じ問題を解き続けると、無意識の内にキーワードなどで正解を覚えてしまうことがあるので、
問題文が異なる問題集の問題を解くことで、対策をしていました。
⑥試験まで、ひたすらに問題を解く
これは気分によって、Ping-t選択問題・Ping-tコマ問・問題集を選んで、
試験日まで問題を解いていました。
最後までありがとうございました!
以上が私の勉強方法になります。
皆様の試験勉強のお役に立てれば幸いです。
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最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
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