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【第一回Hackathon】一体どんなアイデアが出たのか?気になるバングラデシュエンジニアの案とは!

こんにちは、Monstar Lab バングラデシュ拠点でコミュニケーターとしてインターンをしている古山です。今回は、先日社内で行われたHackathonについて紹介します!

Hackathonとは?

実は私、このHackathonというイベントが開催されて初めてその言葉を知りました。私のように、Hackathonについて知らない読者の方に向けて少し説明させていただきます。

Hackathonとは、広い意味でソフトウェアのエンジニアリングを指す“ハック” (hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた米IT業界発祥の造語。もともとはプログラマーやデザイナーから成る複数の参加チームが、マラソンのように、数時間から数日間の与えられた時間を徹してプログラミングに没頭し、アイデアや成果を競い合う開発イベントのことをいう。(Google先生より)

今回のイベントの流れ

0.イベントについての説明 CTOのAsadさん「Hackathonやるぞー!」

1.アイデアの提出 2日後の昼

2.現状の課題、課題解決方法のアイデアプレゼン その日の夕方

3.解決方法の開発結果、最終プレゼン プレゼンから5日後

計約1週間のイベントで、なかなかスピード感がありました!

そして私が驚いたのは拠点長の出張中にイベントが始まるということ!笑(最終プレゼンにはギリギリ間に合いました)

0.イベントについての説明

今回のHackathonは、

改革精神を高める

・チームの絆を強め、また他のチーム(部署)の人との関わりを増やす

個人の主体性を高め、生産性を向上させる

・アイデアからプロダクト作成までを高速で行い、最近増えてきているMVP開発へ活用する

・アイデアによって社内の問題を改善したり、社会に価値を与える

という目的のもと開催されました。

「社内の問題」「バングラデシュの社会問題」「ソフトウェア開発における問題」など解決する問題の種類は何でもよく、自由参加のイベントです。

1.アイデアの提出

▲拠点CTOのAsadさんの説明に耳を傾ける社員さん

Hackathonが始まり驚いたことは、たくさんの社員さんが私に「どんなこと発表するの?」「プレゼンテーション聞くのが楽しみだよ!」「僕のプレゼン楽しみにしててね」などと声をかけてくれたことです。最初は参加するつもりはなかったのですがあまりにたくさんの人に期待され、私も発表することを決意しアイデアを提出しました。

集まったアイデア数は36個

自由参加のイベントにもかかわらず積極的に参加する社員が多く、約60人の社員の中からこれだけのアイデアが集まりました!

2.現状の課題、課題解決方法のアイデアプレゼン

▲プレゼンテーション聞きながら点数をつける様子

発表直前にくじ引きで次のプレゼンターを決める形式で、一人ずつ前に出て約2分間プレゼンテーションを行いました。

自分の番がいつ来るのかとくじを引かれる度にドキドキしていました。名前を呼ばれこの場から逃げ出したくなりながらも、みんなの前で発表しました。人前で英語でプレゼンテーションをするのはとても緊張しましたが皆さん真剣に聞いてくれたため、なんとか話し終えることができました!

気になるプレゼンの結果は?

プレゼンテーションを聞きながら全員が点数をつけ、ランキングにしたものの一部がこちら!

なんと1位は私も印象に残ったデングのアプリ

このアプリは、デング熱にかかった人のかかる前の行動範囲をアプリ内で集計し、マップでどの場所でデングに発症した人が多いか見れるようにするというものです。このアプリによってデング熱の危険性がある蚊が多い場所を特定し、集中的に蚊の駆除が可能になるかもしれないと期待が高まりました。

そしてもう一人のインターン生が考えた、日本語とベンガル語の辞書アプリが10位以内にランクインしています。(ちなみに私は30位でした。。)

15位のリアルタイム投票型エアコン調節アプリは、エアコンが強くて寒いと思うことが多いので欲しいと思いました。(笑)

アイデアを形に

アイデアのプレゼンテーションが終わった後はいよいよ開発開始です。アイデア提案者がチームを作り、5日後の最終プレゼンに向けて開発を行います。

お昼休みにチームでミーティングをしたり、仕事の後に開発をする様子がちらほら、、

▲仕事終わりにチームで話す様子や真剣に開発する様子

3.解決方法の開発結果、最終プレゼン

一週間が経ち、いよいよ最終プレゼンテーションです。最終プレゼンターは5人!

5つすべてを紹介したいところですが、今回は割愛させていただき2つのプロジェクトを紹介します。それぞれのチームの代表であるSaadさんとTanveerさんのお二人にインタビューして来ました!

1:ハイテク企業のすべての拠点をつなぐプラットフォーム

古山:Saadさんのチームが選択した問題は何ですか?

Saad:僕たちのチームは「ソフトウェア開発」における問題を選択しました。

古山:開発したものについて教えていただけますか?

Saad:只今も開発中のため、深くは公開できないことお許しください。。!

古山:かしこまりました。

Saad:僕たちのチームが開発したものは、ハイテク企業のすべての拠点、部署をつなぎ、かつ所属するエンジニアのスキルと使用ツールを知ることができるプラットフォームです。

また、そのプラットフォームはハイテク企業全体のナレッジベースとしても機能します。

古山:なるほど、工夫した点はどこですか?

Saad:エンジニアが簡単にそのプラットフォームにアクセスできるように、Googleアクションを連携したところです。「Hey! Google、ちょっと話したい」と言い、質問をするとGoogleアシスタントからエンジニアに関する詳細情報を得ることができます

古山:このプラットフォームがあれば拠点が多くある会社でもエンジニアのスキルやツール、経験が共有され、より効率よく開発できそうですね!今後の開発に期待です!

2:社内コミュニケーションツール用ボット、BOB

古山:Tanveerのチームが解決したい問題は何ですか?

Tanveer:僕たちのチームが解決したい問題は、自分の机にゴミが置かれていたり、置いていた自分の充電器を誰かが勝手に使ったり、大きな声で話しすぎるなどの迷惑行為です。

古山:なるほど、そのような行為に対して社内では今までどのように対処してきましたか?

Tanveer:今までは、このようないわゆる”不満や注意”を全体のslackで発言したり、我慢したりしていました。

古山:このBOBというBotはその問題に対してどのような活躍をしますか?

Tanveer:はい、BOBに上記のような直接言いづらいもの、我慢していることを送ると、BOBが代わりにSlack内で発言してくれます。つまり匿名で発言できるということです。

古山:この愛らしいBOBに言われると、言われた側もなんとなく気分良く改善しようと思うことができそうですね!BOBならではの特徴などあれば教えて下さい。

Tanveer:はい、BOBは、”不満や注意”をオブラートに包み、かつ個人に対してではなく全体に呼びかけるように発言してくれるのが特徴です。


古山:とても愛らしいキャラでSlack内で人気者になりそうですね!BOBが活躍する日を楽しみにしています。

おわりに

今回のブログではHakathonイベントについて紹介させていただきましたが、Monstar Labバングラデシュ拠点では様々なイベントが開催されています。(別のイベントも別記事で紹介します)社員の方は主体性が高く、積極的に行事に参加し毎回イベントが盛り上がります!また、厳しい上下関係がなく、社員全員に平等に発言権があることも大きな特徴です。

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