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プラスチック製品の製造を担う企業だからこそできる環境問題への取り組み

Photo by zenigame photo on Unsplash



プラスチック製品の金型製作から成形までを行っているミヨシ。近年、プラスチックに関する様々な問題が取り上げられ、プラスチック製品にも様々な取り組みが行われるようになりました。今回はプラスチックの製品の製造を担う企業だからこそ行っている、環境問題への取り組みについて書いてみました。


石油由来の原料の使用量を削減するために

一般的なプラスチックは石油や石炭などの枯渇性の資源から生産されており、資源の枯渇が懸念されています。そのため近年では、従来のプラスチックから、バイオプラスチックと呼ばれるプラスチックへの積極的な置き換えが呼びかけられています。

そこで、弊社では石油由来ではなく植物由来の機能性の高い環境負荷軽減プラスチック材などのバイオプラスチックをより普及させるために、環境に配慮した素材での成形に積極的に取り組んでいます


バイオプラスチックとは

バイオプラスチックとは、一言でいうと環境にやさしいプラスチックのこと。その中でも大きく分けて『生分解性プラスチック』と『バイオマスプラスチック』の2つの分類に分けることができます。生分解性プラスチックは、廃棄処理において微生物などの働きにより水と二酸化炭素に分解することができるプラスチックのことをいいます。バイオマスプラスチックは、石油や石炭などの枯渇性の資源ではなく、植物資源から作られるプラスチックのことをいい、こちらは生分解性はありません。貴重な資源を守ったり、海洋プラスチックを減らすための対策として、バイオプラスチックはとても注目されており、様々なプラスチックメーカーが研究や開発に取り組んでいます。


プラスチック製品製造メーカーだからこそ行う環境問題への取り組み

バイオプラスチックにも様々な種類があります。木を細かく粉砕した原料を使用したCNF(セルロースナノファイバー)や、廃棄されるお米から作られたバイオマスプラスチック、海の中で微生物などの働きにより水と二酸化炭素に分解される海洋生分解性樹脂など…。弊社ではこうしたバイオプラスチックをより身近に感じてもらい、手に取って実際に使ってみてもらうために、これらの樹脂を使用してペンケースやスプーンなどの自社製品を製作しています。

NANOCELLシリーズ

ナイロンというプラスチックに、CNF(セルロースナノファイバー)を10%入れて製作したNANOCELLシリーズ。木の繊維を分解したものなので、環境負荷も低く、一般のナイロンに比べて1.5倍も弾性率が高いので頑丈で割れにくく、長く使用していただけるのが特徴。


柄の長いスプーン”SNOPPO”

CNFやバイオマスプラスチックで成形した柄の長いスプーンSNOPPO。他にも様々な材料で成形しています。素材ごとの雰囲気や舌触りの違いを楽しむのにはぴったりです。一部は自社のECサイトでも販売しています。



また、自社製品だけではありません。お客様よりお問合せをいただき、茶葉やデニム、貝殻やコーヒーかすなどの様々な素材を往来のプラスチックに混ぜての成形も行っています。え?こんなものまで?とびっくりするようなものの成形を行ったことも。こうした使い道がない素材を混ぜることで、捨てるはずだった素材を捨てることなく、さらに石油由来の原料の使用量を削減することができるという二重のメリットに繋がります。こうしたお問合せが最近増えてきており、今までに弊社では成形したことがない素材の成形にも積極的に取り組んでいます。


代表インタビューの中でも言及されていましたが、プラスチックは近年、海洋上プラスチックのマイクロプラスチック問題を筆頭に、地球環境に影響を与えていることが伝わってきています。こうした事実に向き合い、プラスチック製品を製造する企業として、石油由来の原料の使用量を削減していく環境負荷を減らすものづくりに積極的に取り組んでいるのです



最後まで読んでいただきありがとうございます。プラスチック製品を製造する企業だからこその環境問題への取り組みはいかがだったでしょうか。こうしたプラスチックの環境問題は無視できないものとなっており、今後さらに重要視されてくると思います。

私たちの取り組みに共感していただけた方はぜひ一度お話ししてみませんか?お気軽に〈話を聞きに行きたい〉よりエントリーしてください!お待ちしています。


ミヨシでは、会社と一緒に成長していく仲間を募集しています。

セールス系

樹脂製品製造メーカーの提案営業
ものづくりの分野で社会から必要とされる事業を行っていく。技術の提案営業募集
私たち株式会社ミヨシは、プラスチック製品の金型製作・射出形成を主軸に、金属加工や治具製作を行っている会社です。試作や小ロット生産にも特化し、様々な企業様の製品開発を支えています。 技術をとことん追求し、環境に配慮したものづくりをコンセプトに日々奔走しています。 ■事業内容■ プラスチックを量産するための射出成型金型の製作を主軸に、事業を展開しています。環境への負荷を減らした、「必要なものを・必要なときに・必要な分だけ生産するものづくり」が私たちのコンセプトです。少量生産は単価が高くなる課題もありますが、知識や技術を動員し、この課題解決に取り組んでいます。 ■今後の展望■ 以下3つの展望を掲げています。 1.事業のさらなるスケールアップ 既存事業をさらに進化させて規模を拡大し、小ロット生産やプラスチック製品の試作分野で幅広い仕事に対応していきます。5年間で会社の規模を倍増させることが目標です。 2.脱石油時代のプラスチック製造 近年「脱石油のプラスチック」が注目を集めており、私たちも新しい技術に積極的に挑戦し、革新的なプラスチックを世の中に普及させるお手伝いをします。2025年から2030年にかけて、プラスチックに関する事業は転換期を迎えると予想しています。プラスチックの役割や製品の将来を、一企業として真剣に考えなければなりません。 3.新しい形のエコを模索 環境に配慮し、省エネや環境配慮型のものづくりに取り組んできました。これらの知見を活かして、今後は省エネ活動の普及・新しい省エネ設備の開発に取り組む予定です。さらに、再生可能エネルギーやケミカルリサイクルの分野で活躍する企業と連携し、私たちの経験や知識を活用して、新しいビジネスにも取り組みます。
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私たち株式会社ミヨシは、プラスチック射出成形金型製作をはじめ、射出成形や治工具製作などを手掛けている会社です。技術をとことん追求し、環境に配慮したものづくりをコンセプトに日々奔走しています。 ■事業内容■ プラスチックを量産するための射出成型金型の製作を主軸に、事業を展開しています。 金型の設計・製作から成形、仕上げ加工、品質管理まで一貫して社内で対応できることが特徴で、環境に配慮した素材の活用や1個から可能な小ロット生産に対応可能なため、メーカーからも厚い信頼を寄せられています。 大手企業の開発部署や、大学などの研究機関の試作開発案件に多く携わっており、お客様と一緒に世の中にないものを生み出すものづくりを行っています。 ■今後の展望■ 以下3つの展望を掲げています。 1.事業のさらなるスケールアップ 既存事業をさらに進化させて規模を拡大し、小ロット生産やプラスチック製品の試作分野で幅広い仕事に対応していきます。5年間で会社の規模を倍増させることが目標です。 2.脱石油時代のプラスチック製造 近年「脱石油のプラスチック」が注目を集めており、私たちも新しい技術に積極的に挑戦し、革新的なプラスチックを世の中に普及させるお手伝いをします。2025年から2030年にかけて、プラスチックに関する事業は転換期を迎えると予想しています。プラスチックの役割や製品の将来を、一企業として真剣に考えなければなりません。 3.新しい形のエコを模索 環境に配慮し、省エネや環境配慮型のものづくりに取り組んできました。これらの知見を活かして、今後は省エネ活動の普及・新しい省エネ設備の開発に取り組む予定です。さらに、再生可能エネルギーやケミカルリサイクルの分野で活躍する企業と連携し、私たちの経験や知識を活用して、新しいビジネスにも取り組みます。 ■「MIYOSHI KO-BO”ミヨシ工房”」■ 2020年7月、工場直販のオンラインショップ「MIYOSHI KO-BO”ミヨシ工房”」をオープンしました。私たちの「人の役に立つモノづくり」「捨てられないモノづくり」という理念のもと、工場内の企画・デザイン工房でプロデュースされた製品を販売していきます。 「素敵なもの、面白いものを買うならミヨシ工房で」と思っていただけるオンラインショップを目指し、マーケティングにも力をいれていきます。 ■町工場の技術をもっと知ってもらうために■ 日本には技術力の高い小規模の工場が多数存在していますが普段は見ることができません。そこで葛飾区の町工場の技術を体験してもらうために、ワークショップ型オープンファクトリー「かつしかライブファクトリー」を2019年より実施しています。 職人さんからプロの技術の説明を聞きながらものを作る、自分で作ったものを持って帰れる。 ものづくりに触れることで、ものづくりの楽しさを体験しながらものの価値を再確認しものを大切に使ってもらう、日本の小さな工場の高い技術力をもっと知ってもらうことが目的です。
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私たち株式会社ミヨシは、プラスチック製品の金型製作・射出形成を主軸に、金属加工や治具製作を行っている会社です。試作や小ロット生産にも特化し、様々な企業様の製品開発を支えています。 ◆事業内容◆ ・プラスチック射出成形金型製作、射出成形 マシニングセンター、ワイヤー、放電、成形機を保有しており、金型製作から成形までを一貫して製作することができます。金型修正やアフターフォローにも対応できるため、企業様の生産部門を一貫して担うことが可能です。 ・治工具製作 ミヨシでは、35年に渡るアルミ金型製作業で培った知識と経験をもとに、的確な材質選択と高精度な金属加工が可能です。検査治具、評価試験治具、自動加工用補助具、搬送治具、組立治具など、産業用の治具の他にもプラスチック加工技術を活かした生活補助具も製作しています。 ・研究開発・試作協力 私たちは、プラスチック射出形成と金属加工の技術と知見を活かし、企業様の心強いパートナーとして様々な製品・部品開発に携わっています。ベンチャー企業の製品開発から大手企業の特殊部品の試作まで、あらゆる開発に全力で取り組みます。 ◆私たちの強み◆ ・小ロット生産にも対応 小ロットに対応しており、最小で1個から製品を作ることが可能です。「少ない数だと相談しにくい」というご心配は不要です。 ・あらゆる形状に対応 小さい製品では 10mm 角、大きい製品では A4 用紙のサイズ (厚みは 60mm 程度)まで、形状や体積が異なるあらゆる製作に対応します。 材質においても、PP、PE、ABS といった汎用樹脂から PPE、PA、POM、PBT などのエンジニアプラスチックやガラス繊維を含有している樹脂にも対応しております。 ◆「MIYOSHI KO-BO”ミヨシ工房”」◆ 2020年7月、工場直販のオンラインショップ「MIYOSHI KO-BO”ミヨシ工房”」をオープンしました。私たちの「人の役に立つモノづくり」「捨てられないモノづくり」という理念のもと、工場内の企画・デザイン工房でプロデュースされた製品を販売していきます。 「素敵なもの、面白いものを買うならミヨシ工房で」と思っていただけるオンラインショップを目指し、マーケティングにも力をいれていきます。 ◆町工場の技術をもっと知ってもらうために◆ 日本には技術力の高い小規模の工場が多数存在していますが普段は見ることができません。そこで葛飾区の町工場の技術を体験してもらうために、ワークショップ型オープンファクトリー「かつしかライブファクトリー」を2019年より実施しています。 職人さんからプロの技術の説明を聞きながらものを作る、自分で作ったものを持って帰れる。 ものづくりに触れることで、ものづくりの楽しさを体験しながらものの価値を再確認しものを大切に使ってもらう、日本の小さな工場の高い技術力をもっと知ってもらうことが目的です。
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