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~駐在員レポート~♯ロシア♯技術系♯生産ライン管理編【三現主義(現地・現物・現実)を大切に、言葉・標準の違いを乗り越える】

三菱自動車は、世界160ヵ国以上の地域で販売を展開しており、売上比率の90%が海外となります。また、三菱自動車ならではのやりがいとして、一人ひとりが担う仕事の範囲が広く、少数精鋭で若いうちから大きな仕事にチャレンジできる環境があります。

今回は、入社5年目で海外駐在となり、PSAプジョー・シトロエン(70%)並びに三菱自動車(30%)の合弁車両組立工場であるPCMA Rus(Peugeot Citroen Mitsubishi Automotiv Rus)で活躍している池田さんに、成長の手応えや仕事のやりがい等を、レポートしてもらいました!



Ikeda Seiya ◆CAREER◆

2012年4月 新卒で三菱自動車工業(株)へ入社

2012年9月 新人研修後、名古屋製作所(現岡崎製作所)工作部組立課へ配属 【主にシャシラインの品質・生産性向上を担当 】

2017年2月 PCMA Rusへ休職派遣【生産ライン全体の品質・生産性向上を担当】

Q1 今までの仕事内容と、現在の仕事内容を教えてください。

入社してからPCMA Rusへ派遣されるまでは主に組立ラインのなかでもシャシライン(足回り部品)で 品質及び生産性向上に関する仕事をしていました。入社3年目に担当していたシャシラインが生産性向上のための合理化工事を実施することになり生産技術部門と一緒になり、新規で組立ラインを立ち上げた経験がとても役にたっています。現在は、日本で担当していたシャシから幅を広げ生産ライン全体(溶接・塗装・組立)を担当しています。生産ラインでトラブル(品質トラブルや生産の遅れ)があるとその分三菱自動車の車を待っているお客様に迷惑をかけることになるので、良い品質の車を計画通りに出荷できるように日々の業務に取り組んでいます。

◆ある一日のスケジュール

8:00 出社

8:00-9:00 始業準備(スケジュール確認、メールチェックなど)

9:00 始業

9:00-9:30 前日の品質及び生産結果の確認

9:30-10:00 生産ライン巡回点検

10:00-10:30 組立課朝礼

11:00-11:30 生産部門朝礼

12:00-13:00 休憩

14:00-15:00 打ち合わせ(例:年式変更生産準備について)

15:30-16:00 生産ライン巡回点検

16:30-17:30 打ち合わせ(例:今後数ヶ月の人員計画について)

18:30 退社



Q2 今までの仕事が現在の駐在での業務に生きていることは何かありますか?

日本で業務をしているときから心がけている事は、困ったときは現場で実物を見ながら議論することです。 現地スタッフとはお互いに第一言語では無い言葉でコミュニケーションをとります。またここロシアの工場はPSAグループとの合弁会社であり、基本的なオペレーションはPSAの標準に則って運用されています。このような事情もあり、会議室での打ち合わせではお互いの考え方がかみ合わないこともしばしば。しかし現場で実物を見ながら関係者みんなで解決策を決定する。そうすることで言葉・標準の違いを乗り越えることが出来ます。日本でいつも言われていた三現主義(現地・現物・現実)は、生産現場で働く人間にとっては、働く場所が国内でも海外でも、とても大切なことだと実感しています。


Q3 ロシアでの駐在経験から学んだこと、自分の中の変化は何かありますか?

当たり前のことではありますがコミュニケーションの重要さです。様々な環境・文化で育った人々が一つの会社で仕事をしている海外工場では、日本であたりまえのように思っていた常識が常識ではありません。その影響もありお互いの認識が一致していないことが原因で、想定していたアウトプットが出てこないこともしばしばあります。日本にいたときよりも頻繁に関係者とコミュニケーションをとり状況を確認することで、この認識の違いを早めに修正し、期待しているアウトプットに近づけるよう心掛ることを心がけています。そうすることで今後の業務の質も向上していくことに繋がります。

(写真下:工場全体の写真)


Q4 休日の過ごし方を教えてください。

休日の過ごし方は、毎週土曜日の午前中に日本人駐在員とテニスをしています。 PCMA Rusのあるカルーガ市には室内テニスコートがあり、冬が寒いロシアでも1年通してテニスができます。そのほかにもホームパーティを実施したり、定期的にロシアの首都であるモスクワへ行き、普段食べられない料理を食べに行ったり、ショッピングを楽しんだりもします。 また、長期休暇中には日本に帰国することもありますが、日本からに比べヨーロッパ各国へ短期間低予算で行けるので、ヨーロッパ旅行に行くことも長期休暇の楽しみのひとつです。

(写真下:年に一度実施されるカルーガ市でのパレードの様子。PCMA Rusのあるカルーガ市にある会社・団体が街のメインストリートでパレードをしています)

(写真下:休暇中の旅行先での一枚)


Q5 最後に、当社を目指す方にメッセージをお願いします!

当社は比較的若い年代から幅広い業務を任せられ、海外で活躍するチャンスも多い会社です。 規模が小さい会社だからこそ様々な仕事に挑戦できるチャンスも多々あります。 責任感のある仕事を任せられるので苦労も多いですが、若いうちにこのような環境に身を置くことで自分自身の成長も早く感じられることが出来ます。 若いうちから責任感のある仕事がしたい方、海外で活躍したい方にはおすすめの会社です。一緒に働ける日がくることを楽しみにしています!


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