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技術とマネジメントの両翼を兼ね備えたエンジニアリングマネージャー:DTダイナミクスのプロダクト開発を加速させる

DTダイナミクス採用担当の岸本です。今回はエンジニアリングマネージャーの上野さんにお話をお伺いしました。



幼少期からプログラムの世界へ。技術の本質を掴み、国内外で活躍を続けてきたキャリア


これまで経験したのは6社ほどで、基本的にWebエンジニア・エンジニアリングマネージャとしてやってきました。一番最初は大手SIerに入社し、2、3年目に大手銀行合併のPLをやっていました。

当時はWindows98が出たばかり、Webサービスの開発やJavaプログラミングできる人が少なかったのです。私は、プログラミングは小学生くらいからできて、大学は情報専攻でしたので、その当時、時代的にもレアな人材だったと思います。(笑)

SIerを辞めてオーストラリアに一年住み、帰国後、ちょうどクラウドの技術が日本で知られてきた頃にベンチャーの立ち上げを経験しました。位置情報を扱うサービスを提供していたのですが、ガラケー時代でGPSが普及しておらず、ビジネスとしては成功できず、転職することになりました。その後は、カーナビ開発(スマホ開発と組み込みの両方)などをやっていました。そこではエンジニアリングマネージャー、PMと設計、自社プロダクトの海外のスマホアプリのプロダクトマネジメントも担当しており、海外出張も多く色々な経験を積ませていただきました。





そんな時、とある会社からフィリピンに子会社を作り内製化を図るという話を持ちかけられました。日本語が話せないフィリピン人と英語がほとんど話せない日本人しかいない開発組織で内製化するという内容でした。私は英語が話せるエンジニアとして、入社直後から1人で定期的にフィリピンに赴き、4年ほど内製化と開発体制づくりに尽力しました。3人しかいなかったフィリピン人開発チームも9人まで増え、日本側にもエンジニアも増やして開発体制を整えました。

45歳になるタイミングで、海外と国内の開発組織を立ち上げた経験を活かし、上場企業でも経験を積んでみたいと思い、前職に移りました。エンジニアリングマネージャーとして働いていました。Webサービス、ECサイトの開発を行っていたEC部門に所属しており、基盤刷新クラウド環境の移行のプロジェクトマネジメントを主に担当していました。

ここまでのキャリアを振り返ってみると、新しい技術や言語の登場に常にキャッチアップをしながら築いてきたな、と思います。開発者として成長するためには、新しいものを吸収し、自分の強みを増やし続けることが重要だと考えています。

私自身、小さい頃からプログラミングをしていたので、言語の違いはあまり重要視せず、標準語と方言くらいの差だと思っていました(笑)

学生時代に情報工学専攻であったこともあり、カーネルレベルでの特性やアーキテクチャを理解するといった、技術の根本を知っていれば様々なことに対応できると思っています。コンパイルする理由や機械語の役割を理解していることは、新しい仕組みや言語を理解するうえで、習熟難易度を下げることができるのでは、と考えています。


DTダイナミクスとの出会い。大企業の強みとベンチャーのスピード感が融合した環境


転職エージェントにDTダイナミクスを紹介され、道廣さん((株)DTダイナミクス 代表取締役社長)とお会いし、DTダイナミクス立ち上げの話を伺いました。プライム市場で成長を続けるミスミの盤石な経営基盤を持ち、グローバルにも進出している大企業が、エンジニアである道廣さんを社長として、プロダクト開発に専念できる新会社を立ち上げるという話に、非常に魅力を感じました。


ベンチャーも大企業も経験してきた自分にとって、ベンチャーのスピード感や立ち上げの動きにやりがいを感じる部分もあり、さらに海外エンジニア組織の立ち上げ経験も活かせると感じました。DTDのように大企業の子会社として開発組織を立ち上げた例は他にもありますが、親会社の強みを活かしつつ、エンジニアがプロダクト開発に専念できる環境は稀有だと感じ、「挑戦したい」と強く思いました。

ミスミグループの一員として、グループのシナジーを発揮しながら、DTDならではの独自性と自由度の高い開発体制を築けることに魅力を感じ、入社を決めました。



多様な価値観、一人ひとりの自分らしさを活かしたい

現在DTダイナミクスでは、エンジニアリングマネージャーとしての役割を担っています。私のチームには、20代中盤から50代含めた多様なメンバーがいますが、それぞれの価値観を許容し、一人一人の「らしさ」を活かしてほしいと考えています。

現在は、私が過ごしてきた時代とは全く違いますし、積んできたキャリアも個々人で異なります。過去のやり方を教えるよりも、今の時代に合ったやり方でやってもらえればと思っていますし、昔と比べて、今は情報量が圧倒的に多いですよね。今エンジニアとして活躍している人たちを本当に尊敬しています。

もし自分が同年代だったとして、今の時代に生きていたら絶対に勝てないだろうな(笑)という感じです。上に立っている。や、偉い立場。ということではなく、マネジメントとしての役割を担っているという感覚です。だからこそ、各個人の強みや個性を尊重し、それぞれのアプローチを活かすことが、チームの成功につながると信じています。

私自身、新しい技術や言語に常に触れ、自分の強みにしようと努力してきました。そして、言語の違いよりも、プログラミングの根本を理解することの重要性を学び、それを強みにここまでキャリアを築いてきましたが、必ずしもそれだけが正解ではなく、その人にしかない強み、特性があると考えています。

今の時代は、多様な価値観や個性が求められています。私のチームでは、年齢や経験に関係なく、一人一人の可能性を信じ、その才能を最大限に引き出すことを目指しています。

過去のやり方にとらわれず、それぞれの強みを活かした新しいアプローチを推奨していますし、一人一人が輝ける環境を作れたら良いと考えながら、 私自身も、チームの一員として、メンバーと共に成長していきたいと思っています。


同じ興味関心を持つ仲間と、楽しく働き続けたい


エンジニアとして、自身が開発しているプロダクトに興味を持てるかどうかは非常に重要だと思います。自分がやっていること、作っているプロダクトに興味を持てる人ほど成長しているという経験則があります。興味・関心が全ての源泉であり、興味・関心を持てるプロダクトであれば、楽しく働いていけるのではないでしょうか。

私も、皆で楽しく仕事ができるよう、マネジメントをしていければと思っています。

meviyや3Dモノづくりに少しでも興味・関心をお持ちの方は、ぜひカジュアル面談でお会いしたいと思いますので、応募をお待ちしております。



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