近年、中国における科学技術の目覚ましい発展について日本でもニュースになることが増えてきました。中でもハイテク都市としてテック界から注目されているのが深圳です。最近では、「深圳がスゴイ!」というブームのカウンターとして「言うほどキャッシュレスは浸透していない」「もうシェアビジネスは終わっている」といった論調の記事も見かけますが、ブームにしろそのカンターにしろ、どちらも深圳のごく一部を切り取ったに過ぎません。
では、ハード開発の側面から見た深圳の魅力とはなんでしょうか。以前は「世界の工場」として名を馳せた深圳には今もものづくりのノウハウがいたるところに蓄積されています。また、それらを活用するエコシステムが出来上がっているので、圧倒的なスピードで開発を進めることが可能です。また、若い労働力が豊富であることも魅力の一つでしょう。私たちミラもそのエコシステムによるスピード感と人材を求めて深圳に拠点を設けましたが、予想以上の成果にハードウェア開発における深圳の強みを改めて感じています。
深圳には「来了,就是深圳人(来たらあなたも深圳人)」というスローガンがあります。経済特区として急成長を遂げたため、古くからそこに住んでいる人より他都市の出身者が圧倒的に多いので、出身地にこだわらず、とにかく深圳にいる人同士はみな深圳人としてまとまろうという意識を表しています。実際、深圳に住む人たちはみなこのスローガンが大好き。新しく深圳に来た人を出身地にこだわらず(もちろん日本人でも)暖かく迎え入れてくれます。そんな土壌に根ざした活気もまた深圳の特徴の一つといえるかもしれません。
株式会社ミラ及び深圳市设计科技有限公司はそんな深圳の魅力・強みを今後も最大限に生かしたサービスを提供していきます。深圳にお越しの際はぜひお立ち寄りください。お待ちしています。