今日の酒というタイトルですが、実は昨日の酒です。行動パターンを読まれたくはないので…。
さて、写っている女性は店のマスコットです。左側が昨日の一杯目なんですが、IPAに分類されるビールです。IT関係者にとってIPAと言えば、Information-Technology Promotion Agent(情報処理推進機構)なんですが、ビールの種類でもあってIndian Pale Ale(インディアン・ペールエール)の略です。18世紀頃、インドがイギリスの植民地だった頃に、インドに滞在するイギリス人にペールエールを送る訳なんですが、赤道を二回通過しなければならないため、腐敗防止のためにホップを多い目に入れたビールです。なので、ホップの香りと苦みが強くなります。日本でも、クラフトビールは第三回目のブームとなってはいますが、どちらの店に飲みに行ってもIPAがメインのラインナップになっています。日本人の好みなんでしょう。余談ですが、化学系の技術者に向かってIPAというと、IsoPropylAlcohol(イソプロピルアルコール)が真っ先に頭に浮かぶと思うので、注意が必要です。