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創業メンバーが語る起業エピソード「みんな泥水をすすって生きるタイプだから成功すると思った」(前編)

創業当初から活躍する若手社員

今回から連載企画として、マイナースタジオの社員を紹介していきます。社員の人柄やプロフィールを通して、マイスタの魅力を広く知ってもらえたらと思います。今回は創業当初からいる赤羽秀太(25)さんに話を聞きました。

後編の記事も公開しました:創業メンバーが語る自社のカルチャー「データに基づいた意思決定を徹底する習慣が強み」(後編)

マイスタで働き始めたきっかけ・エピソードを教えてください!

-まずどのように代表の石田さんと知り合ったのですか?

大学3年生の11月に、早稲田のサブウェイで石田(社長)に声をかけました。彼は自分よりも3つ年上でしたが、もともとTwitterやブログ経由で一方的に知っていました。彼は大学で考えたことなどをTwitterやブログで発信していたので、その内容が自分のアカデミックな方面への興味分野と被っていたのもあり、面白い人だなと思って文章を読んでいました。

-当時の石田さんの印象はどうでしたか?

当時の印象としては、意識高い系ではなく、本当に意識が高いタイプの人間なんだろうなと思っていました。彼が2013年の9月ごろから運営していた『THE NEW CLASSIC』というニュースの解説サイトも興味深く読んでいました。

-自分もジョインしようと思った理由はありますか?

自分の年代的には、大学3年の夏以降がちょうど就活が始まる時期でした。しかし、あまり器用なタイプではなかったので、画一化された就活の雰囲気に馴染めず、DeNAのインターンのウェブテストを受けたものの飽きてしまい、途中で自ら回答をやめ落とされたりしたこともありました(笑)

とりあえず休学でもしようか、将来はどうしようかと考えていましたが、そんな時にたまたま早稲田のサブウェイで石田を見かけたので、仕事を手伝わせてもらえないかと思って声をかけました。

-当時はどのような環境で働いていましたか?

当時はオフィスもなく、インターンという制度も特になかったので、ポジションがよくわからないまま手伝っている感じでした。個別に記事を書いては提出して、週一の頻度でカフェでミーティングをするというのがルーティーンでした。

その後2014年2月に、東池袋にある6畳のマンションの一室にテーブル4つとイス6つを並べた狭いオフィスができました。さらに現在取締役である岩山が同年4月にジョインし、2015年10月にメンバーズへの株式売却が決まるまで、かなりバーンレート(コスト)を抑えたまま、3人と何名かのインターンで1年半くらい働いていました。

当初は興味がなかったITの仕事

-当初からIT業界に興味があってジョインしたのですか?

正直石田に出会った頃だと、ITにもメディアにもスタートアップにも興味はなくて(ちょっとあるふりをしてた)、ただ漠然とTHE NEW CLASSICが面白そうだと思い、また彼のヴィジョンに共感したからというのが理由です。あともう1つの理由は、石田の人間性が信頼できそうだったからというのもありますね。

-ジョインしてからはどのような経験をしてきましたか?

当時はメンバー全員が知識も実力もあまりない状態で、さらにスタートアップなので事業のピボットは当たり前のように起きていました。しかし、そのような経験を通して、社会的にインパクトのあることをことをやるには時間もお金もかかるということや、だからこそ登る山の選定が大事だという事業の初歩の初歩の部分から実地で学べました。

僕自身、既存の概念やシステムをハックするのがとても好きなのですが、初期の頃からいろいろな施策と検証を任せてもらっていて、裁量を持って自由にできる環境は少ないので、今も楽しく働いています。その結果、今ではITもメディアもスタートアップも自分にあっているなと感じています。

-今はマイスタについてどのような気持ちを抱いていますか?

チームとしてはオフィスのエピソードに端的に表れているように、みんな泥水すすって生きられるタイプでとにかく死なないから、買収前から絶対にどこかのタイミングでうまくいくだろうなと思っていました。

これからもこの環境に身を置いて、自分の成長と共に会社にも貢献できるように、日々自分のタスクをこなしていくつもりです。

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