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【インタビュー Vol.3】職種:エンジニア「それぞれの得意を活かしたキャリアパスを見つけられる」

◆業務や役割について教えてください

主に要件の整理と開発マネジメントと設計になります。

要件整理に関してはお客様の要望とすり合わせながら要件を整理して必要であればドキュメント化して具体化していく。開発マネジメントと設計はスケジュールを元に、開発メンバーとプロジェクトを連携しながら進めていく。実装に必要な情報をドキュメントを作成したり、作成依頼をしたりしてエンジニアと連携しています。

◆チームとしてどのくらいの規模が多いですか?

最近だと大体6名くらい、多くなると8名くらいです。金額で言うと数千万くらいですね。

ものによってまちまちだと思うんですけど、ネイティブアプリケーションで言えばios2人、android2人、サーバー1人、SE、プロデューサーとかで7名くらいになります。我々は今これくらいの規模じゃないかなと思います。

SEとしては、体制によって技術の方をゴリゴリにやる場合もありますし、僕はそこはあまりやらないですけど、人によっては実装もやる人とか、逆にマネジメント寄りにやる人もいたりとか体制によって上手い具合に補完しあう感じです。私は、どちらかというとマネジメント寄りにやることが多いですね。

◆2013年新卒として入社され、これまでのキャリアを教えてください

入社して5年くらいまでiosの専門プログラマーをやっていて、リードエンジニアとかも経験して、30歳くらいにキャリアを考えたときに、1回常駐したんですよね。

僕はネイティブアプリだけだったので、そこでWebアプリケーションみたいな、サーバーも知れるような開発というのを常駐先で携われる経験しました、それが半年くらいでした。

行ってみてワークフローとか開発文化が違うので、僕としてはすごく刺激になったというか、良い経験になりました。

戻ってきて、ちょうどそういったプログラマーではないSEのキャリアパスの方にシフトしていって、そこから今4年目になります


◆なぜ、今のキャリアを選ばれたのですか?

多分、分かれ道としてスペシャリストになるかマネジメント寄りかという道があったかと思うんですけど、技術は好きだけどスペシャリストに追及出来るかと問われたら自信がなかったんですよね。

どちらかと言うと、全体のワークフローとかどう作るかとかそういうのを考える方が向いているのかなという所があったので、そっちにシフトしていった方が良いんじゃないかなという決断です。

1on1のときなど上司にちらほらそんなことを言っていたので、それを察してくれて常駐の経験をさせてくれたり、それとなく背中を押してくれて配慮してくれたのかなと思います‥多分(笑)

◆これまでのとは違い、顧客と向き合ってみる事になってどうでしたか?

初めはやっぱり見習いというかお客さんとのやりとりについていくというサブ的な動きをしてサポートメンバーとしてやっていたんですけど、割とすぐの大手上場企業の大規模案件があって、「じゃあそこ入ってみるか」って話になり、その時に結構良い経験が出来たんですよね。

大規模案件だと他の会社の文化とかドキュメントのアウトプットとか、そういうのは結構見ましたね。

それまではプログラマーとして内部で動いていたので、そこでお客さんの所に行ってミーティングに参加して実際に現場とかアウトプットのものを見たという感じですかね。

リードエンジニアをやっている時に、「やってもらう為には準備をしなきゃいけない。」「工程を考えて必要であればドキュメント化して説明する。」などをやった時に自分としては面白かったんですよね。

普通のプログラマー(メンバー職)は割と大枠の中で役割を与えられてやることが多いのですが、リードエンジニアは社内のメンバーにそういった事をやる事もあります。

引っ張っていかなきゃいけない立場なので、「どういった仕組みで作ろう」「どういったフレームワークにするか」とか大元を決めて準備して工程を考えて共有してやってもらうっていう事にやりがいを感じたんです。

これをお客さんに変換した場合に、難易度は上がるけども同じ事ではないのかという印象を感覚で持っていて、スペシャリストよりは「じゃあそういう道かな」という選択になりました。

リードエンジニアを経るとそういう感覚が浮かんでくるとは思うんですよね。やりがいが別にあるんで。

SEとPMというのは難しい所があるんですけど、リードは経験した方が良いと思います。

人に何かをやってもらうという経験は大変ですが、重要ですね。

◆今後のキャリアについてはどう考えていますか?

年齢的にはまだ余裕があるので(笑)、引き続き今のポジションを続けながらキャリアパス的にはPMにシフトして、ゴリゴリにお客さんと要件を詰めていくというのが次のキャリアだとは思います。

境目は‥ある日突然というのはないと思いますけど、PMって一番大きな成果を出せるのは、新規案件で一からお客さんと作る所だと思うので、そこの数をこなしていくのが次のミッションかなと思っています。

そこがPMの肝なんだろうとは思うので、やり方は色々あると思うんですけど徐々にというところではあるかなという気はしています。

◆大事にしている事、意識されている事はありますか。

大事にしている事は【フラットにコミュニケーションを行うように心がけている】という事ですかね。

その理由っていうのが、そうする事でプロジェクト内のやりとりが活性化されて情報量が増えて、俯瞰的な選択だったりより良い、質の高い開発に繋がると思っています。開発メンバーにあんまり高圧的に「やれやれ」という事だと萎縮しちゃうじゃないですか。

それよりももっとフラットに役割だけっていう感覚で接する事で、メンバーも「あ、言っていいんだ」という感覚になって活発なやり取りが生まれて情報量が増えると。具体的にフラットな雰囲気になるように言葉遣いとかを気を付けたり、何かあった時に相手を待っている時もありますが、ちょっと怪しそうだなというときには話を聞いてあげたりとか。

このスタンスはお客様にも同じです。お客様にも言う事はちゃんと言う。フラットに。(笑)技術的にそれをやった時のリスクを伝えて、判断を相手に委ねる。それを加味して大丈夫ですか、というところをフラットに伝えています。こちらの考えを言わないとそれが当たり前になってしまうので、初めからそういった関係つくりをしていくというか、認識してもらうというか。

まあ状況によるんですけど。自分としてはそうした方が上手く行くんだろうという気がしていて。その成果がでているかどうかは分からないですけどね。

ニュアンスとか言葉の意味とか‥難しいですね。言葉のニュアンスが違った時に難しくて、高圧的な土壌が出来ちゃうとやり取りが止まってしまうので、メンバーともクライアントともしっかりセッション出来るような雰囲気作りを意識しています。

◆業務の中でどんなところに楽しさ・やりがいを感じるますか?

やはり、お客様はもちろん、開発メンバーの期待にも応えられた時ですかね。

そこをどちらかに寄せる事は簡単なんですけど、なるべくどちらの期待にも応えられるように考えて提案して成功した時に一番やりがいを感じますね。

開発メンバーにしわ寄せがいくと開発メンバーが辞める形になって会社にとってもプロジェクトにとっても良くなくて、ウィンウィンが正解かなと。お客様も開発メンバーもどちらの期待も叶うように持っていくよう心がけています。お客様の要望に応えるために開発メンバー、そのプログラマーがどんなレベルなのかを見極めて開発方法を検討したりしながら折衷案を出すっていう。

なので、お客様とSEメンバーの2つの考えを知る必要があって、外部内部的な仕組みも知らないと提案できないので・・・そこがミソというか役割ですね。

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