MGRe(メグリ)の料金システムに採用されている「MAU課金」について紹介します。
「そもそも、MAU課金って何?」
「MAU課金にはどのようなメリットがあるの?」
といった疑問にお答えしつつ、なぜMGReがMAU課金にこだわっているのか、その想いをお伝えできればと思います。
MAU課金とは
MAU課金とは、月間アクティブユーザーの数により、支払い金額が決定する料金システムのことです。
この「MAU」は“Monthly Active User”の頭文字を取ったもので、「月間アクティブユーザー数」を指しています。
似た言葉には、WAU(Weekly Active User)、DAU(Daily Active User)があります。
MAU、WAU、DAUの違い
※図:弊社資料「アプリ図解百科【運用編】」より
MAU課金と他の料金システムの違い
MAU課金は一般的な料金システムと比べて、何が違うのでしょうか?
まず、一般的なアプリ制作プラットフォームにおいては、累計ダウンロード数課金を料金システムに組み込んでいるケースが多いです。
累計ダウンロード数課金とは
累計ダウンロード数課金は、今までにそのアプリをダウンロードしたユーザーの数によって利用料が決まる料金システムのことです。
この方式においては、アプリをダウンロードした後にアプリをまったく開いていない休眠ユーザーに対しても利用料は発生します。
また、会員登録の紐づけが出来ていなければ、端末の機種変更後に再ダウンロードすると別ユーザーとしてカウントされて、倍で課金されることもあります。
つまり、累計ダウンロード数課金は基本的に右肩上がりで費用がかさんでしまう、減ることの無い料金システムなのです。
青文字:累計ダウンロード数課金、赤文字:MAU課金の課金対象
上図のように、MAU課金では赤色の部分のアクティブユーザー数のみが課金対象となります。
対する累計ダウンロード数課金においては、赤・青すべてのユーザーが課金対象となります。
つまり、いつでもその時に出ている成果に対してのみ料金が発生するのがMAU課金、リリースから時間が経てば経つほど、支払い金額も積み上がっていくのが累計ダウンロード数課金ということです。
料金についてさらに詳しいことが知りたい方は、弊社担当者までお気軽にお尋ねください。
なぜMAU課金?
MAU課金においては、アプリがどのくらい利用されたかによって、発生する料金が上下します。
一般的に、ベンダー側としては、安定的に収益が見込める「累計ダウンロード数課金」を選びたくなるのが本音でしょう。
では、なぜメグリはMAU課金を選ぶのでしょうか。
その理由は、「企業と顧客とのより良い関係を支える」という私たちの企業ミッションにあります。
私たちは、アプリというツールを通して、「企業と顧客のより良い関係づくり」がしたいと考えています。
つまり、アプリをダウンロードしてもらうことが目標なのではなく、企業とエンドユーザーの関係を支えつづける存在でありたいという想いがあります。
企業の成果に寄り添い、エンドユーザーにとってもよい体験を生み出したいのであって、成果につながっていないことへの対価をいただくことは、私たちの信念とは反します。
もちろん、想いだけではビジネスは成り立ちません。
実際にこの料金システムを採用することはかなりストイックなことではありますが、MGReのMAUは、お客様の努力もあり年々伸び続けています。
とにかく自分たちの作るアプリに自信があるからこそ、メグリはこの料金システムを選んでいるのです。
MAU課金のメリット
MAU課金には、大きく分けて3つのメリットがあります。
【1】実態に合った金額で、納得感がある
先ほどお伝えした通り、MAU課金はリアルタイムにアプリを利用しているユーザーの数に応じた料金システムになっています。
アプリを長期的に運営すると、どうしても累計のダウンロード数は蓄積していくものです。MAU課金は、常に実態に沿った料金システムであるため、料金が肥大化しにくいです。
長期的なアプリ運用を検討している企業でも、安心して利用いただけます。
【2】累積ダウンロード数を気にせず、積極的に動ける
実際に、弊社のお客様の中には、冒頭で紹介した累計ダウンロード数課金方式のサービスからMGReに乗り換えられたケースがあります。
「アプリダウンロード数を獲得するために、積極的に動けるようになった」と喜びの声をいただいています。
「今現在ご利用されていないお客さまの分も蓄積され加算されるというのは、実態と合っていませんでした。
そのため以前は、積極的にアプリでお客さまを獲得しようという働きかけができていなかったというのが、正直なところです。この課題を解決してくれたのが、MGReでした。
課金体系がアクティブユーザー数(※)に基づいているため、ダウンロード数による課金を気にすることなく、アプリユーザー獲得に向けたアクションを起こせるようになりました。」
引用元:弊社インタビュー記事(該当箇所はこちら)
累計ダウンロード数課金には、アプリをダウンロードしてもらえばもらうほど、ランニングコストが高まってしまうというリスクがあります。
せっかく顧客に利用してもらうためにアプリを作ったのに、料金システムが足かせとなってしまい、手に取ってもらう機会が減ってしまうのは、非常にもったいないことです。
もし、すでにアプリを運用中で、料金システムに対してお悩みを持たれている方がいらっしゃれば、一度メグリまでお声がけ下さいね。
【3】ベンダーの協力を得やすい
MAU課金を採用するベンダーにとって、導入企業の出す結果は、そのまま自分たちの収益に影響します。
仕組みとして、企業の成果を自分ゴト化しているからこそ、「使い続けてもらえるアプリ」を二人三脚で目指します。
そのため、メグリでも運用フェーズにおけるサポートにはこだわっており、カスタマーサクセス担当者が企業の成果アップに向けて支援します。
このように、ベンダーの協力を得やすい点も、MAU課金のメリットと言えるでしょう。
まとめ
今回は、メグリの想いについてお伝えする記事となりましたが、MAU課金や企業の成果に対する私たちの姿勢が、少しでも伝わっていましたら幸いです!
「メグリ、熱いね!」
「MAU課金って、よいシステムだね!」
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さいごまでお読みいただき、ありがとうございました!
また次回の記事でお会いしましょう~!