2017年1月30日(火)に毎年恒例の楽天ショップ・オブ・ザ・イヤー(SOY)の授賞式が開催されました。
受賞された店舗の皆様はおめでとうございます。
毎年Youtube Liveで生中継されているので、弊社でも業務の傍らどの店舗様が受賞されるのか見ておりました。
さて、今回は2016年と2017年のSOY受賞店舗を比較して、気になった点をいくつか挙げてみようと思います。
やはりまず目が行くのは総合賞の1〜3位です。
2016年は以下の通りで、
1位 Joshin web 家電とPCの大型専門店
2位 エディオン 楽天市場店
3位 ビックカメラ楽天市場店
2017年は以下の通りです。
1位 soulberry
2位 タマチャンショップ
3位 頑張る家具屋 【タンスのゲン】
これまでは楽天店が総合賞の上位の大半を大型家電量販店の楽天店舗が占めていたと記憶していますが、今年は少し様子が違うようです。
2017年のジャンル賞で「エンタメ・デジタル家電部門」を見ても、2016年に総合賞1〜3位だったお店の名前は見つかりません。
こういった店舗の売上が2017年で落ちるということは考えづらいので、楽天の評価基準が変わったということでしょうか。つまり、大型量販店は除く、といった変更です。
その場合、今回の各SOY受賞店舗に量販店は入らないということになりますが、靴ジャンルではABC-MART楽天市場店が入賞しているので、特定の店舗だけということかもしれません。
ちなみに、2017年楽天で最も売れた商品はクリスタルガイザー(500mL×48本入)で販売店は爽快ドリンク専門店です。
爽快ドリンクは2016年に楽天の子会社となったので、SOYからは除外されているのだと思います
次に注目したいのはふるさと納税賞。2017年には楽天ランキングにふるさと納税専用のランキングができたこともあり、楽天内での売上の伸びを感じさせます。
2016年
1位 宮崎県都農町
2位 山形県寒河江市
3位 和歌山県有田市
2017年
1位 宮崎県都農町
2位 静岡県焼津市
3位 宮崎県高鍋町
2016年では受賞地域が散らばっていますが、2017年では宮崎県が2行政(宮崎県都農町は2年連続)受賞しており、ふるさと納税では返礼品を購入することになるので、特産・名産品の多い地域が強い印象です。
ふるさと納税ランキングを見てみるとそのほとんどが食品で、日本人の食に対するこだわりの強さというのも感じさせます。
また、初受賞を見てみると、2016年は初受賞店舗が43店舗だったのに対して、2017年では55店舗でした。
2年間を比較しただけでは正確なことは言えませんが、もしかしたら楽天内で世代交代が起こっているのかもしれません。
簡単ではありますが、2016年と2017年のSOYを比較して気になった点をまとめてみました。