「日本から韓国へ出たいが、現地の作法が分からない」。最近、こうした相談が増えています。日本語の情報がほとんどない、という声です。
私たちMenuMenuは、福岡を拠点に、QRコード一つで10か国語の写真中心メニューを提供しています。日本のお店と、日本語を読めないお客様の間をつなぐ仕事です。この本業の延長で、冒頭のような相談が届くようになりました。
8月20日、韓国の個人情報保護委員会が発表しました。AI技術開発のために個人情報を活用できる特例を含む「個人情報保護法」改正案が、国会本会議を通過した、と。
日本でも同じ年に、令和8年改正個人情報保護法が7月10日に成立し、17日に公布されています。その中に「統計作成等」の特例があり、AI開発も一定の整理のもとで入ってきます。
二つの国が、近い時期に、同じ方向へ動いた。ニュースとしてはそこで終わります。
私たちが引っかかったのは、その先でした。両国の公式資料を並べて読むと、手続きの重心が違うんです。韓国側は事前にPIPCの審議・議決を取る。日本側は公表と、提供元・提供先の書面合意が入口になる。日本の感覚をそのまま韓国に持ち込むと、社内で用意する書類が足りなくなります。
この差は、二次記事の見出しには出てきません。原文を開いて、並べたときだけ見えます。
私たちが信じてきたのは「翻訳の精度」ではなく「注文できる体験」でした。同じ考え方を、情報の仕事にも当てはめています。海外の一次資料をそのまま貼るのではなく、「うちの会社は来週何をするのか」まで訳しきる。そこまでやって初めて、読んだ人の手元で使えるものになると思っています。
小さなチームです。だからこそ、誰かがまとめてくれるのを待たずに、自分たちで原文を開く。そういう仕事に面白さを感じる方と、一緒にやれたら嬉しいです。
記事の全文はこちらです。
https://menumenu.life/blog/korea-ai-personal-data-exception-vs-japan-statistics
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