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パティシエから会社を管理するまで

2021年11月に株式会社メンテモに転職しました。タイトルにある通り前職はパティシエ(?)でした。どうして全然違う職種に転職したのかを書いてください!と頼まれたので、拙い文ですが書かせていただきます。

自己紹介

紹介するほどの経歴は持っていないのですが、お菓子屋さんで働いていました。 上の文のパティシエに(?)が付いているのは自分では名乗れるほどの技術は無いので(?)です。
数店舗転々として現在に至ります。いろんなところをフラフラしている奴。と言う認識を持たれても仕方ないなと我ながら思っています。

将来の夢は小さい頃からずっとケーキ屋さんになることでした。

幼稚園の時、将来の夢はと聞かれたら「ケーキ屋さん」と答え、七夕の短冊にも毎年『ケーキ屋さんになる』と書いていました。この時はチョコケーキ推しでした。今はシュークリーム推しです。

小学校中学年くらいの時に兄に「お前は建物になるのか、頑張れ(笑)」と言われ、それからは『パティシエになる』に変えたら今度は「パティシエは男だけどな(笑)」とまた言われ『パティシエール(パティシエの名詞の女性形、フランス語は難しい。日本ではそこまで浸透してない印象です。)になる』なりました。

どうしてこう意地が悪いのか…振り返ってみても少しどうかと思います。まぁこの兄に現職を教えて貰っているので…人生どうなるか分からないですね。
そんなこんなで「将来はお菓子屋さんで働く」に落ち着き、この思いのままずっと進んでいきました。

高校で進路についてひと悶着(普通校だったので大学に行けの圧が凄かった、いらないってっ断った過去問買わされたりなど色々)あり、何とかお菓子の専門学校に進み、その後お菓子屋さんに就職。

終わりの始まり…

は流石に言いすぎですね。とにかく夢であったお菓子屋さんで働く、がスタートしました。

お菓子屋さん時代

この業界、福利厚生が死んでいるのは百も承知で就職しましたが、その中でも希望があるお店に就職したはずでした。が、聞いていた内容は机上の空論、絵に描いた餅であることが入社3日目くらいで発覚しました。
先輩…後輩に現実を突きつけるのが早過ぎましたよ絶対…。

と言う感じで夢の社保は夢に終わりました。儚い。

けどお菓子を作れるのは楽しかったし、出来ることが増えていくのも楽しかったです。嗜好品であるお菓子を作らせてもらってお客さんに買ってもらえてる、ここに携われていたのは恵まれていたなと今でも思います。なので大変ではありましたがこの業種を離れるつもりはありませんでした。
そんな中で他のお店を数店舗見てきて共通するのはどこも「良くも悪くも店主の癖が強い」「法律的にグレーな部分が結構ある」でした。

お店を開くのだから自己の感性が強いのは当たり前かとは思います、個人店なら尚のこと。長所だし短所だなと思いました。人によって感じ方は違うのでそんなことはない、と言う方も勿論いるはずです。

そんな店・会社は五万とあると言われれば「そうですね」としか言えません。でも人間は他人にはなれないし、自分の人生しか生きられないし、自分で動かない限り何も変わりません。なので自分の感じた気持ちは大切にしたいなと思いました。みんな辛いんだからの思想はあまり好きじゃないです。みんなで少しでも良い方向に行こうよ…。まぁ世の中そんな簡単じゃないですけどね…。

オーナーの方々も全部自分で出来るなら自我バリくそ強くていいと思います。けど出来ないから人を雇って一緒に働いているのになと思う場面が多かったですね。(ここでは事前にみんなでこのお店を良くしていきましょう!的なことを言われていた)

『このお店でしか・この人からしか学べないことがある』状況なら飲み込めることも増えると思いますが。
新人だろうが未経験者だろうが何だろうが考えて生きているひとりの人間なのになぁ…。求人には未経験者OK!お菓子に興味はありませんか?経験者歓迎!とか書いといて…。自分の常識は他人の非常識…。

すみません愚痴はこの辺で、良い反面教師にはなりました。自分も気をつけよ。


転職のきっかけ

先ほど話に上がりました兄に「友達で事務興味ある子いない?」と声をかけられたことが始まりです。当初の私は関心があまりなかったので「いないよ~」と流していました。
しかし求人の内容を聞いて興味を持ち、会社と社長の話を聞いて‘‘面白そう‘‘に気持ちが変わり面接を設けてもらいました。ありがとう、兄。

重ねてになりますが今まで私が見てきたお菓子業界は結構グレーな感じの労働環境で、えっこんなことして良いの…?と思うことも結構ありました。知らないことは不利だなと、あやふやにかわすのはズルいなと思うことが多かったです。
なのでこの機に事務の仕事を覚えて自分の力にしようと思い、面接が決まった翌日にアルバイトをしていた場所の社長に辞めようと思っている旨を伝えました。

完全なる背水の陣。全く職種が変わるので不安でいっぱいではありましたが、やるしかないの気持ちで過去一の瞬発力を見せました。我ながら感心します。すごい。(まだ若いから出来たのもありますが)

転職してみて

日々知らないことを調べる毎日です。新しいことを知るのは苦ではないので(楽しい!までは行けない…。難しいので…。)少しずつ知識を増やして行こうと思います。
特に法律は何でこんなに分かりにくいんだろうと思いながら、脳内でドラゴン桜の桜木先生の「社会のルールは、頭のいい奴の都合の良いように作られているんだ」の台詞を噛み締めてます。

いや本当に…なんで…。

解説サイトを読んでもわかっている人が纏めているのであんまり解らないし…。

「○○ 分かりやすく」「○○ 簡単に」で埋まる検索履歴を量産しながらいろんなサイトを行ったり来たり、最終的には契約している税理士さんや弁護士さんに答え合わせと思いながら聞いたりしてます。本当にお世話になっております。

労働環境は結構良いんじゃないかと思います。サービス業もどうにか労働環境の水準を上げていけないものか、切実に。

まとめ

こんな感じでメンテモに入社して働いています。

お菓子作りは今も変わらず好きなので、また何かしらで関わりたいとは思っています。とういか一生事務仕事で終えるつもりはあまりないです。こんなこと言って良いのか。
事務仕事なんて一生しないだろうと思っていた自分が今事務仕事をしているので、本当に人生はどうなるか分からないですね。

”現状を変えたい”とか”他に興味があることがある”とかの気持ちがあったら動いてみるのも面白いのではないかと思います。(コストがめちゃくちゃ掛かるのは承知ですが)

メンテモはこの気持ちで転職している人が結構いる印象です。現に私がそうですし。

もし興味がありましたら動いてみては如何でしょうか?

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