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商号変更に向けて

創立当初は違和感がないと思っていたのですが、最近お客さまからの指摘が多く、すっかり通称で呼ばれることが増えてしまった当社。
やっぱり、ネーミングって大事ですね・・・
創業者として結構真剣に考えた筈だったのですが、想いと現実は往々にして異なるものでして。

お客様が困ってらっしゃるのは2つ。
1つは「不動産」という名前でして、企業の進出や撤退のワンストップは不動産が絡むからと思って付けたのですが、「会社の存亡を何故不動産屋に託すのか?」と言われると担当さんからの起用決裁が上層部で通らなくなるということで。担当さんの説明手間を増やしてしまっているんですよね。
もう1つは「茗溪」の文字で、変換ではなかなか出ないのだとか。元々は簡単な字体「茗渓」にしようと思っていたのですが、筑波大学の同窓会と文字まで同じなのは畏れ多いと変えていました。

余りにも多くの方からご指摘を頂くので、思い切って「茗渓コンサルタンツ株式会社」と変えることになりました。
6月末で会社創立から3期目が終わり公職も2つ拝命していますから、同窓会にも胸を張って頑張っていると言える環境が整いましたので。

また近日中に資本金を1,350万円超まで増やし、定款も更にマニアックにします。
ベンチャーの方々は法を知らない方が多いので定款の重要性に気付かない人が多いのですが、定款は言わば企業の憲法。ここに書いてないことは原則できないんです。
ということで、民泊事業者(家主と仲介・管理者)の資格取得や間伐材からの天然薬剤精製、コンサルタントとしての拡がりを整えるべく修正を加えることにしています。(平たく言えば、やりたいことを何でも出来るようにしたということ)
そして事務所も移転させようかと。
都心の一等地に構えていますが、出かけることが多過ぎ&IOTの最先端ツールを使っていることもあって、正直なところ空気を置いているために多額の家賃を払っている状況になっています。これでは費用対効果が悪く、コンサルとしては虚栄心で事務所を選んだ頭の悪い会社という印象がついてします。
これはプロを名乗りたい我々からしたらプライド以前の問題でして、早急な対策が必要な事案だと思っています。


今回の変更も司法書士に依頼せずに社員自らの手で登記手続を行いますし、税務対応も社員が行います。大変そうと言われることもあるのですが「このくらいサラサラと出来なくて何がコンサルか?」というプライドもありますし、専門分野でなくともWhat(どの課題を解決するか)ではなくHow(どうやって課題解決するか)を知っていますから頭の体操にはちょうど良いのです。

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