先日ありましたエコプロ2017で展示ブースを拝見し、その趣旨に賛同しましたので参加することにしました。

里山は人の営みを通じて形成・維持されてきた二次的な自然環境で、多くの生き物にとって貴重な生息･生育空間になっているほか、伝統文化や工芸、食文化などを育み、その豊かな恵みは、私たちの暮らしのルーツや基盤となっています。
ですが近年、生活様式や産業構造、さらには社会経済の変化により、自然に対する人の働きかけが縮小･撤退し、里山などの二次的な自然環境やその自然資源の持続的な利用が失われつつあります。

私たちは、日本国内の企業立地をお手伝いする過程において、多様な主体による里山里海の利用・保全への働きかけを自治体に呼び掛けていくと同時に環境省、関係団体と協力･連携し、里山を活用しながら新たな価値を見出していきたいと思っています。