目次
仕事の流儀1:素直であること
仕事の流儀2:1つ・2つ上の立場でも考える
仕事の流儀3:自分で決める
働くとは:プロとしてやり抜き、楽しむこと
仕事の流儀1:素直であること
よく聞く話かもしれませんが、言われたことを素直に受け取って吸収しようと実践することです。
これは、大学時代の部活の経験から大事にしようと思った事ですね。
僕は中学から大学まで10年間卓球をしていたのですが、中高ではそこまで力を入れていなかったので大学の体育会の卓球部に入ってからとても苦戦しました。大学の卓球部に入部した当初は同期に全く太刀打ちできなかったです。20人以上いる部員の中でレギュラーをとるのは到底無理でした。でも、何とかして追いつけないかと思って奮闘しました。結局、最後までレギュラーにはなれませんでしたが、差は縮まったと思っています。入部当初1点取れれば良いくらいだった同期と、良い試合はできるようになったんです。追い越せなかったけど、大学に入ってからは自分の方が成長しているなって思いました。そのころに、部活のコーチや先輩から「大内田は言われたことをちゃんと真面目にやるよね」って声をかけてもらえたことがあって、そこに自分の成長の根源があったのかなって感じています。特に意識していたわけではないのですが「筋トレした方がいいよ」とか「フットワークの練習したほうがいいよ」とか言われたことをきちんとやっていた気がします。
言われたことをちゃんとやったから、人より成長できたと思っています。人から言われた事を愚直にやるということはすごく大事なことだって実感して、社会にでてからも続けていることです。
なので、スタートダッシュが遅れたりすることがあっても、仕事は40年以上あるから続けていけば巻き返せると思います。上司から言われたことでも、教育担当に言われた事でも、アドバイスとしてもらったものは素直に受け入れてやってみてください。同期でも職級や役職に差が出ることは当たり前なので、そんなときも腐らないで言われたことをやるしかないんです。そうしていくうちに追いつけるし、追い越せると思います。
仕事の流儀2:1つ・2つ上の立場でも考える
これは、自分が2年目当時、個人業績が芳しくなく、色々チャレンジをするも中々うまくいかなかった時期に上長のマネジャーから「1つ・2つ上の立場で物事を考えてごらん」と教わりました。メンバーである自分の1つ・2つ上の立場であるチーフやマネジャーは「チームをどう達成させるか」とか「課の雰囲気をどう良くするか」とかを考えているのかなって思ました。
そこからまず始めたのがナレッジ投稿です。自分の数字は達成していないけど、提案件数はめちゃくちゃ多かったので、その提案したもののナレッジ共有を始めました。自分の数字には直結しないけど、ナレッジ共有をすることで組織としてのノウハウをためられるというのは意義のあることだと考えました。そうすると、グループのみんながナレッジいいねと評価してくれたり、実際の提案書に応用してくれてたりと、組織に貢献している実感がわいてきたんです。自分の数字は達成していなくても会社のためになれている!!って思いました。
今でもたまに、自分がナレッジ共有したものを応用して提案書で活用されているのを見かけると素直に貢献できていることを嬉しく思います。
もちろん目標数字の達成は大事だし、そこを目指してみんな働いてはいるんですけど、どんなに仕事ができる人だって達成できない時もあると思うんです。そんな時に、もし、マネジャーだったら、部長だったらどうするかな?と考えて、当時の僕はナレッジ共有を始めました。あと、自分自身がマネジャーになって思うのは、自分のメンバーが1つ上、2つ上の立場で考えて行動してくれることは心強いなってことです。同じ目線で考えようとしてくれるのは嬉しいですしサポートもしやすい。チーム全体の視座があがっていくことは良いことだと思っています。
仕事の流儀3:自分で決める
これも2年目当時の話です。あるクライアントのご担当者様がすごい保守的な方で、いろんな提案をしても興味を惹くことができませんでした。当時は、リスティングを運用していたのですが、リスティングでどう頑張って小手先の広告文の改善や入札を工夫していっても広告遷移先のランディングページの情報が古いので、成果獲得にはつながりにくい状態でした。ご担当者様にページ改善の必要性をどうにかお伝えしたく、頼まれてもないのに本気でランディングページの修正企画書を作ってみたんです。それを持っていったところ「こんなに真剣にうちのこと考えてくれてありがとう」とお褒めの言葉をもらいました。ページの修正案は採用いただけませんでしたが、それ以降どんな提案でも受け止めていただけるようになり、新たな信頼関係を作ることができました。
この企画書を作る作業は大変でしたが、自分で決めたことだから苦ではなかったんです。「どうやってクライアントをビックリさせようか!」って考えて作ってました。その時思ったのは、自分で決めたことは多少辛くても、のめりこめるし、楽しいってことです。あと、意外とそれを他の人もちゃんと見てくれていて評価してくれているってことです。
人から言われたことをただ機械的にやるのって納得感があったとしてもつまらないなと思ってしまいます。何か1つでも自分のやりたいことを見つけていくことは重要だと思います。
メディックスはやらせてくれる環境もあるので、自分の気持ちを我慢するより、やりたい!を示していった方がいいと思います。こういった経験から、自分で決めることを大切にしています。同じリスティングを運用するにしても、やりたくてやってる人とやりたくないけどやってる人を比較したら、出てくる改善案も見えている世界も違うと思います。それを楽しんでいる人の方がパフォーマンスは絶対高いと思うんです。
すべて自分の好きなことをやるのは難しいけど、自分で決めた本気でやりたいと思うことを一つでも見つけてほしいです!ちなみに、頑張った結果2年目の最後には周りの皆さんのサポートのおかげもあって目標数字の達成もできました。その時に、自分で決めて頑張ってきたら報われるってことも学べました。
働くとは:プロとしてやり抜き、楽しむこと
私にとって仕事は仕事です。(笑)正直、心の底では働かなくて済むなら働きたくないって思っています(笑)でも、働かなくていい人って一握りの人間だけで、ほとんどの人は働かないといけないと思います。なので、どうせ働くなら、楽しみたいし、認められて感謝されたいし、社会的意義のあることをしたいと思うんです。
私にとって、仕事は仕事です。
だけど、プロだから、言われたことはやり抜くし、そのうえで楽しむようにしています。