目次
仕事の流儀1:当たり前のことを当たり前にちゃんとやる
仕事の流儀2:打ち手は無限大
仕事の流儀3:全力でティーチングする
働くとは:やりがいと楽しさを探し続けること
仕事の流儀1:当たり前のことを当たり前にちゃんとやる
どんなに仕事ができる人に話を聞いても、当たり前のことを説得力を持って話していると思うんです。なにか必殺技を持っているわけじゃなくて、当たり前のことを積み重ねているから実績を作れていると感じます。だから、自分も当たり前のことをちゃんと継続していかないと!って思っています。
具体的には、「忙しい時に後輩の話をちゃんと聞けてなかったな」とか「クライアントへの返事が遅くなってるな」とか、気がつくとこぼれ落ちてしまっている当たり前を拾って日々修正していくようなことです。人間いつも完璧ってわけじゃないから、当たり前のことを出来ているかを確認するようにしています。これは、大学時代に友人に言われてからずっと心に残っていることです。「ABCが大事だよ。当たり前のことを馬鹿にしないでちゃんとやることが大事だよ」って言われて、心に刺さったんですよね。
また、社会に出てからもいろんな人に話を聞いていく中で、結局当たり前をちゃんとやるって所に着地する気がしていて、この思いは強固になってきた気がします。新人の頃は、周りの人がこぼしている当たり前を徹底して行うようにしていました。新人の時に案件を進めていく上ですぐに答えが分からないことは当たり前です。そんな中で、「確認します」ってだけでもすぐに返信するようにしていましたね。知識がなくてわからないなりにも、できることはあると思うんです。これは、結果的に今の自分の強みにもなっているかもしれません。新人のうちは知識や経験で信頼を勝ち取ることは難しいけど、新人なりの信頼の勝ち取り方はあると思うので当たり前の中で見つけてみるのもいいかもしれません。
仕事の流儀2:打ち手は無限大
働いていると、「この仕事は自分には無理かもしれない」と弱気になってしまうことがあります。私はそんな時に「本当に無理なの?打ち手は無限大だよ!って一旦フラットに考えるようにしています。
実は、私は挑戦的なチャレンジには苦手意識があって、守る仕事の方が得意で好んでいるところがあります。
でも、仕事をしていく上では守りだけではいけないので一度心の中で唱えるようにしている言葉なんです。「打ち手は無限大」って考えると、自分の中にある固定観念を取り払う事ができて、新しい意見が出せるようになると思うんです。思考停止を振り払い、本質的な課題に迫るための呪文のようなものになっています。
特にこの考え方が活きるのは、クライアントならではの事情や制約があり、考えた施策や提案の実行が難しい場面ですね。そこですぐ諦めるのではなく「じゃあこうだったらできるのでは?」と別案を出すようにしています。当たり前のことですが、何故できないのか背景や仕組みなどを理解してから考え、思考を止めないことが重要だと思います。
また、チームで行う案件の時には、守りに入ってしまうのではなく自分の意見を出さないと介在価値がなくなってしまうと思うので、気をつけている部分でもありますね。
仕事の流儀3:全力でティーチングする
後輩の指導をしていく中で、「自分の知識や経験、思考をすべて伝え切ろう」と思って取り組んでいます。自分の思考や考えが必ずしも正解ではないから、思考を誘導して考えを導くよりも、全て伝えた上でより良いものを作り出していけるといいなと思っています。極端だけど、思考の順序も全て伝えて教えちゃうって感じです。
メディックスにいる人はみんな優秀なので考えない人や考えることをやめてしまう人はいないと信頼しています。考えることができる人が上手くいかない時って、わからないことがあるから思考が止まっていることが多いと思うんです。なので、わからない部分を解消してあげる方がいい気がしています。また、一度経験させて、イメージを付けることもいいと思います。大学受験の際に過去問を解く時って、やり方を理解した後には繰り返し問題を解いて精度を上げていくじゃないですか。それと同じように、考え方を丁寧に教えるよりも経験させて経験値をあげていく。その方が成長スピードも上がると思っています。
中には、答えを教えたら考えなくなるって思う人もいるかもしれません。でも、「分からないんだから正解を教えてほしい。」「考えないんじゃなくて考えられない!」という自分が新人のころ感じたもどかしさがあったので、私はティーチングに徹しています。
自分の経験上、何がわからないか整理できていない状態の人にいくら考え方を教えても上手くいかないと思うんです。
こういう風にやるんだよ!ってお手本を見せて、経験して身につけていく!体験を通して経験してもらっていますが、今のところみんなちゃんと成長してくれているんじゃないでしょうか。
働くとは:やりがいと楽しさを探し続けること
仕事は手段か目的か?って話を聞いたことがありますか?
例えば、仕事はお金を稼いだり生活するための手段って人もいると思いますが、私は仕事している自分が好きだなと思うので目的として、仕事と向き合っています。でも、仕事のやりがいってなんなのかと言われても、明確にコレ!というのはありません。ただ、自分のナレッジを誰かに還元することが好きだったり、自分に対する評価よりも自分の経験を誰かが参考にして上手くいったりする方が嬉しいって思うことはあります。
実は、自分がMVPをとるよりも自分の後輩やまわりの人がMVPをとってくれる方が嬉しかったりもします。(笑)まだ明確ではありませんが、いろんな側面でやりがいってあると思うので、沢山やりがいを見つけていければいいなと思っています。
せっかく働くのであれば、どうせなら楽しみたいっていうのが根本にあって、メディックスに転職したきっかけもやりがいを求めてでした。前職時代に苦しかったのは、金融商品をあの手この手で提案販売すること。どうせ働くなら楽しい方がいいし、やりがいが増えていけばいくほど自分もハッピーになれると思うので、これからもやりがいを探し続けていこうと思っています!