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【イベントレポート】メディカルノートが医療情報を発信する上で大切にしていること 〜 CancerX Summit 2020 〜


こんにちは!メディカルノート採用広報担当の野賀です。

一般社団法人CancerXが主催する国内最大規模のサミット「CancerX Summit 2020」に当社メディカルノートがスポンサーとして参画させていただきましたので、当日の様子を少しお届けしたいと思います。

本イベントは、分野を越え、がんのあらゆる課題を共有・解決していく新たなプロジェクトとして2019年に始動したCancerXが、「がん」にまつわる様々な課題を、医・産・官・民・メディアなどの力を合わせて解決していくために、その出会いと対話の場、今後の土台として立ち上げたイベント・カンファレンスです。
昨年の開催に引き続き、今年は「Break the Limits」をイベントコンセプトに掲げ、50名を超える専門家、あらゆる立場の来場者約500名を迎え、より良い医療情報にたどり着くための議論や、死生観を考えるセッション等、分科会を含め14個のセッションが行われました。

▼CancerX Summit 2020

Summit2020 | CancerX
Date & Time2020年2月2日(日)9時30分〜20時00分 Place東京ミッドタウン日比谷 BASEQ、カンファレンスホール他 Opening オープニングトーク&フォトセッション 2020年度コンセプト発表、1 年の振返り、社団化等について CancerX 社会 ~ がんと言われても動揺しない社会に向かって ~ CancerX 研究・開発・治療 ~がん治療の研究開発・臨床・審査の最前線~ 基礎研究、応用研究、制度整備等の最前線情報 佐谷 秀行 (慶應義塾大学病院 副院長) 清水 俊雄 (国
https://cancerx.jp/summit/summit2020


メディカルノートのがん情報発信の取り組み


メディカルノートでは、がんで苦しむ人を一人でも減らすための取り組みとして、公益財団法人日本対がん協会との包括的業務提携を締結しています。
がんの予防や検診の推進、がんに対する正しい知識の啓発など、日本対がん協会が保有するがんに関する情報を、当社のヘルスケアプラットフォーム「Medical Note(メディカルノート)」を通じて、一般の方にもわかりやすく編集し、配信しています。

がんに対する正しい知識の啓発活動を以前から行うなかで、今回ご縁があり「CancerX Summit 2020」への参画が決定しました。

▼公益財団法人日本対がん協会との包括的業務提携に関するプレスリリースはこちら

ヘルスケアプラットフォームのメディカルノート、日本対がん協会と包括的業務提携共同でがんに関する啓発活動を実施
株式会社メディカルノートは、公益財団法人日本対がん協会(会長:垣添 忠生)と包括的業務提携を締結し、がんの予防や検診の推進、がんに対する正しい知識の啓発など、ヘルスケアプラットフォーム「メディカルノート」と連携した信頼できるがんの情報発信を共に行っていくことをお知らせいたします。 1981年以降、がんは日本人の死亡原因のトップとなり、日本人は生涯に2人に1人ががんになり、 ...
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000025869.html



そして今回のサミットでは「がん情報をどのように伝えれば良いか」というセッションが実施され、医療情報メディアにおける信頼できる情報発信の重要性という観点で、弊社代表の井上が登壇しました。

NHKのチーフディレクター市川さんをモデレーターに迎え、各領域で活躍される著名な方々との登壇ということもあり、当日は人だかりができるほどの人気ぶりでした。



CancerX がんの情報発信 ~より役に立つ情報がユーザーに届くために必要なことは~
医療情報のエビデンス、医療情報に関するコミュニケーションの在り方等

<モデレーター>
・市川 衛 (NHK制作局 チーフ・ディレクター)

<スピーカー>
・井上 祥 (株式会社メディカルノート 共同創業者/医師)
・大須賀 覚 (アラバマ大学バーミンハム校 脳神経外科 助教授)
・佐藤 尚之 (コミュニケーション・ディレクター)
・轟 浩美 (認定NPO法人希望の会 理事長・グリーンルーペ 発起人代表)
・山口 琢也 (ByteDance株式会社・公共政策本部長 執行役員公共政策本部長)



▼ディスカッション時のグラレコ


ディスカッションでは、がんになった旦那様が治ると間違った医療情報を信じ、「ニンジンジュースを作り続けてしまった」と言う、轟さん自身が実際に医療に迷われた経験をお話されていました。

▼参考:正しい情報で、スキルス胃がんに光を~轟哲也さん、浩美さんが歩んできた道~

正しい情報で、スキルス胃がんに光を~轟哲也さん、浩美さんが歩んできた道~
スキルス 胃がん ...
https://medicalnote.jp/nj_articles/190823-002-GD



「ベストな治療法のため、標準治療につなぎこみたい」と、標準治療の正しい認知を広めることが使命だと仰っていた大須賀先生。

一般的にはあまり聞き馴染みのない標準治療という言葉ですが、正しい意味を理解せず、誤ったイメージとして誤解を受けがちな言葉でもあります。

がん医療は今や「患者さんと医療者が一緒につくる」ものであり、患者さん自身が標準治療を理解することで、これからのがんとの向き合い方について、自分らしい選択を考えていくきっかけすることができます。

▼参考:松竹梅の「竹」ではない! がんの標準治療は“ベストの治療法”

松竹梅の「竹」ではない! がんの標準治療は"ベストの治療法"
がんの治療では、「標準治療」が行われます。標準治療と聞いて、どのような印象を受けるでしょう。上でも下でもない「真ん中」、松竹梅の「竹コース」、豪華なオプションを付けない「シンプルな選択肢」――と思う方も多いかもしれません。このようなイメージをお持ちのときに「標準治療をお勧めします」と言われたら、「もっとよい選択があるのでは」「もう少しお金をかければ、グレードの高い医療を受けられる」「決められ...
https://medicalnote.jp/nj_articles/191114-001-LW



医療情報は正しいだけでは伝わりずらい


正しい医療情報の発信は難しく、信頼できる医療情報を出していても、目を引く話題性のある記事に埋もれてしまうことも多々。エビデンスに基づいた正しい医療情報は退屈になりがちですが、針小棒大な伝え方をせず、地味になりがちな情報でも一生懸命に提示し続けていくことが重要だと私たちは考えています。

代表の井上も「がんの領域においては特に、患者さんの感情に訴えかけるような、共感性の高いナラティブな情報発信をしていくことが大事。メディカルノートだけでなく、今後は医療機関や自治体とコラボレーションしながら情報発信をしていきたい」と話していました。

実際の取り組みとして、医療×マンガのコラボレーションを横浜市と共に行なっています。

横浜市「医療マンガ大賞」との提携に関するプレスリリースはこちら

メディカルノート、横浜市の「医療マンガ大賞」と提携し第一線で活躍する医師と共にエピソードを提供
株式会社メディカルノート(東京都渋谷区:代表取締役CEO梅田裕真、代表取締役 井上祥/以下、メディカルノート)は新しい医療広報に取り組む横浜市「医療の視点」が主催する「医療マンガ大賞」との提携をスタートしました。 ...
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000044.000025869.html



私たちメディカルノートのミッション


正しい医療情報を伝えていくためには、患者さんと医療人の間に翻訳者が必要であり、その役目を担っているのが私たちメディカルノートです。

今回のCancerXのイベントはじめ、今後も様々なタッチポイントを増やしていくことにより、メディカルノートだけでは届けることができなかったユーザーに対しても、信頼性の高い情報を発信していきたいと思います。

そして、医療に迷う人を一人でも減らし、最適な医療選択の機会をメディカルノートを通じて提供することが私たちのミッションだと捉え、ミッション実現に向けて共に切磋琢磨しくれる仲間をメディカルノートでは募集しています。

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