研修3-1 -iPhoneアプリ作成1-
前回、前々回はandroidでウェブブラウザやTwitterクライアントを作ったことを紹介しました。
今回は同様のアプリをiPhone向けに作りました。
私も最近まで知らなかったのですが、なんとandroidアプリとiPhoneアプリでは使う言語が違います(だから片方でしか使えないアプリとかがあったんですね)。
androidはJava、iPhoneはObjective-CもしくはSwiftという言語で書かなければいけません。
どのぐらい違うかというと、英語とフランス語ぐらい違いました。なんか、雰囲気似てる感じはするけど、コピペとか逐語訳では太刀打ちできないレベルです。
でも日本人が一から英語とかフランス語を覚えるよりは幾分楽だと思います。
先ほどiPhoneはObjective-CもしくはSwiftという言語を使うと書きました。
違いを1つ挙げるとしたら、Objective-Cは古株、Swiftは新参です。
詳しいことは省きますが、Objective-Cの歴史は1980年代まで遡ります。
一方、Swiftは2014年に発表された出来立ての言語です。
いろいろウェブで調べてみると、曰く、Swiftはこれまでの言語のミスが起きやすい部分や扱いづらかった部分を改善した優れた言語であるそうです。
また、これからObjective-CはSwiftに置き換えられていくだろうということも書いてありました。
そんなこと言われたらSwift一択、と私も新しい波に乗ることになりました。
話は変わりますが、エスペラント語という言語があります。この言語は世界共通言語として開発された人工言語です。
英語の不規則動詞やフランス語の男性名詞、女性名詞のような覚えにくい概念がなく、完全にシステマティックであることが特徴の1つです。
覚えやすく、従来つまづきやすかった部分が改善された素晴らしい言語とのことです。
現在の話者総数は100万人程度です。話者数の順位は100位以下です。
関係ない話は置いておいて、iPhoneアプリの話に戻ります。
androidアプリを開発するにはandroid studioが必要でした。
iPhoneアプリの開発ではXcodeという統合開発環境が必要になります。こちらも無料です!
しかしこのXcodeはWindowsで使うことはできません(基本的に)。なので必然、iPhoneアプリを開発するにはMacが必要になります。
android studioはMacでも使えるので両方のアプリを作りたい方や作り比べてみたい方は、次のパソコンの買い替えでMacを買うといいと思います。
私もちょうど自分のノートパソコンが壊れたのでちょうどいい機会だということでMacを買いました。iPod以来のapple製品となります。実に6年ぶりくらいです。
万全の環境を整えていざ開発!と意気込んだものの、まずはMacの操作に慣れるところから始まりました。
手始めに日本語入力をする方法を覚えました。
そんなこんなでMacの操作に難儀しながら、iPhoneアプリの開発が始まりました。
次回は実際の開発の様子やコードを紹介したいと思います。