ついに真っ黒な画面から解放され、androidアプリ作成に入ります。
記事ではさっくり書きましたが、この時点で半月が経過しています。待ちに待った、といった心持ちでした。
この課題では2つのものをつくりました。
ウェブアプリとtwitterクライアントです。
初めにandroid studioをインストールしました。
android studioというのはandroidアプリを開発するための総合開発環境(IDE)です。
自作のアプリを作り、それをエミュレータ上で動かすことができます。
アプリをつくるにはIDEが必須となります。
依然はEclipseというIDEが使われていましたが、既にサポートが打ち切られています。
新しく始めるならandroid studioを使いましょう。無料ですので試しにインストールしていろいろ遊んでみるのもいいかもしれません。
そして、約2日間かけてブラウザアプリをつくりました。
検索窓にURLを記述し、検索ボタンを押すとウェブビューにページを表示するという簡単なものです。
ここはそれほど苦労はありませんでした。
といってもほとんどここを参考にさせていただきました。
参考:http://blog.asial.co.jp/787
さらに普段使うブラウザのように戻るボタン、進むボタンを付けたり、
http://抜きのURLを入力しても移動するようにしたり、
検索後にキーボードが消えるようにしたりと機能を追加しつつandroidアプリの作り方を学びました。
以上、ブラウザアプリ作成はどんどん進むことができたので気持ちも軽やかでした。
そして、そんな気持ちを見事に取り去ってくれたのが次に構えるtwitterクライアント作成という難題でした。
もし、これからtwitterクライアントを作ろうという人、自作アプリにtwitter機能を埋め込もうという人がいるならば、ぜひともFabricを使ってください!
「twitterクライアント android 開発」なんてワードで検索するとTwitter4jというライブラリを利用している記事が大量に出てきてます。
あー、なるほど、これを使うのね、なんて進めると泥沼にはまってしまいます。
いずれの記事も1年以上前の記事です。紹介されているコードをコピペして実行すると当然のようにエラーが出ます。
エラーメッセージを調べ、エラーを修正して実行し、新たなエラーメッセージに出会う。
それを延々と繰り返す羽目になります。その内、もはやどこが問題なのか、そもそもどこを修正したのかすらわからなくなって途方に暮れること必至です。
結局、見かねた先輩に以下のサイトを教えてもらい、なんとか解決することができました。
参考:https://www.axesor.co.jp/apps/android-twitter-sdk-login
なんと、私が参照した記事が書かれてからの1年の間にもっと便利なものが世に登場していたのです。それが先ほど名前が出てきたFabricです。
といっても、Fabricの使用にあたってもやはり、参考にした記事との仕様変更に苦しみました。
技術の進歩が早い業界です。これから調べ物をするときは参考にするサイトや書籍がいつ書かれたものなのかということをチェックしようと心に決めました。
次回はFabricを使ったtwitterクライアントの作成について詳しく紹介していきたいと思います。少なくとも2016年5月現在では動くものです。誰かの助けになれば幸いです。