みなさん、こんにちは。mederi株式会社 代表の坂梨です。

mederi社は、本年（2023年）より管理部が結成され、10月には採用広報が立ち上がりました。

うれしいことに代表である私が主導するのではなく、管理部が主導となって発足。そこで、今回は久しぶりに私がインタビュアーとなり、採用広報を立ち上げたメンバーにお話を聞いてきました。

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入社後のギャップは「泥臭い会社」「穏やかな人が多い」

まず、お二人は入社後2〜4ヶ月と間もないですが、入社前後のmederiのギャップってありました？

（石井）
mederiには、純粋に事業共感ができたのでジョインしました。
入社前から働いている人の取材記事をみたり、フェムテック領域でサービスを展開しているというところで、キラキラしているイメージがありましたね。入社後1週間で、すごく泥臭い会社だなと思いました。
あとは、僕ちょっと変わっていると思うんですけど、mederiのメンバーは多様性に富んでいるからか、スムーズに受け入れてくれたなぁと感じています（笑）

（渡辺）
私は面接のときに、大池取締役から「穏やかな人が多い」と聞いていたんです。でも、そうは言ってもスタートアップだしゴリゴリでウェイウェイでなんでしょう？と疑っていましたが（笑）、入社したら本当に穏やかでした。
役職関係なくメンバーみんなが優しく協力的で、質問しやすい環境です。
あと、大前提としてお客様の安心安全が第一だよねという考え方が浸透しているのも、mederiの好きなところです。

キラキラ・ウェイウェイ...（笑）mederiメンバーとしては愚直に試行錯誤しながら歩んでいるんですが、外からはそう見えているんですね。今後、そのあたりのギャップを採用広報チームが埋めていってほしいです。
採用広報の立ち上げを語ってもらう前に、管理部からみた事業部ってどんな感じですか？

（石井）
部門長たちの発言から感じることなんですけど、mederiはお客様を本当に大事にしているなぁという印象です。良い意味で「売上」が主語になっていない組織なんですよね。
一方でまだ会社は設立5年目で年数が浅いのもあって、組織として整えるところはたくさんあります。管理部が組織を適切に成熟させていき、それが巡り巡ってお客様の安心感に繋がるといいなと思っています。
よくありがちな管理部 VS 事業部という構造はなく、お互いを尊重しあい、ルールの浸透がスムーズなのは有り難いですね。これは、平均年齢の若さ故の素直さが影響しているかもですが。

（渡辺）
石井さんと同じで、医師とお客様を繋ぐプラットフォームとして安心して利用していただくために何ができるかを常に考えているんだなと感じています。
社内でも至るところでミーティングが開催されていて、各部で連携をしっかりとって、気になる点はすぐに話し合っている姿が印象的です。

mederiの良さが伝わり切ってないもどかしさ

それでは、本題です！
いままで会社においてはじめの取り組みは、わたしからやろうってことが多かったんです。今回は、管理部から採用広報立ち上げの声が挙がって、とても嬉しかったんですが、きっかけを教えてください。

（石井）
主に2つあります。1つ目は女性特有の健康課題がリアルにまだ社会に認知されていないことを痛感し、そこに貢献したいという思い。
2つ目は、会社のことを深く知ってもらいたいという思いからです。
mederi社初の全社集会を実施したときに、坂梨さんから「会社のこれまでの歩み」を話してもらって初めて知ったことが多かったんですよ。向かうところ敵なしってオーラを出しているのに、起業して3回くらい絶望を味わってるじゃん...！と。改めて入社してよかったなぁと感じた一方で、会社の良さが社内・社外どちらにも伝わり切ってないもどかしさを抱いたんです。そこで思わず、立ち上げるぞ！と。

（渡辺）
転職活動でmederiのことを調べていて、どんな会社なのかを具体的にイメージできる情報がもっとあったらいいのにと思っていたので、採用広報の必要性はあるだろうなと感じていました。
前職もフェムテック領域だったんですが、プロダクトよりも、SRHRを社会に広めないと根本的な解決にならないと痛感していたので、その一つとして女性特有の健康課題、低用量ピルの認知を上げるためにmederiをもっと大きくしたい！という思いがありました。
そんなときに、石井さんに「渡辺さんが採用広報をしている夢を見たような気がする」と言われて（笑）、携わることになりました。

採用時からは感じなかったのですが、石井さんって意外と情熱的ですよね。そして渡辺さんは、そんな石井プロデューサーから巻き込まれたといっても過言ではないですが、手厳しいサービス開発部から広報業務も手伝ってほしいとオファーがくるほどの活躍っぷり...！！

スタートアップ社内広報の初期目標設定はシンプルに、最低限に

それでは、採用広報の立ち上げにおいて、大切にした点を教えてください。

（石井）
採用広報の立ち上げは、経験が過去にもあったので正直そこまで悩みませんでした。
ただ、専任担当がいない中で色々なことを目標にすると回らなくなるのは確かなので、最低限の立ち上げとなるよう、いかに目標をそぎ落とすかを気をつけました。
①認知を増やすこと ②採用ステップの誤解を解くこと を主目的とし、社内で頑張ってくれてるメンバーにもしっかり届けるオープンな社内報としても利用できるという観点も意識しました。

具体的にどんな手順で進めてくれたのでしょうか？立ち上げって大変なイメージですが...

（石井）
正直そこまで苦労していなくて、気づいていたら立ち上がっていました！
まず情報発信媒体についてサイト制作も検討しましたが、リソースやスピード感を考慮して、シンプルにWantedlyで発信することに決めました。その次に一般的な採用広報数値的な目標はあえて掲げずに、mederiで働くメンバーをフューチャーする記事を10月に4本あげるぞ、というのを目標に愚直に記事を作成しました。新しいプロジェクトを進めようするとどうしても後回しになりがちだと思うんですが、簡単でも具体的に数字目標を設定することでスピードを上げることができるなと改めて実感しました。

（渡辺）
石井さんが立ち上げ時のロードマップを組み立ててくれたので、とても有り難かったです。
私は主に記事作成に携わらせていただいており、転職活動をしていたあの頃の自分はどういう情報が欲しかったんだっけ？スタートアップへの不安感をどうしたら払拭できる？といった転職者目線を意識して他社の採用広報記事なども参考にしつつ、それに加えて、mederiのいいところってどこだっけ？という中の人目線を掛け合わせて作成しています。

採用広報を立ち上げて2ヶ月ほどですが、Wantedlyで公開したストーリー記事が急上昇ランキング1位になったり、募集ページのPVも増加するなど数値的にもインパクトが出ています。社外や社内の反応をどう受け止めていますか？

（石井）
社内メンバーが協力的なのはとても有り難いですね。社外向けにはこれから意識した発信をしていかなきゃなと思ってます。ひとまず、うまくスタートを切れて安心していますが、まずは継続が次の目標かなと思っています。

（渡辺）
本当に社内メンバーが協力的でびっくりしました。公開した記事も、パートさんも含めて社内メンバーがたくさん見てくれていてうれしいです。今後も社外だけでなく社内にも、働いてくれているメンバーやmederiの想いが伝わるように頑張ります。

不都合な出会いをなくして、
将来的にmederiという会社そのものを「箱推し」してもらいたい

最後に、採用広報として、管理部メンバーの一員としてこの先挑戦したいことを教えてください！

（石井）
採用広報って、最適な出会いをどう作るかだと思うんです。まだ立ち上げただけっていうフェーズなので、これからmederiのミッション、ビジョンに共感してくれる人や、応援・愛用してくれるお客様に正しくmederiの社風や課題を伝えていきたいです。
今の時点では人事専門のチームを作る必要はないと考えていますが、まだまだmederiには人材が足りないので採用広報として採用に貢献していきたいです。採用活動をされている方に、正しくmederiを理解してもらって、働いたあとのイメージを持っていただいて、正しく飛び込んでもらいたいですね。
そして何より、今働いてくれているメンバーにもよりやりがいを感じてもらえるようにしたいです。

（渡辺）
サービスはもちろんですが、将来的にはmederiという会社そのものを箱推ししてもらえるようになれたらうれしいですね。
そのために、まずはやっぱりまだまだ人手が足りないので、わたしたちは何者でどんなことを目指していて、その先にどんなハッピーが生まれるのかということを正しく伝えていくことで仲間を増やしたいです。
mederiはいま、どんどん規模が大きくなっていくフェーズですが、既存メンバーへも想いを伝え続けることでお互いに愛でりあいながら、血の通っているあたたかな組織であり続けたいです。

いかがでしたか？mederiの採用広報は、まだ立ち上がって2ヶ月ちょっとですが、すでに社内メンバーが一緒に働くメンバーの想いを知るきっかけとなっていたり、交流やモチベーションアップに繋がっています。

社外の方にも、もっとmederiらしさや社風が伝わる取り組みをしていく予定ですので楽しみにしていてください。今後も定期的に、採用広報チームの軌跡をレポートしていきたいと思います！