「最高のチームで、行けるところまで行きたい」
株式会社MarkDoorが掲げるのは、AI・数理最適化、営業力、M&Aロールアップを掛け合わせ、日本の製造業が持つ可能性を最大化していくこと。
日本の製造業には、世界に誇れる技術、品質、現場のこだわりがあります。
一方で、後継者不足、営業力の不足、DXの遅れ、知識・ノウハウの分断など、構造的な課題も多く存在しています。
MarkDoorは課題に対して、単なるコンサルティングに留まらず事業の成長に本気で入り込み、M&Aを通じて自らリスクを取りながら、企業価値の向上に挑んでいます。
なぜ、あえて製造業なのか。
なぜ、M&Aロールアップという難易度の高い領域に挑むのか。
そして、MarkDoorはどんなチームを目指しているのか。
今回は、代表取締役の松田さんに、創業の背景、事業に込めた想い、そしてこれから仲間になる方に伝えたいことを伺いました。
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松田 光弘 (Mitsuhiro Matsuda) / 株式会社Mark Door 代表取締役
2019年3月に九州大学を卒業後、新卒で株式会社キーエンスに入社。新規法人営業を担当し、TOPセールスとして新卒の歴代記録を塗り替える。2年連続TOPを獲得後にGAテクノロジーズに転職。半年で月間2億円の売上を実現した後に退職し、株式会社MarkDoorを設立。
▼ 松田代表のプロフィールはこちらから!
MarkDoorは「AIとロールアップM&Aで“未踏”に挑む急成長ベンチャー」
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ーー まずは、MarkDoorの事業内容について教えてください!
株式会社MarkDoorは、国内最先端のAI・数理最適化技術を活用し、日本の製造業の可能性を広げるAIベンチャーです。
私たちは、製造業をはじめとするレガシー産業が抱える複雑な業務課題に向き合い、現場で本当に使われるシステムの開発・導入を行っています。
生産計画や部品計画、作業計画の最適化、帳票入力の自動化、RAG・OCRを活用した業務効率化など、単なるAI導入にとどまらず、現場に蓄積された暗黙知や属人的な判断を、再現性のある仕組みへと変えていくことを強みとしています。
また2本目の柱として、製造業に特化したロールアップM&Aにも取り組んでいます。
企業を買収して終わりではなく、AI・数理最適化を活用し業務改善、生産性向上、省人化、営業改革まで一気通貫で支援。
テクノロジーと事業変革の力を掛け合わせることで、日本の製造業をもう一度強くすることを目指しています。
ーー AI・数理最適化技術とは、どのような技術でしょうか?
AI・数理最適化技術とは、多数の選択肢の中から、最も良い答えを見つけるための技術です。
製造業の現場では、「どの製品を、どの順番で、どの設備を使って、何人で、いつまでに作るのか」といった判断が日々行われています。
一見シンプルに見えるこの判断も、実際には納期、在庫、人員、設備の空き状況、作業時間、コストなど、非常に多くの条件が絡み合っているのです。
このように複雑な判断であっても、これまでは経験豊富な担当者が勘や経験を元に調整してきた現場が少なくありません。
人に依存したままでは、担当者が変わったときに同じ品質を再現しにくく、計画変更にも時間がかかってしまいます。
そこで活きるのが、AI・数理最適化技術です。
現場にある膨大な情報を整理し、「納期を守る」「コストを抑える」「設備を効率よく使う」「作業負荷を偏らせない」といった目的に合わせて、最適な計画や判断を導き出します。
MarkDoorが目指している未来は、AIを“難しい技術”として導入することではありません
現場で働く人たちが迷わず判断できるようにし、限られた人員や設備でも、より高い生産性を実現できる仕組み作りに注力しています。
AI・数理最適化技術を通じて、製造業の現場に眠る可能性を引き出しているのです。
ーー 同領域におけるMark Doorの強みを教えてください!
MarkDoor一番の強みは、AI・数理最適化という難易度の高い領域を、事業や現場の成果に繋げることのできる優秀なメンバーが揃っていることです。
AIアルゴリズムや数理最適化は、技術そのものの専門性が高いだけでなく、実際に企業の課題解決に活かすために、現場理解、業務設計、システム実装、事業推進までを横断して考える力が求められます。
単にアルゴリズムをつくるだけではなく、「本当に解くべき課題は何か」「現場で使い続けられる形は何か」「事業成果にどうつなげるか」まで踏み込む必要があるのです。
MarkDoorには、そうした複雑な課題に向き合い、技術を実装し、成果に変えていける優秀なメンバーが集まっています。
また、数理最適化領域は、AI活用のど真ん中にあるテーマでありながら、まだ十分に開拓されきっていないブルーオーシャンでもあります。
生成AIのように広く注目される領域がある一方で、製造現場における計画作成、リソース配分、在庫管理、工程管理といった“本当に事業インパクトの大きい意思決定”には、数理最適化の力が欠かせません。
しかし、この領域を深く理解し、現場実装までやり切れるプレイヤーはまだ多くないのが実情です。
だからこそ私は、この領域に大きな可能性を感じています。
“個人で勝つ”ではなく、“チームで大きな成果を残す”会社をつくりたい。
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↑ 大学アメフト部時代の写真。1番が松田さん。
ーー MarkDoorを創業された背景について教えてください。
元々、自分自身の中に「チームで大きな成果を残したい」という想いが強くありました。
学生時代にはアメリカンフットボールを続けていたのですが、活動する中で強く感じたのは、良いチームには良いコミュニティがあるということです。
良いチームは部活動を引退した後もずっと仲が良く、人生を共にするような仲間になる。
一方で、結束感がないチームは、終わった瞬間にバラバラになってしまう。
私自身、キーエンスという個人の成果が明確に問われる環境にいましたし、個人として結果を出すことの重要性も理解しています。
ただ、それだけではなく、仲間と同じ方向を向いて大きな目標に挑み、チームとして勝つ組織を作りたいと思ったんです。
MarkDoorは単に売上を伸ばす会社ではなく、人生を共にできる仲間と未踏の領域に挑み続ける会社にしたいと考えています。
ーー 起業する上で、営業コンサル等の選択肢もあると思いますが、なぜAIや製造業特化のロールアップM&A事業なのでしょうか?
シンプルに、製造業が好きなんです。
キーエンス時代、検査機器を扱う中で多くの製造現場を見てきました。
そこで感じたのは、現場の方々の仕事に対する熱量や、品質へのこだわりの凄さです。
「ここまで突き詰めるのか」と驚くような場面が何度もありました。
単なる商売を超えて、より良いものをつくることに本気で向き合っている。
そうした職人気質や、現場の誠実さに強い憧れを持ったのです。
また、学生時代にアメリカで過ごした時期があるのですが、“Made in Japan”が誇らしく感じられる瞬間も多くありました。
日本の製造業は高度経済成長を支えてきた存在であり、本来もっとかっこよく、もっと誇れる産業であるべきだと思っています。
ただ一方で、製造業には課題も多いことも事実です。
技術力はあるのに、営業やマーケティングが十分に整っていない。
生産には投資しているけれど、それ以外の領域に手が回っていない。DXやAI活用も、まだ十分に進んでいない会社が多くあります。
だからこそ、私たちの入る余地があると思っています。
AI・数理最適化、営業、M&A。MarkDoorが取り組む“企業価値向上”のアプローチ
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↑ 社名には「扉にマークを付ける、道を示す存在でありたい」との想いを込めています。
ーー MarkDoorは、具体的にどのような支援を行っているのでしょうか?
大きく言うと、製造業の企業価値を上げるための支援です。
アプローチは複数あります。
ひとつは、コスト削減や業務改善です。AIや数理最適化を使うことで、生産計画やオペレーションの改善余地を見つけ、より効率的な事業運営を実現していきます。
もうひとつは、売上を伸ばすことです。
製造業の会社には、良い技術や良い製品を持っているにも関わらず、それを市場に届ける営業体制や価値訴求が十分に整っていないケースがあります。
私自身、キーエンスで営業を経験してきた中で、「100点の機械だから売れる」と言う訳ではないと感じてきました。
大事なのは、その価値をどう伝え、どう演出し、どう顧客の課題と結びつけるかです。
MarkDoorでは、AIや数理最適化といった技術的なアプローチだけではなく、営業・マーケティングの力も組み合わせながら、売上のトップラインを伸ばしていくことを重視しています。
ーー 単なるコンサルティングとは違うのでしょうか?
はい、違いますね。
一般的なコンサルティングは、課題を整理し、改善策を提案することが中心です。
もちろんそれも重要ですが、私たちはより踏み込んで、実行や成果にコミットしていきます。
また、M&Aロールアップ事業は、単に企業を買収してバリュエーションを上げて売却することを目的としていません。
短期的に売り抜けることはできるかもしれませんが、それでは長期的に企業は永続しない。
私たちは、製造業の会社が持つ技術や文化を活かしながら、永続的に事業運営することを前提に買収し、営業・AI・経営の仕組みを入れることで、長期的に成長できる会社にしていきたいと考えています。
ーー M&Aロールアップは難易度も高く、リスクも大きい領域です。なぜ、あえてそこに挑むのでしょうか?
本気で変えるためには、外から助言するだけでは足りない場面があるからです。
製造業の中には、後継者不足や経営資源の不足によって、技術力があるにもかかわらず事業継続が難しくなっている会社もあります。
M&Aによってそうした会社の可能性を引き継ぎ、経営や営業、AIの力で再成長させることができれば、社会的にも大きな意味があると考えています。
コンサルティングだけであればリスクは限定的ですが、M&Aは自分たちもリスクを取ることになります。
だからこそ、本気度が問われる。
MarkDoorは、ただ評論する会社ではなく、自らリスクを取り事業の成長に責任を持つ会社でありたいんです。
“愛される会社”でなければ、大きな組織にはなれない。
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↑ 数年前に行った社員旅行の写真です。
ーー MarkDoorでは「愛される会社」という言葉も大切にしているといつも話してますよね。
はい。会社が大きくなるほど、愛されることが重要になると考えています。
ここで言う「愛される」は、単に仲が良いという意味ではありません。
人として信頼されること、仲間に対して愛を持って向き合うこと、相手の成長や可能性を信じられることです。
人間力1の人が20人いる組織より、人間力5の人が10人いる組織の方が強いと思っています。
結局、人がついてくるのは成果だけではなく、その人が愛される人間かどうかだと思うんです。
ーー 組織づくりにおいて、起業してから考え方が変わった部分はありますか?
ありますね。
以前は、目先のタスクに対して細かくフィードバックしてしまうことがありました。
しかし、それではメンバーの視座が上がらない上、心理的安全性も担保しづらいと気づきました。
例えば、メンバーに対してタスクベースで細かく言うのではなく、進め方を任せるようにしました。
途中で危ないと感じても、すぐに口を出さない。
もちろん、最終的な責任は自分が持つ前提です。
その上で本人が考え、意思決定する余白をつくることが大事だと感じています。
メンバーがうまく動けない時、それは本人だけの問題ではありません。
余裕のあるタスクの渡し方ができていなかった自分の責任です。
だからこそ、まずは経営者である自分の視座を上げる必要があると思っています。
今後は、10年後にどこを目指すのか、会社としてどんな景色を見に行くのかを、もっと丁寧にメンバーと共有していくつもりです。
ーー 松田さんにとって、最高のチームとはどのようなチームですか?
色んな人が共存できているチームです。
体育会系の人もいれば、勉強好きなタイプの人もいる。前に出る人もいれば、支える人もいる。
それぞれ違う強みを持った人たちが、互いをリスペクトしながら、同じ方向を向いている状態が理想です。
アメフトでは、ポジションごとに役割がまったく違います。
目立つポジションもあれば、そうではないポジションもある。
しかし、どのメンバーも勝つためには欠かせない存在です。
会社も同じだと思っています。
営業が偉いわけではないし、コーポレートもインサイドセールスも、プロジェクトマネージャーも、それぞれが重要な役割を持っています。
理想は、全員が「自分の役割でチームを勝たせる」という意識を持っていること。ベンチにいても声を出す。
個人の成果だけでなく、チームで勝つための行動をする。
そういった組織を作りたいです。
上場はゴールではなく、より大きな挑戦のための通過点
ーー 今後、MarkDoorとしてどのような未来を描いていますか?
正直に言うと、「行けるところまで行きたい」という感覚が一番近いです。
もちろん、東証グロースでの上場はひとつの大きな目標です。
ただ、上場そのものがゴールではありません。
上場は資金調達の手段であり、その先でもっと大きな挑戦をするための通過点だと考えています。
上場によって得た資金を使って未踏の領域にも挑戦し、より大きな事業をつくっていきたい。
製造業の会社を成長させ、売上を伸ばし、利益を増やし再投資できる金額を大きくしていく。その循環をつくりたいです。
私たちが掲げているのは、「仲間と情熱で、未踏に挑む」という姿勢です。
実績を積み上げ、それをもとに新しいチャレンジをしていく。
人がまだやっていないことに挑むからこそ、価値がある。
MarkDoorという船で、仲間と一緒に行けるところまで行きたいと考えています。
最後まで読んだいただいた方へ
MarkDoorは、まだ完成された会社ではありません。
だからこそ、これから入っていただく方には大きな裁量とチャンスがあります。
決まった業務をこなすだけではなく、会社の仕組みをつくり、事業を伸ばし、チームの文化を一緒に形にしていくフェーズです。
製造業に本気で向き合いたい方。
AIや数理最適化を使って、リアルな産業課題を解決したい方。
営業力や事業開発力を武器に、企業価値向上に挑みたい方。
個人ではなく、チームで大きな成果を残したい方。
MarkDoorでは、そうした方々が熱狂できる環境をご用意しています。
あなたからのご応募をお待ちしています!