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Portal by Facebookが欲しかった。最新サービスにも触れた!海外初心者COOのCES2019訪問記(その3/土日の観光)

皆さん、こんにちは。MAMORIOの泉水です。

過去2回にわたり、CES in ラスベガス訪問に至るまでの紆余曲折やTipsを書かせて頂きましたが、いよいよ今回からラスベガスで見たものについて書いていきます。

HWスタートアップに夢は残っているか?海外初心者COOのCES2019訪問記(その1/開催を前にして)
HWスタートアップに夢は残っているか?海外初心者COOのCES2019訪問記(その2/いざ、ラスベガスへ)

その2の原稿を社内共有した際、弊社代表から「CES要素がまだない」とツッコミが入りましたが、如何せんこの原稿を書いている時点でもCESはまだ開幕しておりませんので、今しばらく旅行記にお付き合いいただければ幸いです。

さて、夜8時のラスベガスに到着し24時間以上起きっぱなしの状態で、既に瀕死な私ですが、最後の力を振り絞って宿にたどり着かねばなりません。

AirbnbとUberとLyftと

そこで空港からはアメリカの元スタートアップのサービスを利用して宿に向かいます。
アメリカに来る度に目にする光景で驚くのが、Uber/Lyft等のライドシェアが完全に街に馴染んでいることです。

主要な観光地では必ずライドシェアの乗り場はこちらという看板を目にします。

ほんの10年前に立ち上がったサービスが街のいたる所で当たり前に存在するサービスとして看板に記載されているのは本当に凄い。

この光景は最近行ったシアトルやサンフランシスコ、ロサンゼルスなど全て共通でした。



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[混雑対策等で乗り場が提示されている(画像回転出来ず…すみません)]

また、これほど外国人フレンドリーなサービスはないですね。
予め移動にかかる金額がわかってて、カードで引落されるのでタクシーみたいに遠回りでぼったくられることはない(運転手もやる意味がない)し、GoogleMapsから直接UberやLyftに飛べるので拙い英語で行き先を一生懸命伝える必要もない。
結果的に走行中に本当に伝わってるのかな…行き先間違えてないかな…と不安になる必要もない。

ドライバーは評価が全てなのでみんなフレンドリーですしね。

話は変わりますが、日本のタクシーで普通に日本語で行き先告げても何度も聞き返されて、ナビをもたもた入力しているタクシードライバーさんを見る度に早くライドシェアが解禁されればいいのにと思います。

まぁ、タクシーの数はそれなりにいますが、結構イベント時とか乗れないこともあるのでライドシェアが活躍してもいいような気はします。

いずれにせよ、少なくともUXだけは追いついて来てほしいですね。Uber/Lyftに慣れてしまうと日本のタクシーはBad UI/UXです。

ところで、普段はUberをよく使う私ですが、Google Mapsから経路検索でライドシェアを選択すると、何やらLyftのクーポンコードが発行されました。
こちらを入力すると…なんと毎回5ドルが10回まで割引になるとのこと。

試しに入力してみると、こうなりました。


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[中心街からちょっと離れても3ドル程度で移動できます。]

空港から10分程度でAirbnbの宿に到着しました。
女性オーナーだけあって、清潔です。

お湯もちゃんと出るし、Wi-Fiもあって快適でした。
Airbnbのいいところは、現地の家という文化を味わえるところですね。
やたらと大きなオーブンとか、冷蔵庫とか洗濯機とか、日本で見ないものがあるだけでも楽しいです。


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[アメリカの広いキッチン]

食事について


アメリカに限らずですが、私は海外出張先ではいつも食事に悩まされます。
特にアメリカは顕著です。


まず、高い。
下手するとサンドイッチ一つで1,000円とかします。
日本では吉野家などに通っている私はランチで1,000円超える食事には敏感に反応します。笑
したがって、基本的にファストフード中心の生活になっていきます。

それなりにファストフードは好きな方ですが、さすがに3食食べてると飽きます。

そして、高カロリー。
あと、ダイエット中の身としては1,000kcal未満の食事にありつけないことも困ります。


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[朝から1,200kcalのタコス]

とにかく全てがでかい。
2日目にキッチンもあるのでスーパーで軽く買って夕食を済ませようとしたら、何もかもがアホみたいにでかくて、「そんないらないんだよ・・・」という気持ちになりました。
一応、私は日本では、完食したら無料になる系のラーメンとか食べられるくらいのレベルでそこそこ大食いなんですけど、美味しくないものはそんなにたくさん食べられません。笑


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[1キロのパン]


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[いっそペットボトルにしてほしいレッドブル]

トラブル発生


翌日は土曜日ですので、時差ボケを直すべくラスベガス観光に出かけることにしました。
しかしながら、私自身はラスベガスに来るのは3度目で普通に中心街のストリップ周辺に行っただけでは、今更感動出来ません。
それに今行かなくても、CESが始まれば嫌でもストリップ周辺に行き、夜にはカジノも楽しみますので、所持金があるうちに買い物に出かけることにしました。

向かうのは、市内から10分程度のところにあるノース・プレミアムアウトレットです。

しかし、家を出る直前にお待ちかねの?トラブルが起こります。

なんと両親の代から30年以上に亘って活躍し続けたサムソナイトのスーツケースの鍵が破損。
鍵の持ち手のプラは加水分解し、鍵部分が壊れて締まりません。

元々色々と怪しかったのですが、さすがに30年以上も耐えてくれたスーツケースが頑張ったと思うので、これの買い替えも目的になりました。古すぎてTSA対応もしてなかったですしね。


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アウトレット


ノース・プレミアムアウトレットでは、まずTUMIやサムソナイト等のスーツケースを扱っているブランドを回りながら、屋台で売っている30ドルとかの激安スーツケースも見ました。
色々と迷った挙げ句、サムソナイトに決定します。220ドル也。
実はサムソナイトはアメリカと、ヨーロッパ/日本でブランド戦略が違うようで、アメリカだと比較的安い価格帯のスーツケースを売っているみたいです。
アウトレットでは全品40% OFFとなっておりました。

その他、真っ黒になっていたスニーカーをピカピカに洗ってくれた屋台の靴磨きセット売りのマークにまんまと靴磨きセットを買わされたり(でもホント綺麗になった)、ちょこちょこと欲しかったものを買いました。確かにアメリカンブランドは日本より圧倒的に安かったです。


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[靴磨きセットのマークと通りすがりの人。ボクサーだそうで大晦日の那須川天心とメイウェザーの試合みたか?とか色々日本人ボクサーの名前を出してました。井上尚弥とか。]

メラトニン

かなりウロウロと歩いていたのですが、やはり時差ボケの影響か、夕方には猛烈な睡魔と頭痛に見舞われ、夕方には宿に戻りました。
正しい就寝時間まで起きてられる気はしなかったのですが、今寝てしまったら夜中に起きてしまいアジャスト出来ないと思い、薬局に行きメラトニンを購入しました。5ドル程度。海外出張の時にはいつも頼っています。
これで体内時計をうまくズラしてアジャストしていきます。


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グランドキャニオンツアー中止

実は3日目の日曜日に日帰りのグランドキャニオンツアーをVELTRAで予約していました。
午前2時に集合して片道5時間の道のりを他の観光スポットも見ながら往復するという過激なバスツアーです。

しかし、2日目の夕方に催行会社から衝撃の電話がかかってきました。

「明日のツアーは、猛烈な吹雪の予報で危険のため中止になります。」

それなりにショックでしたがそのまま深い眠りにつきました。

セブンマジックマウンテン

メラトニンも使いぐっすりと眠った私ですが、朝起きてからイベントがなくなってしまったことに気づき「今日なにしようか」と考えていました。
そこにCESに行く方々のグループチャットで救世主からの投稿がありました。
寝ぼけ眼で見てみると車で30分ほど行った砂漠の真ん中にカラフルな石があるようです。しかも、もう無くなる予定とか。



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どうやら彼らはTUROという日本で言うAnycaのようなカーシェアリングサービスで車を借りていて、これを見に行くそうです。20分後くらいには迎えに来てくださるそうだったので慌てて支度をして同行させていただくことにしました。

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[荒野を行くどうでしょう軍団]

ただただ壮大な砂漠地帯の中を見ながら進んでいくと前方に奇妙な石のモニュメントが現れました。
車を近づけて降り、これは、とんでもないインスタ映えスポットだ!とか言いながら写真を撮りまくりました。


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[いかがでしょう、このインスタ映え]

アメリカのガジェットを求めて


軽い観光を終え、そのまま某ネット関連メディアの記者さん達とも合流し、みんなでBEST BUYやTargetを見に行きました。アメリカでしか見られないガジェットを求めて視察モードです。

その場の全員の注目を最も集めていたのがPortal by Facebookです。

[参考]Facebook、ビデオ通話に特化した「Portal」発表。Alexaも搭載したスマートディスプレイ
https://japanese.engadget.com/2018/10/09/facebook-portal-alexa/

これに関する記事を読んだとき、「タブレットじゃダメなの?」「Messenger専用かよ」と思った方も多いのではないでしょうか?私もその一人でした。何が悲しくて、Messengerにしか使えない300ドル以上の端末を置きたがるんだと。

しかしながら、ぬるぬる動くUXが使っていて心地よく、カメラは全く動いていないのにソフトウェアでいい感じに追尾する様に一同が感動しておりました。

こうした製品を表面上のスペックで語ることの無意味さは本来私がわかっていなければならないのになぁ、と思いました。

これなら家にも会社にも欲しいかも知れない。

興奮する面々とぬるぬるUX/UIについてはこちらをクリックしてください。
https://photos.app.goo.gl/Swn4apX8k74VZw2Z9


米国外にはまだ発売予定がないのが残念です。日本のFacebookの利用状況だと厳しいですかね・・・。



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[日本で高い!と話題になったSurface Goは、アメリカだと安価]


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[マイクロソフトショップにあった障害者用のコントローラーですが…]



[このポートの数は明らかに大学での研究用や開発者用に設計されている by HWガチな人]

その他、日本とアメリカで決定的に違うのが、いわゆるインターホンのようなホームセキュリティの製品バリエーションの豊富さです。
その他、NestなどのホームIoTのブースもかなり広くとってある状況は昨年と変わらずでした。

その他、GoogleのPixel Slateなど国内未発売端末も沢山あり、アメリカ人は羨ましいなぁと思いました。

ちなみに、私もひとつTargetでガジェットを購入しました。
WearOS搭載のスマートウォッチ、FOSSIL Q Gen4です。192ドル也。
アメリカのAmazonよりも50ドル以上安く、日本の価格.com最安値の半額でした。

さて、ここまでが現地時間の1月6日までのまとめなります。
遊んでばかりに見えますが、7日は月曜日ですので一日中仕事をしておりました。笑

いよいよ、間もなくCES2019開幕です!!

次に続きます。

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