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レガシーな建設業界をテクノロジーで変える! リフォマの開発についてご紹介します。

ローカルワークスでは

といくつかのプロダクトを開発していますが、現在はリフォマの開発促進のため、エンジニアを募集しています。今回はリフォマの開発体制、開発内容などをご紹介いたします。

※「そもそも建設業界についてよく知らない」というエンジニアの方が多いかと思いますが、実は建設テックは数年前から起業数や投資額が伸び続けている領域です。詳しくは建設テックの解説記事をご覧ください。

※リフォマについては別の記事で解説したので、要点だけ抜粋いたします。

  • リフォームをしたい個人が、施工業者から相見積をとることのできるプラットフォーム
  • 個人がリフォマを使うメリットは「悪質業者を避けて、信頼できる施工業者にリフォームを頼める」「業者に直接発注できるので費用が安くなる」
  • 施工業者がリフォマを使うメリットは「リフォマ経由で仕事を増やせる」「元請として個人と直接商談できる」

技術スタック

リフォマは、バックエンドをRuby on Rails で開発しています。

フロントエンドは、一部 Next.js などをとりいれていますが、Rails 7から使えるようになった Hotwire を採用することに決めました。現在、Rails 7 への移行が終わり、ユーザビリティ向上を求められる箇所に Hotwire の導入を始めるところです。

小さい組織なので元々バックエンド・フロントエンドでの分業をしていなかったのですが、Hotwireにより、バックエンド・フロントエンドを一気通貫で開発しやすくなりましたので、Rails での開発にコミットしたい方にとっては魅力的かと思います。

開発体制

リフォマでは、プロジェクトごとにチームを分けて開発しています。

各プロジェクトには「プロジェクトリーダー」がいますが、これはあくまで「そのプロジェクトにおけるリーダー」であって、プロジェクトAでリーダーを務める人が、プロジェクトBではメンバーを務めることもあります。まだ小さい組織なので「PMをする人」「開発をする人」の役割がきっちり分かれていないのですが、逆にいえば、役割を越境して開発もPMもやりたい人には相性が良いかと思います。

開発チーム全体の会議体としては、

  • プロジェクトをまたいだ共有ミーティング(週次)
  • ふりかえりミーティング(月次)
  • CTOとの1on1(隔週)

があります。それ以外だと、各プロジェクトごとに、チームの判断で必要なミーティングを設けています。

開発内容

ここからは、実際にどのような開発を行っているか、具体例を元に説明いたします。

保険会社向けのシステム開発

「リフォームのプラットフォームなのに、なぜ保険会社?」という疑問があるかもしれません。それには下記のような理由があります。

近年、日本では震災や台風などの大規模な自然災害が増えていますが、災害により広範囲が被災した場合、

  • 建物を修理したくても施工業者をすぐに手配できない
  • 保険会社が個人に対して、保険金をすぐに支払えない
  • 災害に便乗して、悪質な施工業者の勧誘や保険詐欺が横行する

といった課題が発生します。

そこで、ローカルワークスと保険会社が業務提携し、「保険会社の顧客に対してリフォマ経由で施工業者を紹介する」というスキームを構築しました。これにより、保険会社は信頼できる施工業者を顧客にすぐ案内できるようになります。ローカルワークスにとっても、保険会社経由でリフォマの顧客を増やせるというメリットがあります。

このスキームを実現する上でのポイントが、「ローカルワークス・保険会社・施工業者の3社で施工状況を一元管理すること」です。施工業者とのやりとりはローカルワークスが行うのですが、保険会社にとっては「きちんと施工が進んでいるのか分からない」「施工状況を顧客にリアルタイムに報告しづらい」といった不安があります。そこで、「保険会社向けのシステム開発チーム」が保険会社の担当者が各顧客・案件の状況を把握できるようにするシステムを開発しています。

施工業者が案件管理システムを使い、案件のステータスなどを入力してもらうのですが、施工業者はITリテラシーが低いことが多いため、彼らでも使いこなせるようユーザビリティやUIの改善に務めています。

また、施工業務を効率化するため、案件管理システムの新機能追加も行っています。例えば、施工業者が修繕を行う際、見積書や検収書を顧客に出す必要があるのですが、案件管理システム上でそれらを簡単に作成できるようにします。これにより、施工業者の工数を削減できますし、書類データがシステム上に残るので、保険会社やローカルワークスも施工状況を把握できます。

リフォマの開発

ここまでは保険会社向けのシステム開発について説明しましたが、もちろんプロダクトであるリフォマ自体の開発もあります。

リフォマの開発業務の1つに、保険会社のシステムとして開発した機能を、リフォマに横展開することがあります(例えば、前述の見積書・検収書を自動作成できる機能など)。保険会社以外の顧客や施工業者にとっても活用できる機能を、リフォマに追加してゆく形ですね。

それ以外だとコーディングルールの整備、モブプロによるリファクタリング(不要なコードの削除など)があります。リフォマでは技術的負債などをこまめに返済する開発スタイルをとっていたので、現時点では大幅な負債はありません。これにより、保険会社との連携などのビジネス変化に対応しやすい設計になっています。

リフォマの開発に携わる魅力

①社会的意義

以前に建設テックの解説記事の記事で説明したことを抜粋いたします。

  • 建設業界の市場規模は大きい(国内投資だけでも約62兆円)。社会的インパクトの大きい事業に携わることができる。
  • 解決すべき課題が山積みな分、伸び代が大きい(3K、紙やFAXが多い、少子高齢化、レガシー、多重下請け構造など)。レガシーな業界をテクノロジーで変えてゆくおもしろさを体験できる。

数年前から建設テックの参入が増えており、建設業界のデジタル化は徐々に進んでいたのですが、昨今のDXブームやコロナ禍によりデジタル化が急速に進みました。2021年が「建築DX元年」とメディアで報じられたほどです。

②裁量権の大きさ

前述の通り、

  • HotwireによりRailsでもフロントエンドを実装できるので、フルスタックに開発できる
  • プロジェクトリーダー・エンジニアどちらも経験できる
  • オペレーション改善・自動化のための企画・提案ができる
  • 案件管理システムのUI改善に携われる

など、小さい組織ならではの越境のしやすさ、様々な業務へのチャレンジのしやすさがあります。

③ビジネス変化に耐えられるような設計

リフォマはまだPMF途中なので、今後も様々なビジネス変化が考えられます。そういったプロダクトでは、新機能の追加や仕様変更などは定期的に発生するものであり、

  • 技術的負債が多すぎて実装ができない
  • 仕様変更したときの影響範囲が読めない

といったことは大きなリスクになります。そういったリスクを避け、ビジネス変化に耐えられるような設計の経験を積むことができます。

働くポジション

もしリフォマのエンジニアとして参画いただける場合、以下のような働き方を想定しています。

  • 既存プロジェクトのメンバーとして参画いただく
  • 慣れてきたら、プロジェクトリーダーとしてプロジェクトを担当いただく

経験豊富なエンジニアの方の場合、テックリードとしてCTOに代わって開発統括を担当いただくこともあります(経験や適性、希望に応じてご相談)。

ローカルワークスではエンジニアを募集しています!

ここまでリフォマの開発について説明してきました。「リフォマで働くのっておもしろそうかも」と思っていただければ幸いです。

CTOについては以前にインタビュー記事を作成したので、「どんな人がCTOをしているのか知りたい」という方はこちらをご覧ください。

「話だけでも聞いてみたい」という方の応募も大歓迎です。エンジニアの求人からご応募ください。

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