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300社以上の経営者を取材してたどり着いたスタートライン

2016年4月、私たちは「リスナーズ株式会社」として新たなスタートを切りました。『Listener(リスナー)』と聞いて真っ先に浮かぶのは“ラジオの聴取者”かと思いますが、英和辞典を紐解くと「聴く人・傾聴者」という意味があるのです。

私たちが提供するのは、社名の通り「聴くこと(=listening)」で人や企業の想いを引き出し、本来の価値や魅力、世界観を第三者の視点から明文化すること。

つまり社名には、『世界中の人々の声に耳を傾け、ストーリーで豊かな未来を創造する』という私たちのミッション、取材を起点とするビジネスモデル、求める人材像まで、すべての意味を集約しているのです。

2001年の創業から2016年までの15年間、主力にしてきたのは「保険業界に特化したマーケティング支援」という極めて専門性の高い事業です。さらに遡ること1989年から1999年の10年間、私はアリコジャパン(現メットライフ生命保険株式会社)という外資系生保で、保険のダイレクトマーケティング(通信販売)に携わっていたので、それはごく自然な流れでした。

クライアントが保険会社から保険代理店へと拡大していくと、「保険プランナーのパーソナルブランディング」という課題が浮かび上がってきました。特別利益の提供が法律で禁じられている保険商品は、どこで誰から加入しても、価格もサービスも同じ。みんな差別化に悩んでいたのです。

結局のところ、「保険選びは人選び」といわれるように「あなたに任せる」とお客様から言って貰うまでが勝負の世界。それならば、その人物像をストーリー化したら話が早いのでは…と思いつき、全国30人の保険プランナーを取材して書籍にしたのが『これからの保険選び』(幻冬舎2012年刊)でした。

続いて、その本を見たハウスウェディング会社を経営する友達から「保険プランナーの本がつくれるなら、ウェディングプランナーの本もつくって」と無茶振りされて出版したのが『ウエディングプランナーになりたいきみへ ―笑いと涙の結婚式』(幻冬舎2013年刊)。

さらにそれを見た他のベンチャー経営者たちから「それならベンチャー企業で働く価値や醍醐味を啓蒙する本をつくってほしい」と言われ、『10年後に後悔しない働き方 ベンチャー企業という選択』(幻冬舎2014年刊)を出版。以後、「次の本には自分も」という反響が相次いだのです。

その結果、こうした“ベンチャー本”はすっかり弊社の新規事業へと成長し、以後3年間で300人以上の経営者を取材し、出版化することになるのですが、同時に私には二つの悩みが付きまとうようになります。

一つには、ニーズがあるとはいえ、自費出版の片棒を担ぐようなビジネスモデルがイケてるとは思えなかった点。大手出版社からの出版はどうしても記念碑的に終始しがちで、その後の改訂・増刷といった柔軟性に欠ける点も気になっていました。

もう一つは、創業以来の主力である保険マーケティング事業との兼ね合いです。15年かけて築いた顧客基盤やノウハウ、会社のブランドは強力なメリットである反面、出版関連の新規事業とは、必要な人材や目指す企業文化がまったく異なると感じていました。

散々悩み苦しんだ末、私は答えを出しました。

「僕がやりたいのは“書籍をつくる”ではなく、“想いで人をつなぐ”こと。そのために、これまで出版業界のものだった【取材】【執筆】【編集】【校閲】のチカラをビジネスの領域に持ち込んで、世界中の人や企業、団体のストーリーをつくろう」

自分のことを自分で表現するのは想像以上に難しい。第三者の目線で話を聴き、表現することで、企業や人の本当の魅力を伝える役割が求められているのではないか…いつしかそう確信しました。

そして15年続けてきた保険マーケティング事業は、事業譲渡という形で社員数名と共に別の会社に引き継ぎ、創業16年目にして再びゼロイチを始めたというわけです。

書籍に限定せず、もっとフレキシブルに、もっと多くの人のストーリーをシェアできる場をつくろう。そんな想いから、2016年9月には「人と企業をストーリーでつなぐ」をコンセプトにした新サービス『LISTEN(リスン)』をローンチ。

出版人材により生み出される“リッチコンテンツ”がGoogleにも高評価を得て、ウェブ検索では圧倒的に強いメディアとなると同時に、商談や会社説明会の際に手渡しできるブックレットというアナログとの組み合わせも好評で、現在は掲載企業500社・月間平均20万PVへと成長しています。

こんな紆余曲折がありながら、ようやくたどり着いたスタートライン。「人生で一度切り」と思われた“新人賞”を再び狙えるとは、私は本当に幸せ者です。

「リ・スタートアップ」という今しかない時間、「ストーリー」や「共感」という普遍的で、且つこれからますます必要とされる観価値を共有できる仲間を、これから世界中に増やしていきたいですね。

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