「HiNative」の開発を一人で手がけるAndroidエンジニア!心理的安全性が保たれたチームで開発ができるLang-8チームの魅力とは? | 株式会社Lang-8
青木一生(あおき・いっせい) ...
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森崎麻衣子(もりさき・まいこ)
1993年生まれ、現在26歳。中学生の頃から生粋のヤンキーとして学生生活を送ってきたが、高校2年の時に心機一転。進路について悩んでいた時に、中学生の頃みた「ブラッディ・マンデイ」を思い出しエンジニアを志す。
新卒で独立系SIerの会社に入ったものの、技術の面白さに魅了され、2年で退社しフリーランスに転身する。その後は、iOSネイティブアプリを専門として都内のベンチャー企業を数社手伝い、Lang-8に出会う。フリーランスとしてLang-8で働き初め、2019年9月に正社員として入社。
ゲームと漫画が好きな引きこもりだが、冬はスノーボードの人になる。世界で一番愛しているのは愛猫のほたる(ラグドール)。
Twitter https://twitter.com/_asa08_
Qiita https://qiita.com/_asa08_
見た目でわかる通り、中高あまり真面目な学生生活を送っていませんでした。(笑)
中学生の頃から生粋のヤンキーとして育ち・・・中学の頃からピアスを開けたり髪を染めたり、学校で化粧をして生活指導の先生に追いかけられたりしてました。 ただ、勉強だけは好きだったので、勉強はきちんとしていました。
高校では進学校の理系に進みました。ここでも学年1のヤンキーではあったのですが・・・(笑)
進学校だったので勉強はしていたのですが、特にやりたいことはなくて、「とりあえず勉強していればなんとかなる」という考えでした。でもちょうど進路を考える時期に、家庭の事情もあり、「将来それなりの給料がもらえる仕事に就こう」と思ったのがきっかけで進路をちゃんと考え始めました。
進路を考え始めた当時、統計学とか情報学とかが出てくる「すべてがFになる」という小説を読みながら、中学生の頃「ブラッディ・マンデイ」っていうドラマを見ていたのを思い出したんです。ドラマを見ていた当時は何をやってるかわからなかったけど、黒い画面で文字がたくさんあって、モニターが3つくらいあって、キーボードかたかたやっているのがかっこいいなと思ったことを思い出したんです。そして、情報学のことを調べているうちに、「ブラッディ・マンデイ」のあのシーンで何をやっていたのかが繋がったんです。私みたいなヤンキーがそれをやったら超かっこいいなと思い、情報学部に進みました。
大学に入ってからは、情報学部に入ったこともあり、なんとなくSEになるんだろうなーと思っていました。一般の企業に勤めて、ワークライフバランスを得て、それなりの手取りで、結婚して子供産んで時短勤務で働いて・・、みたいな生活を思い描いていました。そして、就職をしたのも大手上場企業のSIerでした。
私がiOSエンジニアに憧れた理由としては、「次世代感」が強いからでした。iOSを最初触ったときはびっくりしました。「こんなにぬるぬる動くシステムがあるんだ!」って。そして、「それを自分で作れたらすごいなー」と、憧れていました。
新卒で入社したSIerがなんでも経験できる現場で、バックエンド開発・データ分析・Webのフロント開発もやっており、その一環でiOSエンジニアもやりました。
社会人になって1年半くらい経った頃からiOSエンジニアに魅力を感じ、「もっと技術を極めたい、最先端の技術に触れたい」と思い、SIerを辞めてフリーランスになりました。2年くらい、計4社くらいでiOSエンジニアとして働きました。
Lang-8はWantedlyで知りました。当時は海外でフリーランスとして働こうかなと思っていて、グローバル系の企業を探していたらLang-8を見つけました。
働きたいと思った一番のきっかけは、グローバルサービスだからです。国内でグローバルサービスを作っている企業は少ないので魅力的でした。3ヶ月ほどフリーランスとしてLang-8で働き、9月に正社員として入社しました。
今までフリーランスで働いていたのは、色々な現場を経験できるからというのと、働き方が自由だという2つが大きくて、その2つさえ叶えば雇用形態にこだわりはなかったんです。Lang-8だったら正社員でも2つとも実現すると思いました。
「正社員になりませんか?」と誘われたときに、一番最初に「フリーランスと何か変わりますか?」ということを確認しました。そしたら、「変わるのは給与形態だけです」と言われたので入社を決めました。
HiNativeのiOSアプリの開発全般をやっています。施策・バグフィックス・緊急対応の3つとも基本的に私がやっています。忙しくなるのは緊急対応で、最近はiOS13が出たときに、その影響をダイレクトに受けて少しどたばたしていました。また、開発業務だけでなく、採用周りにも関わらせてもらっています。
HiNativeは今まで携わってきた人が多いシステムなので、悪く言えばいろんな人の実装の思想やクセが入ってしまっている、コードがごちゃごちゃになっている状態です。ただ、iOSのエンジニアとしては有名な人が過去に関わっていたりするので、そういう人たちの名前がいっぱい出てきてびっくりすることが多いです。そういった人たちのコードから吸収できることはたくさんあるので、私にとってはすごく面白いです。
iOSは、私とフルリモートのフリーランスが1人・留学生のアルバイトが1人の計3人です。
Lang-8は基本的に勤怠の自由度が高く、フルリモートや外国籍のメンバーもいるので、普通はコミュニケーションの負荷で仕事の進捗に影響が出る環境のはずなんです。Slackでも返信が来なかったり、どうしてもコミュニケーションが仕事の進捗のボトルネックになります。
ただ、Lang-8はそれが一切ないです。みんなレスポンスが超早いし、回答内容も丁寧だし、リモートでも一切問題がないです。iOSのメンバーも会社全体も仲が良いので、コミュニケーションが取りやすい環境だなと思います。
あとは、リモートであることや言語の壁をはるかに凌駕する全員のスキルの高さがあります。これがチームの強いポイントだと思います。勤怠がこんなに自由な中、全員が完璧に仕事をこなしてきます。サボろうと思えばいつでもサボれる環境の中で一つの仕事の遅れもなく、全員の完成度が高い状態です。
福利厚生としては、技術的なことにはバックアップをしてくれるところが良いなと思います。
9月にiOS DCの公式スタッフとして参加したときは、もちろん有給じゃなくて勤怠も普通につけても良いと言われました。しかも、正社員として入社したのが9/1だったんですが、9/5~9/7の3日間の勤怠をつけても良いということで、応援してくれているなと感じましたね!iOSDCは最初は普通のチケットを買って、後日公式スタッフの申請が通ったらスタッフになれるというシステムなのですが、最初にチケットを買ったときにも返事一つで許可をしてくれました。
また、社員全体のレベルと意識が高いです。プロダクトを作っているという意識が強いなと。
エンジニアは言われた施策をやるだけで、どういうユーザーさんが使っていてどんな数字が出てるかを理解してPDCAを回すことは企画サイドが行うという話をよく聞きますが、Lang-8のエンジニアは全員が進んでやっています。全員が何のためにそのコードを書いているかを理解して、そのコードを書いた影響がユーザーさんにとってどれだけあって、次はこういうアクションしよう、と常に全員で考えてやっているのは強いです。
それは、Lang-8はバリューが浸透しているのが大きいと思っています。みんな「HRT」が完璧にできているからコミュニケーションが取りやすいし、PDCAを意識して施策を回しているのは、「数字が共通言語」というのが浸透しているからかなって思います。バリューに関しては、入社するときにやんやんさん(代表取締役・喜)から何よりも一番口酸っぱく言われました。これだけ社内に浸透しているのは、間違いなくやんやんさん本人が一番気をつけてるからだと感じています。いろんな会社を見てきましたがバリューがこんなに浸透している会社見たことないですし、社長が率先してバリュー浸透を大事にしているのも初めてです!
バリューに「User Centric」があるんですけど、ユーザー第一に考えてるから、ユーザーの声を絶対に聞くんです。やんやんさんやマーケターが聞いたユーザーさんの声を必ずエンジニアに落としてくれてるから、エンジニアも直接ユーザーの声を聞くことができます。
また、フリーランスから転職するときによくある話なんですが、どういうサービス作ってたかって聞いても答えられないエンジニアって多いんです。自分の作っているサービスを理解していないことが多い。その点、Lang-8では定期的にユーザーミートアップを開催しているので、直接ユーザーさんに会えるし、自分がユーザーになってHiNative内でユーザーさんとやりとりできます。そこまで深くサービスに入ることができるのは面白いです。
あとは、グローバルの視点を持って仕事ができるのも楽しいです。例えば国内サービスだと基本的にトラブルが深夜対応なんですが、深夜がないんです。ユーザーは全世界にいるため、日本時間で生活をしていない分、何かトラブルが起きたら極力何を差し置いてもすぐに対応っていうのがうちのスタンスです。そこをやらなきゃいけないのは大変だけど、グローバルサービスならではだと思います。
他にも、ポップなかわいいアプリが人気な国もあれば、見た目がかっこいいアプリが人気な国もあるという話を社員としました。国によっていけてるアプリの基準が違うし、可愛いキャラクターの基準も全然違う。そういうグローバルでしかありえない視点でものごとを見れているのが面白いですね。
エンジニアとしてもっと自信をつけるために、アウトプットを頑張ろうと思っています!
この前たまたま業務で使った実装のことをQiitaの記事にしたらその記事がバズり、今まで全然関わりのなかったエンジニアさんからコメントをもらえたり、Twitterでフォローしてもらえたり、今まで関わってきたエンジニアさんから久々に連絡がきたりしました。その記事がきっかけで、急にエンジニア界隈での関わりが広がったんです。関わりが広がると得られる情報量が多くなるし、今後は、アウトプットを頑張ろうと思っています。
まずは私が率先してQiitaで記事を書いて、社内の他のエンジニアにも広め、Lang-8でQiitaのランキングに載りたいというのが目標です。採用にも良い影響があるし、技術力の高いLang-8のエンジニアをもっと広めたいです。
そして、私個人では、来年から月に数本Qiitaで技術ブログを書くのと、2ヶ月に1個ほど個人でアプリリースするのを目標にしています。iOS界隈で「このアイコンの人」って認識してもらえるようになったら嬉しいです。
次回の社員インタビューはAlexさん(バックエンドエンジニア)です!お楽しみに💁♀️
前回までのインタビュー