今、クラシル株式会社に入社した理由|齋藤 岳
2025年10月に、クラシル株式会社に入社しました。 「なぜクラシル?」と聞かれることが多いので、年始のこのタイミングで書き記そうと思います。 そもそもなぜ転職することになったのか? 簡単に自分の経歴について触れます。 ...
https://note.com/gk_924/n/n12adce10c266
「クラシル」や「レシチャレ」を主軸に、様々なサービスを展開しているクラシル株式会社。一般的には、クラシル=レシピ動画の会社というイメージが強いかもしれません。
しかし、クラシルは今、これまでの実績で築いてきた強固な顧客基盤と「レシチャレ」による膨大な購買データを武器に、リテールDXやAI活用を推進するデータカンパニーへ変貌を遂げています。
今回は、新卒で同じ大手インターネット広告代理店に入社後、異なる環境で独自の専門性を磨き上げ、現在はクラシルで共にマーケティングを牽引する星野 達哉さん、齋藤 岳さんの対談をレポート。
「半期MVP連続受賞」「プロダンスチームの立ち上げ」「月商40億へのグロース」「ベンチャーでのマーケティング立ち上げ」…。
華々しく異色のキャリアを持つ二人が、なぜクラシルを選んだのか。
他にはないクラシルマーケティングの実態と魅力、そして、今このタイミングだからこそ、クラシルに参画する面白さについて語ってもらいました。
【左】星野 達哉(ほしの たつや)/【右】齋藤 岳(さいとう がく)
この記事に登場するメンバー
星野 達哉(ほしの たつや)
新卒でセプテーニに入社し、ソーシャルメディアを中心とした運用型広告のコンサルティングに従事。2018年にクラシルへ入社し「クラシル」プレミアム会員のグロース責任者等を務めるも、プロダンスリーグ「D.LEAGUE」のチーム立ち上げのため退職。フリーランスとして経験を積んだ後、再びクラシルへ入社。現在は「レシチャレ」等のデジタルプロモーション戦略を統括する。ニックネームは「ほしたつ」。
齋藤 岳(さいとう がく)
新卒でセプテーニに入社し、プロモーション戦略の立案や予算管理などを担当。その後、DeNAへ転職しソーシャルゲームやライブ配信アプリのマーケティングに従事。事業グロースを経験した後、モビリティスタートアップnewmoのマーケティング立ち上げを経て、2025年10月にクラシルへ入社。現在はリファラル施策やマスマーケティングなど、新規獲得チャネルの設計等を担当。
── お二人は新卒同期とのことですが、簡単に経歴をお伺いしてもいいですか?
ガク:
新卒でセプテーニという会社に入社しまして、ほしたつとは新卒の同期だったんです。僕は営業として、プロモーション戦略の立案や予算管理などフロント業務を担当していました。
3年目くらいにDeNAへ転職して、ソーシャルゲームやライブ配信などアプリマーケティングを担当し、月商5億→40億や社員数10倍などグロースフェーズなども経験しました。
その後、モビリティスタートアップのnewmoに声をかけていただき、マーケティングチームの立ち上げなどを経験した後、クラシルに入社したという経歴です。
ほしたつ:
セプテーニでは完全に新卒同期だけど、職種は違うよね。
僕はちょうどソーシャルメディアの黎明期だったので、Instagramなどを中心としたSNSの運用型広告コンサルティングに注力していました。
媒体に応じた最適な広告運用やパフォーマンス改善を行ったり、時には営業に同行してクライアントへ提案したり。
職種は違いましたが、ガクとはプライベートで旅行に行く仲良し同期メンバーみたいな関係です。
ガク:
実は僕がDeNA在籍時、クライアントとパートナーという関係で、セプテーニにいたほしたつと一緒に仕事をしたこともあります。
セプテーニで半期MVP2回くらい獲ってたよね。社員も何千人といる中で。
レジェンド級だったんじゃない?
ほしたつ:
いやいや(笑)。でもガクがDeNA行った時、僕は発注してもらう側だったので、DeNAさんのおかげでもあるよ。
「ガクさん凄い頑張ってるよ!」って活躍の噂を人伝に聞いていました。
──それだけ華々しいご活躍や実績を出されていた中で、なぜ転職したのですか?
ガク:
セプテーニはとても良い会社でしたが、代理店はどうしても「クライアントから広告費をいただくことで売上が立つ」モデルです。一方で、クライアントである事業会社側は「広告費(コスト)を抑えて利益を出したい」。
この構造的なジレンマを感じたことや、より事業の根幹に触れ、当事者としてデータを扱いたいと思い事業会社への転職を決めました。
ほしたつ:
僕も、動機はガクとほとんど同じですね。
代理店はプロモーションなどのマーケティングが多いなかで、サービスやプロダクトを作ることへの興味が強くなっていきまして。やっぱり、「自分が携わっていいなって思うものを沢山の人に広めたい」という思いが根幹にあったんだと思います。
── その中で、クラシルを選ばれた決め手は何でしたか?
ガク:
理由は沢山ありますが、事業を自分で作れるようなケイパビリティが身につけられると思ったからです。
僕は、マーケティングすらも、結局は手段(How)の一つでしかないと考えているタイプなので、キャリアを深掘りしていくうちに、単なるマーケターではなく、事業そのものを構築できる「事業家」の視点を持ちたいという思いが強くて。
クラシルを選んだ理由については、最近、個人noteに書いたのでよかったら読んでみてください。
ほしたつ:
実は僕、クラシルに出戻りしてるんです(笑)。
元々セプテーニからクラシルに転職して2年半ほどマーケティングを担当していたのですが、昔から好きだったダンスに関わる仕事(プロダンスリーグの運営)をするために、一度セプテーニに戻りました。
そこで目標としていたところまで「やり切った」というタイミングがきて、その後はフリーランスとして働いていたのですが、ある日突然、クラシル代表の堀江さんから連絡が来たんです。
「今、『レシチャレ』がすごい伸びてるけど、良かったら一度話さない?」って。
ガク:
退職したメンバーにわざわざ連絡してくれるのが嬉しいよね。
ほしたつ:
ね。普通、辞めた社員にそこまでしないじゃないですか。
堀江さんの人としての熱量もそうですし、「レシチャレ」というプロダクトをよりグロースさせるフェーズに携われることに魅力を感じて、戻ってきました。
── お二人の現在の業務内容について教えてください。
ガク:
僕は主に、デジタルマーケティング以外の新しい獲得手法やマーケティング手法の開発、いわゆる「0→1」の領域を担当しています。具体的には、小売店と連携してスーパーの店頭で「レシチャレ」のユーザーを獲得する仕組みを作ったり、リファラルマーケティングの設計を行ったりですね。
現在は、小売店と連携して「大規模な還元キャンペーン」や「アプリへの商品掲載」などユーザー定着に向けたマーケティング施策の準備なども進めています。
ほしたつ:
僕は、デジタルプロモーション戦略全般を見ています。
MetaなどのSNS広告やアドネットワークに対し、予算ポートフォリオを組んで配信し、新規ユーザーの獲得や定着、LTVの最大化などがミッションです。
ガクが新しいチャネルを開拓していく一方、こちらでは主戦場であるデジタル領域をさらに深掘りし、インハウスの仕組みや体制を作り、デジタル広告の投資対効果を最大化させるようなマーケティング運用をメインに行っています。
── クラシルはマーケティング領域が非常に広いですが、チーム内ではどのように役割分担をしていますか?
ガク:
クラシルでよく使われる、「連続性」と「非連続性」という言葉がイメージしやすいかもしれません。
ある程度経験を積んだシニアメンバーが、不確実性の高い「非連続」な領域で0→1を立ち上げて「連続性」のあるフェーズに持っていく。そこから若手のメンバーに引き継いで、もっとグロースさせるための10→100を任せる。みたいな。
ほしたつ:
そうだね。あとは、僕が今立ち上げているインフルエンサーマーケティングのように、若手と一緒に0→1を運用設計していくケースもあります。
組織全体として新しいチャネルを開拓し続けながら、既存のチャネルも伸ばせる体制を整えているようなイメージですね。
── クラシルのマーケティング組織ならではの特徴や魅力はどんなところですか?
ガク:
一番の特徴は、プロダクトとマーケティングの距離が非常に近いことです。
一般的な事業会社では、マーケティング側がプロダクトの改修を依頼しても、社内調整やロードマップの兼ね合いで実装が数ヶ月先になることも多いと思います。それはマーケティングとプロダクトでチームの視点・優先順位が違うため、当然のことです。
でもクラシルだと、例えば朝会で「店頭施策時に、アプリの仕様が原因でアカウント連携に時間がかかっている」という事実を共有すると、プロダクト責任者がその場で判断し、翌週にはアプリの仕様が変わっていたりするんです。
ほしたつ:
マーケティングの提案がプロダクト開発に反映されるスピード感や、会話のしやすさ…。
それこそ「向かいの席にプロダクトチームが座っている」「毎日の朝会に経営陣が参加する」「毎週の全社MTGで経営陣の考えを共有する」とか、物理的な距離の近さも含めてすごい特徴的だよね。
あとは、これだけの規模感で運用を全てインハウスで行っているのも珍しいです。代理店に丸投げせず、自分たちでデータを握ってPDCAを回しているからこそ、意思決定のスピードが違います。
ガク:
データへのアクセスも大きな違いだよね。
純粋なデジタル完結型のサービスとは違って、オンラインとオフラインが融合したリアルなユーザーの行動データに触れられる点は、クラシルならではの醍醐味だと思います。
他の会社だと、データ分析はアナリストチームに依頼して待つのが普通でしたが、クラシルではマーケターが自分でSQLを書いて生データを抽出できるので、アクセスできないデータはほぼありません。
SQLの活用事例
自分で仮説を立てクエリを叩きその場で検証できるので、PDCAの速度が物理的にも速いです。
ほしたつ:
特徴とは違うかもしれませんが、デジタル広告の運用自体は王道な手法が多いので、他社で経験がある方なら入りやすい環境だと思います。
ただ、「レシチャレ」は複雑性が高いため、「どの指標をKPIに置いてどうグロースさせるか」の設計難易度がとても高いです。だからこそ、単に広告を回すだけではなく、「プロダクトそのものをどう伸ばすか」という視座で向き合う。
大変なことも多いですが、自分の施策次第で10から100にも200にもグロースさせることができる環境なのでやりがいも大きいです。
ガク:
マネタイズポイントが複数存在するからこそ、状況に応じた複雑な意思決定が求められることも多いですが、微妙なクリエイティブの違いでLTVが劇的に変化するような、ダイナミックな反応を直に感じられるのもクラシルの大きな魅力です。
── では、クラシルのマーケティング組織としての“強み”について教えてください。
ほしたつ:
マーケに限った話ではありませんが、AI活用と“オーナーシップ”は全社的にカルチャーとして根付いています。
オーナーシップ(Ownership)
クラシルで働くにおいて重要な全員が持つべきオーナーシップ、アントレプレナーシップのマインドの重要性を示すバリューです。日頃から自ら起点となり、オーナーシップの意識を持つことで経営人材、数多く来る修羅場で起用される修羅場人材が多く育ち、組織が強化されると私たちは考えています。
クラシル株式会社コーポレートサイトより「https://kurashiru.co.jp/about/mvv」
特にAI活用は、若手メンバーが積極的に提案改善してくれるのでとても助かります。
例えば、月に100本以上の広告動画配信・制作から得た膨大なデータをAIに読み込ませ、「どんな傾向の動画が伸びるか」ワンクリックで分析できるシステムを作ってくれていたり。
メンバーがAIで作成した広告分析システムの概要
ルーティン業務も自動化していて、分析とクリエイティブ生成の領域においては、かなり業界をリードしているんじゃないかな。
ガク:
僕たちより若手メンバーの方が、AI活用に積極的だよね。
「こういう事例があるので、このAIツールを使ってみませんか?」と提案して、自ら効率化を進めてくれたり。僕たちは「すげー!」って感心してます(笑)
ほしたつ:
しかもただ単に、AIにプロンプトを投げて結果を待つとかじゃなくて、「GAS(Google Apps Script)」と連携させたり、「Dify」や「Claude Code」などのツールを活用して、属人性を排除しながら業務工数をどんどんカットしています。
結果として、少ない人数でもかなりハイパフォーマンスが出せる状態になってきました。
これは今のマーケティングチームの大きな強みなので、AIの進化に合わせて今後さらに極めていきたいですね。
── そんな特徴を踏まえて、クラシルにはどんな人が合っていると思いますか?
ほしたつ:
柔軟な思考性を持っている人ですね。AIとかも積極的に情報収集して業務に活用して、どんどん行動していく。変化が多くスピードの速い環境を楽しめるような人。
ガク:
クラシルは、代表の堀江さんが定期的に現状を良い意味でぶち壊してくれるから、カオスを楽しめるような人だといいよね(笑)。
マーケターはどうしても、目の前の数字を追うあまりKPIハックや枝葉の施策など、本質的なところよりも細かいところに目がいってしまいがちだと思います。
そんな時は、堀江さんが「それじゃ大きくならないから、こっちにしよう!」と大きくゲームチェンジしてくれるので。
ほしたつ:
「クラシルリワード」から「レシチャレ」へのピボットとかもそうだよね。
アプリのUI/UXも大胆にアップデートされますし。現場が疲弊しそうなタイミングで、本質的な「大きなグロース」へ視座を引き上げてくれる。
大変ではありますが小さな改善で終わらず、常に大きなインパクトを狙えるチャンスがあるのは、クラシルのマーケターならではの醍醐味だと思います。
ガク:
正直、広告運用だけでは将来的な市場価値が上がりづらいと思います。
でもクラシルは連続した事業作りが常にまわっている状態だから、事業全体をグロースさせる経験が積める。
「マーケター」という枠からはみ出して、成長していきたい人にはピッタリの環境です。
── 最後に、お二人の今後の展望について教えてください。
ガク:
「事業を作りたい・伸ばしたい」と思ってクラシルに転職したので、やっぱり事業立ち上げを経験したいですね。
マーケティングや集客って、あくまで事業を伸ばすレバーの1つでしかないと思うので、他のレバーも扱えるようになりたいです。
ほしたつ:
マーケのメンバーが凄い勢いで育ってきているので、極論、僕の仕事をどんどん奪っていってほしいですね。それこそ0→1のような非連続性の業務とか。クラシルのビジョンブックにも「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」ってあるじゃないですか。
僕の仕事はメンバーに任せて、空いたリソースでnomさん(執行役員 兼「レシチャレ」BU GM)の仕事を担っていけるような、そんな組織にしていけたら良いなと思います。
── ガクさん、ほしたつさん、ありがとうございました!
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