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果物の廃棄を無くすために「こだわり農家とつくった 果実酒シリーズ」

こんにちは、KURAND公式note編集部です。

形がいびつなイチゴ、色ムラがあるリンゴ、発育が悪く小さいスイカ…

日本では農産物に「規格」が設けられていますが、この「規格」に満たない果物は「規格外」として、スーパーや青果店に並ぶことができず、その多くが廃棄処分を余儀なくされています。

農林水産省の調査によると、2022年のみかんの収穫量が68.2万トンなのに対し、出荷量は61.3万トンと、約1割が出荷されること無く破棄されていることがわかります。

リンゴも同様に、収穫量が73.7万トンなのに対し、出荷量は66.9万トンと、約1割が廃棄されていることがわかります。

もちろんこの差分には、生産者が自ら消費している分も含まれていますが、消費できる量にも限りがあるため、ほとんどが廃棄されていると考えられます。

今日は、そんな「規格外」となり廃棄されてしまう果物を使ってつくっている果実酒シリーズ「こだわり農家とつくった果実酒シリーズ」をご紹介します。

こだわりの美味しい果物の廃棄を無くすために。

「こだわり農家とつくった 果実酒シリーズ」は、全国のこだわって果物をつくっている農家と一緒に開発した、その果物の美味しさを最大限に引き出した人気の果実酒シリーズです。

使用しているのは、味は美味しいのにも関わらず規格外という理由で廃棄されてしまう果物。

「こだわり農家とつくった 果実酒シリーズ」に共通して言えるのが、お酒とは思えないほどのたくさんの果肉です。まるで、果物にそのままかぶりついたようなジューシーな飲みごたえが、人気を集めています。

それぞれの果物が一番美味しい旬の時期に収穫されたものをすぐにお酒にして瓶に詰めているので、一年に一度しかつくることができず、現在は季節限定商品として販売しています。

全国屈指のスイカの産地「大栄」スイカのお酒

「こだわり農家とつくった 果実酒シリーズ」のはじまりは、「大栄スイカ」のお酒からでした。

鳥取県の北栄町は、全国屈指のスイカの生産地です。農家の枡井康行さんが、「収穫した時が食べごろになるように」と、完熟してから収穫した「大栄スイカ」は、甘みが強くスイカ本来の味わいを感じられます。

完熟するほど種と果肉の間に空洞ができる種離れが起きるため、販売用としては価格が下がってしまいますが、スイカ本来の味わいを最優先に考え、完熟してからの収穫を行っています。

スイカでお酒をつくるということ自体がとても珍しく、このこだわりのスイカのシャリシャリ感が残るよう、果汁を50%まで使用しています。

まるで本物のスイカにかぶりついたような食感を楽しむため、まずはそのままロックで飲むのをおすすめしています。

ずっと美味しいお酒がつくられていくように

それからいくつもの農家と協力し、「こだわり農家とつくった果実酒シリーズ」は10種類を超えました。

日本全国にはまだまだ、美味しいのに廃棄されてしまう果物があります。

KURANDは「ずっと美味しいお酒がつくられていくように」というSDGsに対する目標を掲げ、「酒造りは農業から」の信念のもと、全国の酒蔵や農家と協力して、持続可能な酒造りを目指しています。

酒造りを通して、廃棄されてしまう果物を美味しいお酒へと生まれ変わらせていき、こだわりの美味しい果物の廃棄を無くしていくことで、KURANDが掲げるSDGsの目標に通じる取り組みとなると考えています。


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