こんにちは。KURAND公式note編集部です。
唐突ですが、「ガチャ」は好きですか?
一般的に「ガチャ」というと、子ども向けのイメージが強い中、昨今では大人も楽しめる「ガチャ」が続々と登場。他にも、航空会社のPeach Aviation株式会社が運営する「旅くじ」(※通称 「旅ガチャ」)が注目を集めるなど、社会的現象となっています。
クランドの「酒ガチャ」は、「なにが当たるかわからない。だからこそ楽しめる、新たなお酒との出会い。」をコンセプトに、日本酒・梅酒・果実酒・リキュール・焼酎・ワイン・プレミアムサワーベースなど、450種類を超えるクランドのお酒の中から、ランダムにお酒をお届けする企画です。
斬新でキャッチーなネーミングや、今までに無い新しいお酒の購入方法が ”お酒離れ” をしていると言われている20代~30代の若者層に話題となり、現在SNS上では毎月約1万件近くの「酒ガチャ」に関する投稿がされています。
今日は、そんな「酒ガチャ」の誕生秘話をご紹介します。
「選べない」という声から生まれた
クランドのお客さまは、20代〜30代の若い世代の方が中心です。
お酒に詳しい方というよりは、「お酒に興味はあるけど、まだ自分の好みがわからない」「お酒の選び方がわからない」という方が多く、試飲が出来ないネットでお酒を購入するハードルはとても高いものでした。
「選べないなら、選ばなくてもいい方法を考えよう」
そこで目をつけたのが「福袋」でした。
何が入っているかわからないからこそ、わくわくしながら紙袋を開けるあの瞬間。
あれをお酒でできないか?と考えました。
「酒ガチャ」の名付け親はお客さま
初めての酒ガチャは「初売りKURAND福袋」という名前で発売しました。
「福袋」という名前のとおり、何が入っているかは完全なシークレット。お酒の福袋は珍しかったので、SNSではちょっとした話題に。
実際に購入した方の声を見ていると、あるワードが目に飛び込んできました。
「酒ガチャ」
確かに福袋の中身がわからない、ランダムに商品が当たるシステムは「ガチャ」そのもの。
斬新かつ、キャッチーでわかりやすいネーミングに衝撃を受けた私たちは、お酒がランダムに届く、この企画のことを「酒ガチャ」と名付けることにしました。
「ガチャ」なのに「選べる」
コロナ禍での家飲み需要もあり、酒ガチャは瞬く間にSNSで話題に。
Twitterでは「#酒ガチャ」をつけて、当たったお酒の写真を投稿する人が増え、それを見た人も購入する。とても理想的な広がり方でした。
そして、お酒を「選べない」人だけではなく、普段ついつい同じお酒を選んでしまうという方には、新しいお酒と出会うきっかけにもなり、色々な人に利用してもらえるようになっていったのです。
しかし、購入する人が増えれば増えるほど、それだけ課題も増えていきます。
「日本酒が苦手だから、除外できたらいいのに」
「苦手な味やアレルギーのあるものが入らないようにして欲しい」
「一回届いたお酒は届かないようにして欲しい」
「日本酒は苦手だけど、1本だけ飲んでみたい」
「1本は自分で選びたい」
SNSやレビューには、そんな声も上がり始めていました。
「選べない」という悩みの次に出てきたのは「失敗したくない」という課題。
この相反する課題を解決できれば、もっと色々な人にお酒を買ってもらうきっかけを作れるのではないか?と私たちは考えました。
それから、酒ガチャはお客さまの声を反映しながら、幾度となくアップデートを重ねていきます。
【今までのアップデート内容】
・日本酒多め、少なめなどジャンルごとの本数を選択できるように
・甘口・辛口など日本酒の味わいを指定できるように
・アレルギーや苦手な原料を除外できるように
・炭酸のお酒を除外できるように
・1本はリストの中から好きなお酒を自分で選択できるように
・一度届いたお酒は届かないように
・届くお酒の内容を1本ずつジャンル指定できるように
・届くお酒の本数を選べるように
※企画ごとにカスタムできる項目は違います
「ガチャ」なのに「選べる」
「ガチャ」の醍醐味であるランダム性を重視しつつ、「選べる」部分をつくり、お客さま一人一人の課題に向き合っていきます。
もっと”お酒を買う”を楽しめるように
「酒ガチャ」が登場して約4年半。
お客さまの声を少しずつ反映させながら、酒ガチャは進化してきました。
酒ガチャは、お酒を飲む瞬間だけではなく、買う瞬間からワクワクする”体験”を販売しているのです。
もっと”お酒を買う”を楽しんでもらえるように。
まだ、酒ガチャは進化の途中です。
今後も少しずつアップデートを重ねながら、どんな人でも「失敗しない」を目指し、より多くの方に楽しんでもらえるような「酒ガチャ」にしていきます。