カブクの事業開発部でマーケティング課長と3Dプリント関連の営業を兼務する後藤征之さんにインタビューを行いました。
マーケティング課で弊社サービスやLP・広告等の改善のほか、展示会やセミナーなどオフラインの施策など、オンライン・オフラインを問わずマーケティング全般を手掛ける後藤さん。その傍らで3Dプリント担当者として、日々お客様のご要望に応えています。
兼務としては珍しい組み合わせですが、どのように業務に取り組んでいるのでしょうか。
Q.現在の仕事内容を教えてください
カブクには2019年に入社し、はじめは3Dプリント関連の技術購買としてスタートしました。オンデマンド製造プラットフォーム「Kabuku Connect」で依頼された3Dプリント製品を、製造工場と連携しながら実際に形にし、納品まで行います。
その後、未経験でしたが兼務でマーケティングを行うことになり、現在4年目です。
Q.入社のきっかけを教えてください
前職ではセキュリティシステムの開発を行っていました。元々ものづくりが好きで、マイコンやラズベリーパイを使ったモノづくりや電子工作などを趣味で行っていました。当時デジタルファブリケーションが話題となっていて、調べていたら3Dプリンターに行きつき、独学で3Dモデルの作り方や造形方法を学びました。
その際3DプリンターのCtoCプラットフォーム「rinkak」を運営していたカブクを知り、3Dプリントを活用したビジネスに幅がありそうだと思い応募しました。
Q.カブクの魅力的なところは?
ひとつのものを作り続けるというより、色々なものをカタチにしていくところにものづくりの面白さを感じていたので、お客様からの依頼が幅広いところに惹かれました。
あとは福利厚生に社内の3Dプリンター使い放題の制度があるのも大きかったです!
Q.マーケティングと3Dプリント担当者の兼務は大変ではないですか?
確かに、大変ではないと言えば嘘になります。
ただ、普通の企業だとマーケティング担当者がサービスの実運用に携わることはほぼないと思うのですが、逆にこの担当業務の幅広さが業務の進めやすさにつながっているのではと思います。
日々の3Dプリント業務で気になったことをマーケティング施策として打ち出し、うまくいくとそれが業務に結果として返ってくるのを実感できます。逆に施策がうまくいっていないときも、数字はもちろん肌で感じられるので、改善へ動きやすい環境です。
また、3Dプリント業務を通じて製造業の知識が自然と身についているので、マーケティング施策もより具体的なものになりやすいです。お客様が知りたいであろう情報や問い合わせがあった内容を分かりやすくLPやオウンドメディアに反映させたり、セミナーのテーマ選定に活かすなど、サービスの実運用を行っているからこそスムーズな行動が取れています。
マーケティングがうまくいけばいくほどお引き合いや受注も増え、自分の好きな3Dプリント業務に打ち込めるのかな、と思います。
Q.達成感を感じるときは?
マーケティングにおいては、施策が狙った通りの効果を出してくれた時や、立てた仮説がうまく数字に表れた時ですね。全ての施策が100%うまくいくわけではないので、トライアンドエラーで地道に施策を実行し続けています。その分うまくいったときの喜びはひとしおです。
3Dプリントでは、依頼を受けたデータが実際の製品としてカタチになった時です。自分では思いつかないようなアイデアや、個人では携われない案件に関わることができ、たくさんのユニークなものに出会えます。
Q.人事評価制度について、どう思いますか?
制度がしっかりしているのと、組織が小さい分評価者が実務の様子を見て判断していると感じるので、納得感があります。
過去に勤めていた企業はカブクよりも規模が大きかったので、評価者が遠いな、と感じることがありました。
Q.1日のスケジュールを教えてください。
展示会前のある一日のスケジュールです。
ブースやパネルのデザインから販促物の作成、招待状送付まで、展示会に関する業務もマーケティング課が中心となって行います。ブースの打ち合わせや展示内容の修正、メンバーに任せている業務の進捗確認などを進めます。
展示会のない普段はマーケティング業務と3Dプリント業務を半々くらいの割合で行っているので、午前中や午後の一部が顧客対応や製品の品質チェックの時間になります。
Q:カブクを志望している方に一言!
働きやすい環境です。やりたいことがある人は、提案すれば積極的に受け入れてもらえる環境があるので、ぜひ一緒に色々なことに挑戦しましょう!