初めまして。
私はJSL初の平成生まれ社員の会津と申します。
ここ最近の投稿が技術系や会社紹介のようなお硬い話題が多い、とのことでなぜか私に白羽の矢が立ちました。
堅くない話題、と言われましても正直私は文章を書くのは得意ではないので、どうしたらいいのかわかりません。
堅くない→柔らかい→…豆腐?
しかし、豆腐に関して長文を書けるほど、私は知識を持ち合わせていません…。強いていえば、紙粘土で作るには最も簡単な作品と言われている、ということくらいでしょうか。
…余談でした。
長野県民らしく(?)イナゴの話で
ここは長野県民のソウルフード…ではないですが、伝統食にもなっているイナゴについて書こうかと思います。
皆さん「イナゴ」を漢字で書くと、どういう字か知っていますか?
正解は「蝗」と書きます。
なぜ「虫」に「皇」と書くかと言いますと、昔の中国ではイナゴによる農被害は天災とされ、天災は皇帝の不徳によるものとなっていたからです。
イナゴの被害の怖いところは、他の自然現象による天災と違ってイナゴは繁殖するため、対策をしないと翌年も被害が出てしまうことでした。なお、昔の中国の文献にはイナゴの被害が多く登場するそうです。
因みに、正確に言えば中国で農被害を出していたのはイナゴではなく別の種類のバッタです。日本に「蝗」の字が伝わった時に、誤って「イナゴ」の読みが当てられてたらしいです。
日本のイナゴは中国のような大規模な農被害を出すことはないそうです。出すとしたらトノサマバッタのようです。
他にも、イナゴについて扱われた書物で有名なものは「旧約聖書」でしょうか。中国と同じく、イナゴ(バッタ)による被害は災いという扱いでした。なお、聖書では昆虫食は禁止されていますが、イナゴ(バッタ)だけは許可されていました。なぜでしょう…?
食としてのイナゴ
現代の日本ではイナゴが生息する水田が減っているため、昔ほど食べられていないようです。そもそも昔に比べ、イナゴに頼らずともタンパク質やカルシウムは簡単に摂取できます。
そのため、皆さんご存知のように市場には国産のイナゴは減り、輸入品のイナゴが増えています。産地は主に韓国や中国です。こちらは前述のバッタと違い、ちゃんとイナゴみたいです。
料理としてはやはり佃煮、甘露煮が有名ですね。私も時々家で甘露煮を食べることがあります。
他にも長野県の諏訪には「イナゴソフト」なるものがあります。簡単に言えば、ソフトクリームにイナゴが刺さってる感じです。インスタ映えしそうですね!
…個人的にはイナゴソフトよりも、愛媛県松山市にあるとんかつパフェが気になっています。
最後に
イナゴについていろいろ書きましたが、皆さん既知の情報でしたらすみません。
逆にこれをきっかけにイナゴについて調べる方は、画像に注意してください。(特にWikipedia)
誤解のないように言っておきますが、私は特別イナゴが好きなわけではなく、むしろ昆虫は苦手な方です。甘露煮は食べますが、生きているものには触れません。
このように、弊社は多少(?)ITと離れた記事を書くことも許容してくれる会社です。今回の記事で弊社に興味を持ってくれたかどうかはわかりませんが、IT以外にも話題を持っていると楽しいと思います。オススメは某機動戦士です。