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旅館で「休館日」を設けた5つの理由〜鶴巻温泉 元湯陣屋〜
鶴巻温泉元湯陣屋では旅館も従業員も週休3日を導入しております。そこで今回は、全日営業が慣習だった旅館に「休館日」を設けた理由をまとめてみます。1.お客様をフルメンバーでおもてなしできる休館日を設けることにより、営業日は常に支配人・女将を含むフルメンバーでの対応が可能となります。みんなで休んで、みんなで働くことにより、スタッフの気力・集中力もアップします!その結果、お客様を最高の状態でおもてなしできる環境を作ることができるのです。2.スタッフのモチベーションが上がる休みをしっかり取ることにより、余暇の過ごし方が変わります。前は疲れ切って一日寝ているだけだったスタッフも、習い事をしたり、家族...
従業員のマルチタスク化による4つのメリット〜鶴巻温泉 元湯陣屋 〜
ホテル・旅館の採用募集を見ると、「レストランホール」「玄関・ベルマン」「フロント」「客室係」「コールセンター」「予約・営業」「調理」「清掃」等、様々な職種をみることができます。鶴巻温泉元湯陣屋では、かつての分業制を改め、すべてのスタッフが職種に垣根をつくらず効率的に働く、「マルチタスク化」を進めました。マルチタスク化によって生まれた変化とメリットをご紹介します。1.人件費の節約 かつては料理を部屋の前まで運ぶだけの係、炭を起こすだけの係、さらには入口の陣太鼓を鳴らすだけの係までがいました。これではやはり非効率です。当時社員・アルバイト合わせて120人体制で回していましたが、マルチタスク化...
陣屋グループ 新規施設オープン! 湯村温泉 緑屋
陣屋グループでは、2023年4月1日「湯村温泉 緑屋」をグランドオープンいたしました。英国チェルシー・フラワーショーでゴールドメダルを受賞している、 世界的庭園デザイナ ー石原和幸氏が監修した緑豊かな非日常空間「ナチュラルガーデンステイ 」をコンセプトに、心と体を癒すおもてなし空間です。湯村温泉 緑屋では陣屋コネクトが開発した「モバイルコンシェルジュ」を活用し、お客様に快適な宿泊体験を提供しています。チェックインは、お客様のスマートホンで二次元バーコードを読み込み、必要情報を入力。すると自分のスマホが客室キーに早変わり。ルームオーダーや館内サービスもスマホひとつで完了します。館内は、客室...
朝2回オフィスに出勤する私。
こんにちは。陣屋コネクト採用担当の私です。朝、家を出て電車に乗って出勤する私。今日も時間に余裕をもっての出勤。(えらい!自画自賛!笑)駅から歩いてオフィスに出勤します。デスクに座ってさあメールチェックから!仕事開始!!っと危ない!遅刻するところでした! オフィスにいるのにまさかの遅刻とは悲しい。。。では、2回目の出勤。ブラウザのブックマークから「バーチャルオフィス」へおはようございます〜!!今日も皆さんお揃いですね!バーチャルオフィスは全社員が出勤しています!開発メンバー・営業メンバー・総務メンバー・取締役・・・・。 無事に出勤できてよかったです。それでは元気に仕事を始めましょう〜!(数...
実家が旅館。
実家が旅館システムエンジニア濱千代 拓也さん2020年7月入社陣屋コネクトのエンジニアチームの濱千代 拓也さん。採用担当の私が、濱千代さんと陣屋コネクトの出会いについてインタビューしました。「濱千代さんお疲れ様です。今日はよろしくお願いします。早速質問です。濱千代さんのご実家は旅館を経営されているんですか」(私)「そうです。実家が旅館です。あれ、知っていましたよね?」(濱千代さん)「ごめんなさい知っていました。宣伝用に知らないふりをしました。笑」「陣屋コネクトに転職される前は実家のお手伝いをされていたのですか」(私)「いいえ、元々Webエンジニアをしていました。実家が旅館という環境で育っ...
いま。陣屋コネクトにたどり着いた理由・・・。
私はこうして『陣屋コネクト』にたどり着きました。エグゼクティブシステムエンジニア藤井 貴啓さん2021年3月入社陣屋コネクトのエンジニアチームを引っ張るエグゼクティブシステムエンジニア 藤井 貴啓さん。採用担当の私が、藤井さんと陣屋コネクトの出会いについてインタビューしました。「藤井さんお疲れ様です。今日はインタビューにきました。早速質問です。前職では何をしていましたか」(私)「早速。面接みたいですね!笑。前職では、大手IT企業で映像配信システムの開発等を手掛けていました。大きな製品の一部を作っているだけなので、やりがいはあまり感じていませんでした。中学生の頃からプログラミングを勉強し、...
あなたの声が現場を動かす
陣屋コネクトのどのようなところに惹かれ、働こうと思いましたか?きっかけは母体の旅館、「元湯陣屋」の求人を見かけ、秦野市内に住んでいることもあり、地元でお客様をお迎えできる仕事がしたいと思い興味を持ちました。陣屋コネクトの担当になったきっかけは? また、最初はどう思いましたか?入社して数年経った頃、接客って中々ハードなところがあって、自分には難しいかなと思った時期があったんです。そんな時に先代の社長に相談したところ、陣屋コネクトの方の仕事を勧められ、やってみることにしました。普通の旅館だと接客が厳しいと「転職するしかない…」となってしまいますが、陣屋の場合はIT事業という選択肢もあるという...
テレビ朝日 サタデーステーションでディーン・フジオカさんに紹介して頂きました
休暇も増えて、給与大幅アップ… 奇跡の「働き方改革」に迫る!元湯陣屋並びに陣屋コネクトについて、ディーン・フジオカさんに取材して頂きました。借金10億、倒産寸前の旅館が復活…業界未経験の夫婦が巻き起こした改革とは?!下記から動画をご覧いただけます。https://app.box.com/s/ewkb4ceg4unbh68i7bsp2398608sywlkこのおかげで、旅館のサイトは放送中、同時アクセス3000ユーザを超える大反響となりました。陣屋コネクトのお問い合わせも多数いただきました。「経営改善したい」「働き方改革をしたい」と思っている経営者の方が多いことに、改めて気づかされました。...
旅館のIT改革に挑む陣屋コネクトの挑戦
昨今の日本ブームで海外からの訪日旅行客が大幅に増加する中、日本の地方旅館は「日本の魅力やおもてなしを体験できる絶好の場」として世界中から注目を集めています。しかし一方、特に地方の小旅館では、前時代的な経営から脱却できず、廃業に追い込まれる施設も多くあります。※施設数は過去10年で25%減少地方旅館の衰退は日本の地方文化の衰退~人材流出に繋がるため、その再生は我が国にとって最も重要な課題のひとつとなっており、政府も対策に力を入れてます。元湯陣屋も、一時は償却前利益で年間マイナス6000万円の大赤字という存続の危機に直面していましたが、 クラウド型旅館・ホテル管理システム「陣屋コネクト」を自...
元湯陣屋 再建の道のり
新宿から小田急線で約1時間。神奈川県秦野市の温泉郷、鶴巻温泉にあるのが大正7年創業の老舗旅館「陣屋」です。約100年の歴史のある陣屋ですが、2009年、3代目急逝で急遽4代目に就任した私が経営を引き継いだ当時は、10億の借金を抱え経営不振のため存続の危機に瀕していました。そんな陣屋の再建はとにかく試練の連続でした。危機的な経営状態弊社のオーナー宮﨑富夫は、元々ホンダのエンジニアとしてキャリアを積んでいました。しかし2009年、実家である旅館・陣屋のオーナーを務めていた父が他界。女将の母も入院してしまった上、リーマンショック後の売り上げ低迷などで大赤字に陥った陣屋は、負債約10億円という倒...